上野の森美術館で開催中の「モネ 連作の情景」展に行きました。
◆紅葉も少し残る上野の森美術館
モネ単独の展覧会に行くのはは2014年の「モネ、風景を見る眼」展、2015年の「モネ展」以来です。
印象派展以前の作品から晩年の「睡蓮」の連作までとてもうまく構成してあり、各国の美術館から選んだ作品も非常によく考えられていると思いました。作品は全てモネの油彩画で素描や彫刻は無し。関連する他の画家の作品もありません。モネ好きにはたまらないでしょう。
◆ルーヴル河岸(1867頃)
◆ヴェトゥイユの春(1880)
◆ジヴェルニーの積み藁(1884)
◆ジヴェルニーの風景、雪の効果(1886)
別々の美術館から貸し出された「クルーズ渓谷」「ウォータールー橋」「積み藁」などの連作の対比は特に印象的でした。
◆ウォータールー橋、曇り(1900)
◆ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ(1904)
◆ウォータールー橋、ロンドン、日没(1904)
今回は11:30~の日時指定枠で入場しましたが入り口には長蛇の列で会場内もかなりの混雑。モネはちょっと離れても見たくなるのですがほとんど人の頭ばかり。ミュージアムショップは別会場で待ち時間20分の案内板を見てあきらめました。それがちょっと残念。
◆一部撮影可です
モネ展の後は近くの上野東照宮付近を散策。都心とは思えない静かでほっとできるところでした。
◆水舎門
◆大きなイチョウの樹
(2023.12.18)