TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

「彼らが生きる世界」第3話~第6話

2010-01-04 07:43:48 | 현빈
やっぱりこの路線で視聴率を稼ぐのは無理だわ~。

ハラハラ、ドキドキとか、どうなるのかしら?とか、あのヒロインを応援したいとか、未知の世界とか、理屈なしに笑えるとか。
まあそういうのがないと、見ようとは思わないわね。

ちょうどこの4話の中で、ジュニョン(ソン・ヘギョ)が脚本家のイ・ソウに「いつも初恋の純情ばかり書いて、もう卒業しなさいよ!」みたいなことを言う。
これって、ありがちな韓国ドラマに対して、もっと違うのを作りたいという若い監督の気持ちを素直に表しているんだと思う。
でも、そこでの脚本家の切り返しが「でも純愛が視聴率を稼げるのよ」だったらつまらなかったんだけど、違っていたのが良かったとは思った。「アメリカのドラマでも、いろんな男と付き合ったあとに結局初恋の人とハッピーエンドになるのよ。」って。

そういう細かい台詞に込められた思いとかを楽しめば、面白いのかも知れない。けど・・・。

ジュニョンはやたらツンツンしてる。これは突っ張って仕事に生きて来た女性にありがちな、つまり典型的な像を表現しているのかしら?
かわいこぶりっこして、男性に助けてもらいながら生きて行くというのとは反対の。

ヒョンビンが演じるジオという役も、妙にろうたけていて、面倒見がよくて、脱・御曹司役と言われたのはワカル。
でもなあ、ドラマだから仕方が無いけど、普通の人はあんなにすらすらと気の利いた会話はしないよね。
この人物のキャラクター設定は、ドラマの狙いから見ても、非常に難しかったのではないかしら?

あまりカリスマ的な設定では、ありがちな路線に行ってしまう。しかし、あまりにも平凡な設定ではドラマにならない。いや超平凡ならドラマになるなあ。
既にヒョンビンというブランドありきだからこそ、比較的中途半端?なキャラクター設定でも成り立っている感は否めない。
一応若いのに優秀な監督で、局長や俳優、脚本家ともうまくやっていく処世術をこころえている。
それって、安心だけど面白くない。けど、突っ張っている彼女を温かく見守れる余裕がないとこのドラマは成り立たない。

ある意味、このドラマは女性視点なのかも。
仕事で頑張って、かわいく生きられない女性の願望を満足させる話なのかな?

変な感想で申し訳ないけど、こんな感じ。
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