昨日は雨だったので、裏山歩きを休んで整形外科に行きました。生まれて2回目の整形外科受診です。
右膝には水がたまっていたので抜いてもらったり、右足のリハビリと言うことで、生まれて初めてリハビリ室に行きました。タカ長も年相応になってきたようです。
この本を読み始めていますが、タカ長には難しくてなかなか前に進むことが出来ていません。
本の内容を理解できていないので、気の利いた紹介は出来ませんが、タカ長が感じているのは、要するに長い目で見てモノを判断しないといけない、と言うことです。
深海の熱水が噴出しているところで、その過酷な環境に耐える微生物が生まれ、それが40億年の時間をかけて、いま私たちが見る生き物になっています。これらはDNAを遺伝子として持つ細胞からなり、どの生きものの中でもDNAは基本的に同じ働きをしていることが、最近の研究から明らかになったと言うことです。
ヒマワリもゴリラもカワセミも単細胞生物であるバクテリアも、基本的には同じと言うことだそうです。
チンパンジーとヒトは見た目は大きく違いますが、DNAで見ると1.2%違うだけ。つまり、見た目は大きく違うヒトとチンパンジーも、DNAで見ると98.8%は同じと言うことになるようです。
と言うことは、人の肌が白いとか黒いとか言う違いは、DNA的に見れば虫メガネで見ないと分からないような小さなことのようにも思えます。でも、人の世ではその違いで多くの悲劇が生まれています。
人の歳は母親の中からこの世に姿を現した日を起点にしていますが、精子と卵子が結合した日を起点にすれば280日プラスすることになります。そして父親にも母親にも同じような時の流れがあって、、、、、、、、とさかのぼって行けば生命誕生までさかのぼることが出来ます。
その論法で言うとタカ長の歳は40億と85歳と言うことになりそうです。
永い命の流れの中でホモサピエンスと言われるヒトが現れたのはつい昨日のことです。
地球上に現れたヒトはあまり強くなかったので、協力して狩猟採集生活をすることになります。協力の基本は家族でした。
私たちはそのようなDNAを受け継いでいるはずですが、今の世の中は必ずしもそのようなことになっていないこともあります。
命の流れから見ると、新参者であるヒトが勝手気ままなことをして、多くの命を奪い、地球そのものの命を脅かせているのはご存知の通りです。
そのようなことを考えながら読んでいると、なかなか前に進むことが出来ません。かなり前に買った300ページの本ですが、今やっと100ページ読み進んだだけです。中身も深くて、タカ長の頭ではスイスイ読むことが出来ないのです。
でも、色々なことを考えさせてくれるいい本であることは間違いありません。興味のある人は手に取ってみてはいかがでしょうか?
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