「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

西国三十三観音巡り12日目、松尾寺

2022-09-23 15:32:23 | 巡礼西国33
成相寺を済ませたあと、以下のような日程。
12:16天橋立駅電車乗車、電車乗り継ぎ
13:44松尾寺駅着、松尾寺に向け徒歩で出発
14:40松尾寺(まつおのてら)に到着
15:50松尾寺を徒歩で出発し、松尾寺駅到着

乗り継ぎで田舎は時間がかかってしまう。電車は1時間1本くらいでタイムロス。

当初、松尾寺へは駅からタクシーも検討した。行きは上り坂ぽかったので特にそう感じたが、徒歩にした。
松尾寺駅から徒歩50分。
まだ暑い時期なので、汗をけっこうかく。参拝者は、車で来る人が多い。
近県の人が多かったが、それなりに遠くから来た人もいたようだった。徒歩は、帰路中にすれちがった若者。
同じタイミングで出発した男性2人組、あと女性1人だけだったと思う。

仏像:人間ほどに大きい馬頭観音。やや暗めながら迫力感じられた。

今回のスケジュールは、天橋立近辺で宿泊し、朝早くから、成相寺、松尾寺をまわり、夜に大阪に入るというものであった。
しかし、成相寺へ向かうリフトまたはケーブルカーは9時からと思いの他遅く、天橋立近辺で宿泊する必然性はなかった。
大阪から早朝出発し、夜に大阪に入るというスケジュールでもよかった。

地理的にやや難所の今日の2つのお寺の巡礼が終わり、
あとは、残る1つ、大阪の勝尾寺。
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西国三十三観音巡り12日目、成相寺

2022-09-23 10:02:19 | 巡礼西国33
いよいよ西国33のフィナーレへ向けた巡礼が始まった。

成相寺(なりあいじ)は、天橋立対岸の近くの山のほうにある。通常、ケーブルまたはリフトで上り、そこから小さいバスでお寺まで。
徒歩でも行けるんだろうとは思う。
次のようなタイムテーブルで移動した。
前日。
天橋立駅近くの港から観光船で最終17時に乗車。天橋立の対岸まで。切符は片道700円だが、
以下のセット料金で2000円で購入。
観光船片道700円、ケーブルカー・リフト往復680円、成相寺行き登山バス往復720円、成相寺入山料400円。
500円ほどお得になった。

当日、宿泊場所から。
09:00リフトケーブル乗車(朝一番の便)
09:30登山バス(朝一番の便)
10:00帰り登山バス
次の松尾寺へ向けて、
11:06路線バス天橋立駅まで
12:16天橋立駅電車乗車


このお寺の由来。
修行中の僧侶が飢餓寸前、鹿が倒れていたのを見つけ、足の部分を食べた。飢えることはなく命が助かった。
すると観音さんの足の部分が朽ち落ちて削れてしまっていたのが後でわかる。
観音さんが身代わりとなってこの僧侶に食をほどこしたということになる。
その後朽ち落ちた観音さんの足を簡易に治したところ、元通りのきれいな状態にもどったという。

仏像のほうであるが・・・
灯籠を持った緑と青の鬼、いままでで見た中でいちばん大きいこの種の鬼。
地蔵菩薩、千手もそこそこ大きい。本尊はこぶりでよく見えない聖観音。
西国は仏像の格が他の巡礼より確実にあると思う。見ごたえがそれなりにある。
このお寺もそう言える。

余談で、宿泊した民宿の話。
トイレが部屋にないのはいいが、部屋が臭い。トイレの尿の臭いが木の部分に染み込んだような臭い。部屋の一角にかつてはトイレだったと想像される箇所がある。今はふさいでいる雰囲気。臭いは、部屋全体に広がっているという感じ。夜中じゅう、気になってよく寝れなかった。ペット同伴可の民宿なのでペットの尿が臭さの原因かも。これで4400円はきつい。
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