「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

メトロ一日券で少しケンブツ(目黒不動他)

2016-02-11 21:31:52 | 見仏(東京)
目黒不動
地蔵菩薩のお堂は、扉に
少し隙間があるので
中の様子をみることができる。
慈悲に満ちたような、そして、どこか
怖い雰囲気の地蔵菩薩(写真)。
地蔵菩薩の左は、脱衣ばあだろうか?
右は不動明王。
本堂には、これぞっという仏像はいないが、
本堂裏には露天の大日如来坐像281cm。
前に来たときに見た記憶より、大きいなという印象。
歴史を感じられるなかなかの貫禄のある仏。
現在は露天だが、江戸時代は
そうではなく、建物の中にいたようだった。

日本橋駅下車。日本橋を見てよりみち。

浅草寺
本尊は秘仏。露天の仏像はあるが、
仏像としては、このお寺は見所が無い。
休日なので人多し。さらに、
春節のこの時期、中国語が周りでとびかう。
西洋人、マレーシアなどの東南アジア系の人は
見た目で外国人というのがわかる。
パット見日本人と区別がつかない中華系は
外国人かどうか、すぐにわからない。
が、春節の時期なので、かなりの中国人は
いただろうと思う。
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東京都中央区人形町、大観音寺

2016-01-17 19:12:32 | 見仏(東京)
今日17日と11日の月二回の開帳日。

あまり前提知識なく、開帳日のお寺があるということで
出かけていった。

花崗岩の階段をのぼると、本堂が見えてきた。
本堂に入っていく人がいたので
それにならって靴を脱いで本堂の中に。

先客がひとりいた。
三十三という文字があり、
帰ってから確認したところ
江戸三十三観音札所のひとつのお寺のようだ。

堂内を見ると、
護摩をするような雰囲気に近いものがあり
密教系のお寺なのかもしれない。

1mもないくらいの立像の観音さんがいて、
鉄製のようなことが書かれてあったので
ああこれが開帳の観音さん?・・・と
数秒の間思ったが、視線を少し奥にやると
その物体に視点があってきた。
・・・
なかなか大きいお顔だけの観音さん。
厳密に言うと、首より少し下まである。
これが開帳の観音さんだった。
後で案内板とか新聞に載った記事とかを見ると
170cmの大きさ。
立像でお体が残っていたなら
7mくらいはあったのだろう。
お顔は、奈良京都鎌倉の正統派の仏像の雰囲気の
お顔ではなく、江戸っぽい雰囲気もあった。

この観音さん、神奈川の鶴岡八幡宮の敷地に
埋まっていたのだという。
(廃仏棄却の影響だろうか)
何らかの所以でこちらのお寺に
安置されるようになった。


この前の東北・関東の大震災のとき、
この観音さんの向きが動いたという。
25度も向きが変わり、正面を向かないように
なってしまったという。

開帳日には、千日行を成し遂げた僧侶による
座禅とか・・・
いろいろなイベントがあるようだ。
今日は、夕方到着のため、
もう何もないようだった。

大観音寺という名前から大観音って?
と行く前は思っていたが、なるほど、
体が残っていたら大観音。

ユニークな仏像を見れてよかった。



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根津美術館

2016-01-11 22:16:36 | 見仏(東京)
10:30頃家を出発。
新宿四丁目?から池86番系統で出発。
根津美術館を目指すため、表参道バス停で下車。
表参道とは名ばかりで、原宿駅と表参道駅の中間の昔ラフォーレがあったところあたり。

そこからけっこう歩いた。
そして、根津美術館到着。
仏像があるというふれこみだったが、
東京国立博物館の東洋館にあるような仏像だけでまあたらしいものはなく、がっかり。
根津美術館には、このとき、インド人顔の30前後くらいの若者が20~30人ほどいた。
何気に近づいてバックに書かれた文字を見ると英語でスリランカと書かれてあった。
スリランカ人なのだろう。ほぼ鼻の高い人がほとんど。インド人のイメージと変わらない。

それはともかく、この場所を後にして、大きな通りをめざす。都営バスをめざして。
青山通り。しばらく歩いて、青山学院前バス停を見つけた。
どうやら新橋のほうへ向かう路線のようだ。

バスを待ち乗車。新橋で下車。食事。アンテナショップで買い物。
今来たバス路線に乗って、途中気になっていた八幡神社の前で下車。そしてお参り。

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深川えんま堂2015.8

2015-08-16 20:28:28 | 見仏(東京)


縁日ということもあり
出かけて行った。

えんまさんの前の扉は
開いていて、
どっしりとしたお姿が
外から見れた。

堂の中に入ると、
側面と床にメルヘンチックな
ガラスばりの花の世界が広がる。
えんまさんは座像で、推定3.5m。

後方に小さいお地蔵さんがいて
手を合わせて拝んだついでに
えんまさんの腰のあたりを
触ってみた。

そしたら、コンクリート感。
なるほどと思った。見た目、
木質ではなさそうだったので。

今回、初めてえんまさんの
前の賽銭にお金を入れたら、
何事かアナウンサー的な声が
聞こえてきた。15秒ほど
のミニ法話だったような、、、。





このお寺を後にして、
深川不動のほうにも
少しお参りに行った。


今日は、父方、母方のご先祖さんの成仏を願い、
自分の生誕に関わったご先祖さんの成仏を願った。



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顔だけ上野大仏

2015-05-17 05:43:42 | 見仏(東京)
今までご縁がなかったのか、
上野大仏の敷地内に昨日初めて行った。
トーハクへ行ったついでに。

お寺という体ではなく、
敷地内には、お守りを売っていたり、
仏塔があって、その中に薬師如来がいたり、
そして、顔だけの上野大仏。
顔だけでこれだけ大きいので、
全身は大きかったはず。

関東大震災のときに焼け落ちたという
ことらしい。

お顔立ちは、江戸または昭和仏の雰囲気で
びゃくごうが大きく独特な雰囲気。
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深川不動尊2015.5

2015-05-03 18:09:59 | 見仏(東京)
少し乱れたと感じる精神を落ち着けるため、
深川不動尊へ。

ちょうど行くと、ごまの真っ最中。
あぐらをかいて、少しの間精神をおだやかに。

ごまが終わり、僧侶が、木質の不動明王の前でお経。
なにやら始まる気配。

そう、この木質の不動明王(写真)に
触ることができるのだ。
僧侶に導かれ、明王のひざ、うでをさわらせて
もらった。
決められたタイミングでしか触れないので、
ありがたい気持ちになる。

次に館内の散策へ。
2階は、88箇所めぐりのシミュレーション。
まにぐるまをぐるぐる回す。

同じく2階には、数十センチの各種仏像が展示されている。
中でも愛染明王は、女性に人気のようだ。

また同じく2階には、人間大の金々のあみださん。
六道のかけじくのかかった小部屋にいた。
なんまんだ~。

次に4階へ。こちらは大小さまざまな大日さん。
中央の大日さんを除いて、永代供養の大日さんのようだ。

中央の大日さんは、人間大の坐像で、
ちょっと変わった雰囲気の仏。
どちらかというと、人間に近いような雰囲気もある。


精神も少し整え、仏像ワンダーランド的な雰囲気を感じ、
帰路についた。

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青梅、塩船大観音

2015-04-19 18:02:07 | 見仏(東京)
青梅線河辺駅からバス。
13:10頃最寄りの塩船観音入口到着、
山の頂上に、その大きなものはいた。

目検討では、大きさは推定できず。
まあ15mほどはあるだろうか。
この手の大仏(観音)は、
歴史のあるぶつとはちょっと違う。
菩薩に現代風のアレンジが入っている。

台座のほうを触ると、鉄質な感じがする。
全般緑色。青銅かも。
まだ五年くらいの
新しいぶつなので、青銅独特の
錆感がない。装飾も少ない。

珍しいのは水瓶(すいびょう)を
下に傾けていること。
たまった水を流している感じ。
いや、水瓶でなく、
酒のとっくりのようにも見える。
酒のとっくりに入っている酒を、
仏教では酒はご法度で要らないから、
捨てているというように見える。

なぜか知らないけど、
犬を連れた参拝客が多かった。

つつじが咲き始めていた。たくさんの
丸く刈り取られたつつじを見ると、
まだ花がついていないながら、
なかなか壮観だった。

14:42のバスで河辺駅へ。帰路についた。
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3/21お彼岸の見仏

2015-03-21 18:06:29 | 見仏(東京)
慈眼山 宝泉院 真言宗
聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩20分ほど。
お彼岸の今日は、
参拝の車が多いようだった。
慈眼観音と書かれている石仏大仏。(写真)
通称、多摩大観音?
やさしい顔立ち。石の宝冠をかぶっている。
体推定4m,左わきに何か抱えている。
蓮も持っているのだが、、、。
駐車場の整理をしている人にきいたが
わからなかった。左手が浮くので強度を
つけるための物体のような気がする。




観蔵院
聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩5分ほど。
本来、こちらは予定していなかったが、
宝泉院への道の途中で、通ったので
拝観することにした。
前に来たことがあるお寺。
曹洞宗の寺院。
道元の青銅、人間大の7福神の石仏が見所。
ここも参拝の人の車が多かった。




高幡不動尊
同じ京王線という流れで、高幡不動尊へ。
本堂では、ゴマ法要が何度も行われていた。
今日はお彼岸ということもあり、
申し込みをした人でなくても参加できる。
できれば、寝そべって、
レプリカ不動明王を拝みたかったが、
ひっきりなしの法要で、そういう間はなかった。
法要の最後に
住職のえらい人らしき人の話も少しあったりした。
(法話という感じではなかったが)。
ひとりの赤ちゃんが、泣き出していたが、
住職の頭をなでるためのほうきのようなもので、
その赤ちゃんの頭をなでると、
赤ちゃんは何事かと振り返り、
なぜか泣き止んでいた。プチおもしろかった。
ゴマ法要に、日本人の友人とつれられて、
金髪女性が厄除けだろうか、参加していた。
興味深かった。

今日は、お彼岸でもあるし、北殿の有料の
レプリカでない不動明王を見ることにした。
お彼岸なので、特別に、お坊さんが解説を
していただいていた。
不動明王は、285cm座像。
お坊さんの話しによれば、
立ったら5mくらいだろうと言っていた。
脇時を含めた三像とも木製。
特に、不動明王の場合、
木製というと意外に思われるらしい。
青銅か何かと思われるらしい。
平安時代の仏で、京都で修理をしていた
とは言っていたが、
それでも、わりと肌質はよい。
当初は、色鮮やかに塗られていたというが、
今は、ゴマのすすがかぶって、お体全体が
黒々としている。
レプリカのほうが大きさ的には
小さいらしい。
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小田急バス1日乗車券で見仏、世田谷観音寺他

2015-02-15 22:11:52 | 見仏(東京)
路線バスの旅番組に感化され、
バスを使って、見仏に出かけることにした。

今回は、小田急バスの1日乗車券をつかって
ぶらりすることにした。

前日に行く予定だったお寺が、小田急路線外で
あることに気づいたが、とりあえず小田急を使ってみた。

吉祥寺からバスに乗り込み、乗車時に1日乗車券の申請。
パスモにその旨の記録がされた。はずだった。
後で、ちょっとめんどうなことに・・・。

吉祥寺駅から、調布駅で下車。次は適当に、
渋谷方面向けで出発して、途中下車のつもり。
調布駅バス停で、1日乗車券で乗り込んだはずが、
なんと1日乗車券の情報がパスモに記録されて
いなかった。・・・ガーン。

運転手に状況を説明して、運転手は事務所に
連絡。そして、吉祥寺からの乗車分、
調布から乗ったときにひかれた分440円を
払い戻してもらった。その後改めて、
1日乗車券の代金510円が引かれた。
大事にいたらずにほっとした。

さあ、気を取り直し、バス再出発。
狛江駅前で下車。
狛江駅に来たのははじめて。
近くに泉竜寺というお寺があった。
行ってみることにした。

まあ、割と敷地も広いし、
それなりの雰囲気はあるのだが、
ケンブツにはふさわしくないお寺である
ことに気づく。本堂は、きっと何か
いるはずと思って見ようとしたが、
入り口は閉まっているし、ガラス戸が
すりガラス。結局見えずじまい。

やっぱり、飛び込みでケンブツを
期待するほうが悪いのだろう。

次に狛江駅前を出発して、特にあてなくバスに
乗っていたが、バス内でお寺のアナウンス。
これだと思い下車。
千住院というお寺へ。
ここも本堂が閉じられて見えない。
真新しい6角堂(8角堂?)の中のほうを
見ることにした。すると、遠めに小ぶりな
真新しい木肌の千手観音。
うーん。正直、物足りない。

再度、バスで出発。気まぐれに、
三軒茶屋で下車することにした。
バス乗車中、スマホを見ていたら、
気分が悪くなった。バス酔い。
本とか、スマホとか見ると、
どうしてもバスでは酔ってしまう。

三軒茶屋で、あまり動きまわることもできず
酔いをさますために休憩。

休憩しながらネットで検索してみた。
三軒茶屋、仏像というキーワード。
そしたら、なかなかいけてそうなお寺を
見つけた。世田谷観音寺。
小田急バスで行けるかなと考え、バス停を探す。
見つかったものの、東急バスであることに気づく。
それほど離れてもいなさそうだし、
歩くことにした。
バス停3つ分くらいの距離。

世田谷観音寺着。
石仏もちらほらあるし、
建物もユニークだった。
仁王門の仁王は、平安時代作という
ことで、歴史を感じる。
変わった建物の中のほうを覗くと、
8体くらいの羅漢さん。
なかなか味がある。正面には、
これは新し目の金ぱくのアミダ様。

次に本堂へ。行くと、受験生と
その親らしき女性が出てきた。
どうも自由に中に入れるようだ。
入ってみると、正面には何観音だろう?
という風変わりな観音様。
その両脇には日光月光。けっこう古い。
その他、小ぶりな仏もいたが、
少しびっくりしたのは、
キリスト教のマリア像似の観音様。
木製ではなさそう。
仏教という枠の中に、まさか、
キリスト教のマリア像似の観音様
がいるとは、、、。

この寺の拝観を終え、再び来た方面へと
バスに乗り込んだ。

今回、計画性もなくケンブツ目的で、
ぶらりするのは、よろしくない
という印象が残った。
もっと計画的に事前調査が
ケンブツには必要だ。


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護国寺、月のご開帳

2015-01-18 20:02:08 | 見仏(東京)
本尊の如意輪観音が見れる今日の開帳日。

本堂正面の扉が開いている。
右手をほほに添えている如意輪観音がそこに。

ちょっと遠めなので、お顔がよく見えない。
というか顔のパーツがなぜかよく見えない。
もしかして、
顔のパーツがほんとうにないのかもと思った。
作成途中の仏の可能性もある。

自分の主観だが、秘仏のような
常に公開されていない仏は、
何かしら訳ありだったりするのかも。

次回、もしご開帳の日に来たら、
双眼鏡を持ってきておきたいと思う。

ケンブツは、たまに遠めでよく見えないという
こともある。
ケンブツには双眼鏡は必須なのかなとも思う。

この本堂にはこぶりな三十三身仏もいるが、
やはり遠めなので、よく見えない。
双眼鏡は必要だ。

この本堂には、他に、推定3mの両目を開けた
立像不動明王。
小ぶりなけっこう古そうな四天王王。
そして、間近で見れる茶色っぽい
肌の観音様などなど、なかなか見所がある。

おりをみて、また来たいと思うお寺だった。




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