新羅３人衆 そして今の日本

二つ下の投稿にある「新羅３人衆」の話は、なかなか面白いです。
３人は全員がマイノリティーだと書いてあります。
そして、旧勢力の硬直した状況を脱するには、彼らマイノリティによる思い切った改革が行われ、それが功を奏したとのこと。
まるで、今の日本のようです。

まあ、鳩山さんはマイノリティではないですが。
小沢氏は元々主流派にいたと思いますが、行き詰まりを感じて党を出たのだとテレビの報道番組で解説されていました。
５５年体制のまま、自民党が居座り続ける限り、官僚主導のシステムは崩れないことをひしひしとわかっていたのでしょうね。

本来、官僚になる人は悪い人ではないと思うんです。
でも何十年もかけて出来上がったシステム、慣習というものが、かれらを悪いサイクルに巻き込むのですね。

第一次産業中心の時代から第二次産業の時代へ。そのチェンジにフィットした社会システムのまま、今の日本は抜け出すことができないでいるのですね。
第二次産業、いわゆる工業生産産業の時代から、次の新たなステージへの変化がもう２０年以上前から始まっているのです。
それは、第三次産業というワードでは十分に言い表せない、第二次産業とはちがった産業です。