ワールドカップの開幕戦、ブラジル対クロアチアを見て、ブラジルがうまいのは当然として、クロアチアもそこそこすごくて、これは甘くはないぞ、日本は決勝トーナメント進出も難しいかもと思ったのだが、それが現実になってきた。
コートジボワールの選手の身体を見た時、身長も高いし胸板は厚いしで、まさに屈強という言葉がそのまま当てはまる感じがした。そしてフランス国籍の監督のクレバーなまなざし・・・。
こういう直感というのは、恐ろしいもので、当たるのですね。案の定、小柄な香川君などは、そのテクニックを持ってしてもつぶされてしまい、彼の所でボールを奪われるのを何度も見ることになる。そして後半になると、日本のパスとその受け方はしっかり読まれて、先読みしたコートジボワールの選手が簡単にインターセプトするところを何度も見た。
ザッケローニ監督になってから、ワールドカップの予選にしろ、その他の大会や親善試合にせよ、わりとうまくいっていたことが裏目に出た感じもする。もっとボロボロな経験を重ねていたら、日本チームは全然ちがうものになっていたかも知れない。今思うと、何度も解任?の文字が躍ったトルシェ監督や、開幕するまであまり期待が高くなかった岡田監督の時の方が本大会では底力が出たように思う。まあ結果論ですが・・・。
ただ、ワールドカップへの出場が決まってから、強いチームと本気で戦える機会が少ないということは当初から危惧されていた。さあ今から選手たちはどう立て直してくるのか? 楽しみでもあるけれど、容易なことではない。というのも、あとの2チームはコートジボワールとはタイプが違う。また違った壁・課題と向き合うことになるはず。おそらく欧州でプレイしている選手が多いので、ギリシャが一番戦いやすいのではないか? 一方、コロンビアはきつい。
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