そこはかとな紀

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HIACE テールランプ 交換 4型純正に サイドウインドウ交換はやめました 

2014-01-25 22:59:56 | ハイエース

 本家Wedsite ハイエースでちょっといじってある車ならまず交換してあるのがテールランプですわ・・・。当然のことながら人気のハイエース、色んなタイプのテールランプがキラ星のごとく存在するんですわ。しかしこれがなかなかの曲者で、紫外線で 白変したり雨水が内部に浸透したりとこれまたいろいろあるみたいなんです。その点トヨタ純正ならあーんしん ってこって。期待のLEDにならなかったのは残念でしたが、マルチリフレクターっぽいテールランプが結構綺麗です。なんていいながらカタログだけ見て実物見ずに注文したんですが (⌒▽⌒)アハハ!。 ところがポン付けでつくと思ったら甘かった、3型と4型では中のコネクタの形状が違うんですわ。だからつかない Σ( ̄Д ̄;)がーんっ! あコネクタといってもバルブ(球)とレンズの装着部部の形状が違うんですわ!なんでこんなもん違うねん!と思ってたらコネクタのパーツを比べてみてわかりました、ウインカー球に関してはゴムのパッキンが噛ませてあって、背面もゴムがかぶせてありました。トヨタさすがにちょこちょこ改良してますよね。(゜-゜;)ウーンおかげでハーネス代3000円余計にかかったわ トータル 33000円 たけーなあ (# ̄З ̄) ブツブツ

 

 

くり抜きサイドウインドウに替えるならば 中古パーツが出まわるのを待つべきでしょうねえ。(あれはつける価値がありますわねえ)

Before

After

え?どこが違うねんて? それを言われると辛い …c(゜^ ゜ ;)ウーン 

トヨタもケチケチせんと技術を小出しするなよな 次のモデルチェンジまでLEDはお預けですね

これが形状が違うんですわ 下が3型上が4型

  ちなみに4型から採用のくり抜きサイドウインドウは パーツ代約14万 装着 2万 (片っぽだけですよ!) たけーなあもう 

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新酒を味見

2014-01-12 20:50:47 | 料理

今年の新酒を味見
つまみはマスカルポーネチーズとイカナゴの釘煮
ミスマッチのようですが
良いんです
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海賊とよばれた男 百田尚樹 

2014-01-12 08:46:11 | 書評

 話題の本 購入して読みました← おまけに単行本重かった (^_^;)

さて内容ですが 一応面白く一気に読めました日章丸事件なんか私もこの本で初めて知った事象ですし、世界に日本の気骨を示した素晴らしい事象だったと思うのです。

 しかし( ̄~ ̄;) ウーン、なんか切り込みが甘く平板な語り口は期待を裏切りました。なんか出光興産の社史読まされてるみたいで。もっと出光佐三の心理描写や決断に至る過程、その背後関係なども描きこんで欲しかったな。あたかも偶然が重なって危機を乗り越え続けているような印象はかえって白ける。永遠の0 や 風の中のマリア のような内容を期待すると 残念な結果に 

おすすめ度 ★★  文庫になるまで待ったらよかった (ノ_-;)ハア…

 

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県庁おもてなし課 

2014-01-07 22:16:36 | 書評

あの「阪急電車」「空飛ぶ広報室」の有川浩の作品であります。

読み進めるほどにグイグイストーリーに引き込まれる手練のストーリーテラーはいつもどおりですが

高知県が舞台のこの話、読むうちに高知だけの話じゃないなと思えるのです。というのはこの本は高知県に実在するおもてなし課が舞台の話なんですが。高知県の観光誘致のため東奔西走四苦八苦するというストーリーです。

 この本の眼目の一つは高知ほ豊かな自然を持っているが、その貴重さに地元の人は地元ゆえに気が付かず自分たちの環境の素晴らしさを知らないし活用してないというのです。確かに高知はサーフィンでも世界的に有名だし、釣りでも素晴らしい、四万十のカヌーやパラセーリングでも日本有数のスポットを抱えているらしい。また馬路村など村おこしに成功した全国的に有名な山村があるなど言われてみれば納得だ。

 しかし読んでるうちに これって高知に限った話じゃないんじゃない?って思えるのです

福井だって石川だって滋賀だって(月曜から夜ふかしで行きたい県ワースト2(⌒▽⌒)アハハ!)実は自分たちの持ってるものに気が付かないだけなのかもしれませんね。福井なんか釣りや波乗りスノーボードしてたらもっと楽しい土地なのになあ・・・。

 後日映画も鑑賞しましたが これは臭い演技でお約束だらけのシナリオ おまけに原作の良い所をスポイルしてる最悪の演出でした。 終了

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永遠の0 軍首脳部はなぜ特攻を選んだのか?特攻しかなかったのか? 追加

2014-01-04 20:35:33 | 歴史

 なぜ特攻を選んだのか? 特攻しかなかったのか?

まだ誘導弾やホーミングミサイル等の技術が殆どなかった第二次世界大戦の時点では人間が爆弾とともに的に突入する特攻攻撃は一見かなり命中率を上げて相当有効な攻撃方法に思えます。ところが永遠の0にも描かれているようにVT信管や圧倒的物量差も相まって実は特攻の成功率は我々が考えるよりも低かったのです。ウィキ参照 言いにくいことですが、多くの特攻はほとんどが戦果も挙げられずただ散っていってしまったわけなんです。ウィキペディアにあるように特攻で沈んだ正規空母は1隻もありません。軍首脳部は対戦果比率(て言うのかどうかわかんないですが)を計算することもなく特攻を命じ若者たちを出撃させ続けていたわけなんです。(なんか親方日の丸の特殊法人や現在の公共機関が対投資比率を無視して業務を遂行しているのを彷彿とさせるなあ)軍首脳部がなぜこの選択をしたのかというと、この特攻が実に高い成功率を上げた攻撃があるのです。それは最初の特攻 フィリピンでの関大尉率いる敷島隊の戦果だけが異常に突出して高いのです、護衛空母撃沈←正規空母とは比べ物のできない貨物船などの改装ですが これは最初の特攻だったことにより米軍が対策をしていなかったことを差っ引いても悪魔が微笑んだと言わんばかりの高い突入率と戦果を上げているのです。この一事を持ってして軍が特攻へと大きく舵を切るわけなんです。

 ところで原作 永遠の0にも触れられていませんが 10死0生 の特攻よりも 生還確率が高く、なおかつ 効果的な攻撃があるのです。 スキップボミング 反跳爆撃とよばれる攻撃方法がそれです。以下の動画は実はダムバスターと呼ばれる特殊な爆弾を利用したものですが、原理は一緒です。機を水面上数十メートルで敵艦に向かって水平飛行させ、爆弾を敵艦の手前の海面に投弾すると爆弾は、幼いころにやった水切り遊びの要領で敵艦に向かって水面をぴょんぴょん飛んで行くというものなんです。

【ストライクウィッチーズ2】反跳爆弾【スキップボミング】

これは雷撃(まず航空魚雷が高価な上に技術的にも敷居が高いあのドイツ空軍ですら日本海軍から技術導入をしようとした)や急降下爆撃(特殊な訓練とダイブブレーキや投弾装置が必須)のような特殊な機材と訓練を必要とせず、特攻とほぼ同程度の効果を発揮できる攻撃方法なのです。もちろん攻撃後機体は敵艦の上を通過するわけですから猛烈な弾幕をくぐるわけで 撃墜される可能性も高いわけなのですが、九死一生の作戦は 10死0生とは大違いなわけなんです。航空隊員への心理的プレッシやーは全然違ったと思うのですが・・・。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー追記 攻撃方法比較

  機材  乗員養成  効果  被弾率 の点から雷撃・水平爆撃・急降下爆撃・スキップボミング・特攻について比較してみました

<雷撃>    機材の点では 一番難易度が高い専用機に魚雷 特に航空魚雷が高価な上に開発も困難であります。 乗員養成は 中 効果の面では、敵艦の水面下に穴を開けられるので最も効果的。被弾率は雷撃の前に低空を水平飛行するなおかつ攻撃後も敵艦の上を低空で通過するので危険度も高い。 ハイリスク ハイプライス ハイリターン

<水平爆撃> 機材の点では 普通の爆撃機及び雷撃機でも可能(あのミッドウェー海戦でも爆弾から雷撃への転換が一応可能だったから攻撃隊がすぐ発艦できなかったわけですよね) 最も手軽な方法と言えますこれができない攻撃機は存在しません。場合によっては戦闘機に爆装しても可能です(本来ゼロ戦はこのため爆装可能に作られていたわけです) 乗員養成も中効果の面では、割と高空から投弾するためピンポイントで当てるのはかなり難しい。被弾率も雷劇よりはマシ  ミドルリスク・ロープライス・ローリターン  

<急降下爆撃> 機材の点では 専用機が必要 急降下を行うと 自転車が坂を下るように際限なく機のスピードが上がってしまい最後は空中分解か引き起こしができずに地上に激突! 当然そうなっては意味が無いのでダイブブレーキと呼ばれる空気抵抗でスピードを抑制する装置に、専用の投弾装置(映画の中にも出てきましたが)プロペラに当たらないように爆弾を投下する装置が必要です。当然乗員養成も困難 効果の面ではピンポイントで目標を狙えるので極めて効果的。被弾率は前記の2方法に比べるとマシです。ドイツ空軍はこれを得意とし雷撃を軽視していました「直接的に当てられるのになんで手前の海面に魚雷を捨てないといけないんだ?」と言ったとか言わないとか 挙句の果てに 4発重爆にすら急降下爆撃を要求しついにまともな戦略爆撃機を一番必要とされる時期に登場されられなかったとかHe177参照 ミドルリスク ハイプライス ハイリターン

<特攻>   機材の点では 何でもいい 練習機や果てはグライダーまで使おうとしたのですから 効果は あまり期待できないその上最も貴重なもの 時間とお金をかけて養成したパイロットを確実に消耗するという点が、実はハイプライス アメリカの人命尊重というのも心情だけではなく、裏にはビジネスライクな計算があるわけなのです。アメリカがB29で日本空襲を行った時サイパン島の基地から日本に至る航路の下にはおびただしい潜水艦を配置して、機体にはゴムボートサバイバルキット食料を積み、乗務員の生還のために打てるだけの手をうったのとは大違いなわけなんです  ハイリスク ハイプライス ローリターン 

<スキップボミング> 機材の点では水平爆撃が行える機体ならなんでも良い つまりはゼロ戦のような戦闘機でも可。養成も中雷撃や急降下爆撃に比べるとはるかに容易、効果も貨物船などに対しては恐ろしい威力を発揮します。被弾率は雷撃なみ

よってミドルリスク ロープライス ミドルリターン

よって日本軍がもっとこの方法に着目すれば と忸怩たる思いがするのは私だけではないでしょう。

どんな理由をつけようとも人命軽視の作戦を発動し 後にルーチンワーク化してしまった軍首脳部の責任は逃れられないと思うのです。

 

 

 

 

 

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「映画」永遠の0 

2014-01-04 17:08:46 | 映画

 いきなりですが超おすすめ ★★★★★ 星5つです

 原作も今や300万部越えの大ベストセラーですから 内容は最高 当然私も読みました

今回の映画は原作の良さをスポイルせずに、別の良さを醸しだしたいい映画に仕上がってますね。だいたい人気コミックや小説が映画化されると、残念な結果に終わることが多いのですが、今回はその稀有な例一つではないでしょうか?

 

実は年末に 同じ東宝の 聯合艦隊司令長官山本五十六 (昭和56年版)やその他空戦もの多数を鑑賞したのだが この33年間の映画技術の進歩(特にCG)は素晴らしく、まさしく実写のような飛行シーンの迫力には気圧されてしまいます。だいたいゼロ戦の塗装が無茶苦茶で間違いだらけなのです。たとえばスピナー(プロペラの中心のでっかい出っ張り)が黄色に塗ってあるのです、あんな塗装ありえへんのですが。 しかしそれだけではなく、小道具や衣装、バラック建てのボロ小屋から景浦の居室に至るまで細やかな考証が行き届いた映画となっていますね。これはまあ高度経済成長期に制作された映画と比べるのが間違っているのかもしれませんが、説明的なくさいセリフもないし、白ける演技もないし、とことんこだわってリアリティのある映画に仕上がっているなあと、私ごときが言っても何の足しにもなりませんが・・・(一応歴史マニア&軍事オタクのはしくれのつもり(*^.^*)エヘッ)。

 この映画があの戦争に関わった方たちがまだご存命のうちにできたのが何よりですよね。(劇場には結構年配の方たちが来られてました)作中の大石同様海軍航空隊を志願し特攻出撃5日前に終戦を迎えた父にも見せたかったです(ちなみに父はもう乗る飛行機がなく震洋と呼ばれた特攻モーターボートでしたが) CG技術の進歩がギリギリで間に合ったなあと、この小説が昭和50年台にかかれていて同じ東宝の手で映画化されてたとしてもこんな名画にはならなかったのでは あ、スイマセンすごい失礼なこと言いました←確信犯ですが。と言うのも実際この33年間で進歩したのは映画作製の技術だけではなく、映画鑑賞する我々の方も実は成熟した市場を形成したのではないのでしょうか?受け手に違いが分かるそんなニーズが無ければ、そのような映画は制作されません。まさしく今の日本は文化的にも成熟期をむかえて宮部久蔵がまさしく「そんな国になるといいですね」と言った国になりました。そのことがこの映画を生み出しているわけなんですね ( ̄~ ̄;) ウーン深いなこれ

まあもっともこれだけのベストセラーが原作の本作はヽ(__ __ヽ)コケッ!!ようったってこけない大当たり間違いなしの作品ですが2006年の原作が2013年に映画化されたのは ハイその通り!夏に ジブリの風立ちぬがあったからなんですよね。近年の膨大な制作費のかかる映画は激しく投資活動ですから。

 いやー赤城が凄いんです、特に航跡引いて航行するシーン、後でネットで調べたら実際の護衛艦の航跡を使用しているのが判明。そうですよね水とか雲の描写はやはりCGだけでは難しいのですよね。これほんとすごい、いや昭和56年の聯合艦隊の映像もええんですよそれはそれで、味があるってのか。…c(゜^ ゜ ;)ウーン

しかしミッドウェー作戦の時の赤城は甲板にでっかく日の丸を描いていたのに対し、宮部久蔵が特攻時に大石と取り替えた期待は日の丸の白フチを濃緑色で塗りつぶしてありましたね。あれは敗色濃厚となった日本軍が白フチすら目立つというので塗ってあるのです。

 また最後に米兵たちが叫んでいたマジックヒューズってのは 実はVT信管という米軍の機密兵器の一つで小説版には登場するのですが、日米の技術差を示す良い指標でしょう。詳しくはウィキペディア見てね↑リンク 早い話がアメリカは銃弾の一発一発にレーダーを搭載させた訳。ところが日本に至ってはレーダーどころか戦争後半になっても戦闘機同士の無線通信すらままならない状態なわけです、映画の中にもそのシーンは何度も出てきましたが(ちなみに56年の聯合艦隊では真珠湾攻撃の時から無線使いまくりでしたε= (´∞` ) ハァー)。兵器の性能の足りない分は精神力で補えってか?このあたりの体質は選択教科だの道徳だのゆとりの時間だの適当に新しい教科を創出させて予算を一円も付けずに 現場に即して何とかしなさいって言い放った 文部科学省と悲しいかな体質的に一緒なんだよなこれが。

 彼我の経済力科学力がこれだけ差があるのを別にしても 中国と終りが見えない泥沼の戦争を続けながら米英と開戦に踏み切った当時の日本の戦争指導者は一体何を考えていたのか理解でき無いのです。わずか40年前の日露戦争で彼我の国力差を冷静に分析し戦争終結を常に視野に入れて作戦と外交を進めていた同じ国とは全く思えないのです。(ノ_-;)ハア…

 

 

 

 

 

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