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SUZUKI APV インドネシア自動車事情
バリ島の道を走るとやたら目につく車がSUZUKI APVです。
写真を見てもらうとわかるようにN―BOXを一回り大きくしたような車ですがやたら走ってます、僕達のサーフガイドのAWANもやたら欲しがっていて、いつ買ってくれるの いついつ って アハハ(^^)悪気はないのよ。
代わりに全く見当たらない車は、トヨタハイエース 我らがハイエースは1台もみかけません(ワイドハイエースは別 人間を運ぶバスとして動きまわっておりました それとて4型が主流ですから)原因は燃料が軽油のメリットが全くないことらしい。あと価格ですね。インドネシア人の平均月収は円換算で2万円くらい。するってえと、車1台200万円としたら8年間飲まず食わずでやっと買えるわけ。俺達日本人にしたらBMWよりもベンツよりも限りなくフェラーリに近い。車の最低価格がフェラーリですよ、そんな国で中古車でもクソ高いハイエースは必要ないか、ライバル車のキャラバンも走ってない。そもそもラインナップに中がらんどうで400万円のSGLなんていかに耐久性が高くっても、欲しくねーわけだよな、そういやハイブリッドもみかけません、燃費なんか良くなくってもいいのね(まあインドネシアは産油国だし)1L80円位だし。
そこ行くとバイクは年収よりも安いので、これが我々にとっての自動車に当たるみたいです。だから、おにのように走ってる、そんでもってありとあらゆるものをバイクに積んで運搬しています。写真撮れませんでしたがロングボード3枚あたまのうえに積んで片手で運転している人がいました、かなりな力技。
さてじゃあディーラー周りしましょうか ってことで、行ってまいりましたインドネシアディーラー周り。
まずバリアンの帰りに訪れたのがSUZUKIのディーラーです
日本のスズキって-と 親しみやすい作りでアリーナ店とかでもこじんまりとした作りなのに、なんと立派な建物、雰囲気レクサス う~んまあそこまでは行かないけど、日本のスズキダイハツとは明らかにちゃいますな。広々としたエントランスから入ると、中にはお客は全然いません。ディーラーの隅っこに子どもの遊ぶスペースが作ってあるけど、殆ど使われた形跡なし。だってええ値段高すぎるよね、車の。日本みたいになんか景品もらえるから、お父さん散歩ついでに行ってこよう。って感じではありません(日本のベンツとかもそうだよな)
受付に「APVのカタログとプライス・リストほしいんだけど」って当然英語で言うと。あたふたと若い受付のスタッフが奥に入っていって、しばらくして出てきたのはちょっと年配のお姉さん。営業のス-パーバイザーッて感じでこの人が英語一番できる人らしいんですが、全然喋れへん。ガイドのアワン君も驚いてました。このお店英語喋れる人全然いない!!ってしゃーないのでAWANのインドネシア語の通訳交えて値段交渉。いきなり25%引きが出てきたのには驚いた。大体の価格が180万円(円換算 銀行間レート 1円=108ルピア)なので これは45万引き えーーーー∑(゜Д゜)ガーンそら引きすぎだろ。まあ車内はシンプルな作りでインパネとかもあっさりなんで、そんなにお金かかってないよね。ふううんそうかあとスペック確認。1.5L直エンジン4気筒ねあーFRかあ残念だなあFRだと雪道はしれないよ。そうなんですかあっていう営業に、あのねバリには雪ないよって突っ込んでよと。
試乗車はノンアベイラブルってことで実車を見に屋上のカープールに行きます。まあシートアレンジもそこそこ多彩で、丈夫そうな作りに、ロードクリアランスも大きく、インドネシアで売れるのは納得の作りだな。Awan君はディーラー初めて訪れたみたいで、ちょっと緊張気味。
車
見終わって降りてきたら受付の女の子たちが集まってきてスマホでオイラたちの写真をパシャパシャ取り出す
↑やる気の意味を聞いたところ
日本人がここのディーラー訪れるのは珍しいらしい。そらそうだな観光地からかなり離れてるからね。そんで従業員の袖口に 「やる気」と日本語で刺繍があるのが面白かったですわ。
次の日スズキ以外も回ろうぜってことになりました
まず入ったのが HONDA
「スラマッシアン ナマサヤ HONDA」 こんにちは 僕の名前は本田です
↑ 受けましたわ、信じてたねみんな そらそうだ
ところがここがバイクのディーラーで、庶民の方がいっぱいおられました。う~んまあなあ と思ったら英語スタッフで出てきたのが、この文の先頭にいる娘!!無茶苦茶スタイルよくってキャワイイ てか美人であいそええの に日本でもこういう営業の娘いねーかな、バイクの5台ほど買うんですが(〃'∇'〃)ゝエヘヘしょうがないのでBigBike(750CC)のカタログもらって一緒に写真撮ってきましたが。
しかし平均月収2万円の国で150万円のバイク買える人っていうのはほんまの超お金持ちですね。あ庶民の方たちは当然18万円くらいの100CCのバイク買いに来てるんですよ。
さあ気を取り直して向かいにあるトヨタにε=ε=ヘ(;゜∇゜)ノ ゴー この交差点がかなり混んでおりまして、さすがに渡るの躊躇しましたがアワンは平然とスイスイ渡っていきます。う~んオイラもここに住んだらこんなふうになるのかしら?
トヨタではキジャン(これまた東南アジア仕様の車なんですわ)見るつもりだったんだけど。うちはキジャン扱ってないよってケンモホロロの対応。別のお店に移動しますキジャンはかなり高くて(てか今のキジャンはオデッセイを一回り大きくしたような車です)
新たにキジャン扱っているディーラーに行きましたが、キジャンは340万円くらいと現実的な価格ではありません、英語スタッフもいましたが写真撮る価値なし 次行こ
再度スズキ訪問 今度はデンパサール店 ナマサヤ スズキ 私の名前はスズキです
コレまた受けたわ このお店もあっさり 25%引きを提示してきましたね。収得税とかはなくて、ほぼ車両価格で手に入るみたいですね。納期はラグザリー(ラグジュアリーをこう発音してたなあ)の黒は即納白は一ヶ月待ちみたいですね。インドネシア生産で、荷積みしてくるわけじゃないのに結構人気ですな。
ご満悦AWAN
あっさりインパネAPV
胸にやる気 こっちはローマ字入り
商談中