TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

「チング、俺たちの伝説」の評論②

2009-09-03 01:52:57 | 현빈
再発見された宝石たち、ワン・ジヘとペ・グリーン
ワン・ジヘは<チング、俺たちの伝説>の友人4名中で何と三人が好きになるロマンスの核心的人物だった。もしワン・ジヘのキャラクターに説得力がなかったり、魅力がなかったり、あるいは演技が粗雑だったとすれば作品は崩壊状況になっただろう。
ワン・ジヘは自身に与えられた役割を立派に果たした。 皆が好む女なので単純に美しくてセクシーならば良いという次元ではなかった。 ワン・ジヘは本人がどうすることもできない悲劇の中に吸い込まれていきながらも、自尊感を失わないか弱いがしっかりしたキャラクターであった。
彼女の基本的な情操は痛みだった。 痛みと悲しみ、その一方で失わない意志.。こういう性格を彼女が全て表現したので三人が彼女が好きだという設定に説得力ができた。
映画<チング>で彼女のキャラクターは、ただ美貌で友人らを魅惑させるという典型的で受動的な人物だった。映画で彼女のキャラクターを有名にしたのは悩殺的に‘演劇が終ってしまった後’を呼ぶ場面とユ・オソンの‘ばたばた’暴言だった。ドラマではこの二種類でない彼女自らの悲劇的で複合的な魅力が浮び上がったしワン・ジヘはあまりにも自然にそれを消化した。
ワン・ジヘはデビューして数年になった俳優だ。だが<チング、俺たちの伝説>ではじめて深い印象を残した。世の中に存在を知らせたことを祝おう。
ワン・ジヘが‘痛み’の人物だったらペ・グリーンは‘明るさ’を表現した。彼女はイ・シオンとのあれこれ明るい恋愛遊戯で<チング、俺たちの伝説>を憂鬱さのドロ沼から救った。劇の構成上出演比重が顕著に小さかったが、その中で自身の魅力を刻印させるのに成功した。
ペ・グリーンとイ・シオンの当たり前のような演技がもし<チング、たちの伝説>でない一般的な週末ドラマから出たとすればはるかに広く知られただろう。惜しいことだ。デビュー3年目中古新人ペ・グリーンの将来を期待する。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 同感です。「チング、俺たち... | トップ | 「チング、俺たちの伝説」評論③ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

현빈」カテゴリの最新記事