TacoToma

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韓国では評判のいい「ドクター・チャンプ」①

2010-11-16 23:40:59 | 엄태웅

元気なドラマ'ドクターチャンプ'が発見した三要素

 

作家、俳優、演出者、三拍子を成し遂げた'ドクターチャンプ'

 

[OSEN=チョン・トクヒョンの四角い世界]

こんなに元気なドラマがあるだろうか。毒気のただよう台詞と誇張された設定が乱舞するこの頃のドラマの中で'ドクターチャンプ'は異例的なドラマであった。穏やかだが見る人を十分に魅了させて、淡々と話を解いていくノ・チソル作家はこの作品の最初の発見だ。 SBS特集劇'カムグンがママ'で早目にその可能性をリリースしたノ・チソル作家は'ドクターチャンプ'を通じてドラマが刺激的な設定や台詞がなくても十分に私たちの心を揺るがすことができるということを見せてくれた。

 

ノ・チソル作家が6ヶ月間密着取材したテルン選手村の各種素材はキム・ヨンウ(キム・ソヨン)とイ・ドウク(オム・テウン)が会う数多くの選手たちの話でドラマを豊富にした。 'ドクターチャンプ'はキム・ヨンウとイ・ドウク、そしてパク・ジホン(チョン・ギョウン)とカン・ヒヨン(チャ・イェリョン)が構成していく4角メローを枠組みに持っていながらも彼らが持っている職業の二つの世界、すなわちテルン選手村主治医と国家代表のディテールが生きているドラマであった。 二つの専門分野を一つの作品の中で解きほぐすことがやさしくなかったノ・チソル作家はしかしこれを立派に縫合し遂げた。

 

何よりノ・チソル作家が見せた無駄のない状況展開と台詞は、粗雑に構成された構成と蛇足のようにべたべた付けられた台詞が乱舞する昨今のいわゆるどん詰まりドラマに示唆するところが多かった。 ただ一言を投げても十分に感情が移入されるようにさせるその集中力はドラマにそんな余韻の美学まで感じるようにさせた。 また、心をときめくようにするメローが可能で、その中に暖かい人間の体温を入れることができて、また、社会的な話までその中に表わすことができたことはノ・チソル作家の次の作品をすでに期待するようにさせる最も重要な部分だ。


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