万城目学 さんの鴨川ホルモー 読んで (小説) 読んで(コミック) 見ました(映画)
壮大な法螺話 いや~これがデビュー作なんだけどなんか自分の学生時代とかとオーバーラップするよねええ(って京都じゃないけど)そもそもこのホルモーっていうことを バカバカしいッて思ってしまうか フンフンフンと入り込めるかが境目。でコミックや映画は実はネットの評判はあまり良くないんですが、いやこの式神たちを映像化するのはある意味エライ。自分の想像力以上によく動く アハハ いいんですよそんな大した期待してないから。コミックも映画も楽しかったし映画は笑いながら見れましたDVDね 結局万城目ワールドに入り込めるかどうかの違いだよな
久々にハマった本 生命40億年全史 単なる科学的な歴史に留まらずまるで小説のように面白く読めます。偶然か、著者リチャード・フォーティは以前読んだ「三葉虫の秘密」の著者です おまけに 原書の題は LIFE これまた先日見た映画と同じ題でした 激しくおすすめ★★★★★
今年のスノーボードのシーズンは終わりました でもこの期に及んで眼から鱗の本を発見!トマムのティールームに置いてあった当書を即アマゾンで注文(ベンリー!!)この本は他のスノーボードの本にはない本当に科学的なアプローチのスノーボード上達のための本です。
理論無しでただ滑ってるだけでは絶対に上達しないのは高根師匠のコーチで実感した私ですが、この本は実に理論的でフォームやカービング ジャンプの踏切 フリースタイルがソフトブーツなわけからバインの調整にバックカントリーまで なるほど~~~と納得の書です まあある意味そこまで考えるかーーと突っ込みどころ満載でも有りますが 逆になんでこうすると安定するんやろとか経験的には知ってても理論を知らなかったり。逆に間違って理解してたりしたところがわかって ホント勉強になったわ。中でもバックサイドターンとフロント・サイドターンの違いが重心と膝エッジングの関係で実に理論的に解説されてたところが凄かったね。
以前読んだロードバイクの科学とアプローチが似てるねえと思ったらどちらも著者がホンダのエンジニアの方でした
いやあ~ホンダって余暇でもこんだけ充実した人生送っておられるエンジニアが多数おられるのですねって逆に感心。
こちらも同著者の用具ワクシング編ですが板の構造や効果的なワクシング メンテナンス や滑りについても深い洞察のある良書合わせて読んでます
話題の本 購入して読みました← おまけに単行本重かった (^_^;)
さて内容ですが 一応面白く一気に読めました日章丸事件なんか私もこの本で初めて知った事象ですし、世界に日本の気骨を示した素晴らしい事象だったと思うのです。
しかし( ̄~ ̄;) ウーン、なんか切り込みが甘く平板な語り口は期待を裏切りました。なんか出光興産の社史読まされてるみたいで。もっと出光佐三の心理描写や決断に至る過程、その背後関係なども描きこんで欲しかったな。あたかも偶然が重なって危機を乗り越え続けているような印象はかえって白ける。永遠の0 や 風の中のマリア のような内容を期待すると 残念な結果に
おすすめ度 ★★ 文庫になるまで待ったらよかった (ノ_-;)ハア…
あの「阪急電車」「空飛ぶ広報室」の有川浩の作品であります。
読み進めるほどにグイグイストーリーに引き込まれる手練のストーリーテラーはいつもどおりですが
高知県が舞台のこの話、読むうちに高知だけの話じゃないなと思えるのです。というのはこの本は高知県に実在するおもてなし課が舞台の話なんですが。高知県の観光誘致のため東奔西走四苦八苦するというストーリーです。
この本の眼目の一つは高知ほ豊かな自然を持っているが、その貴重さに地元の人は地元ゆえに気が付かず自分たちの環境の素晴らしさを知らないし活用してないというのです。確かに高知はサーフィンでも世界的に有名だし、釣りでも素晴らしい、四万十のカヌーやパラセーリングでも日本有数のスポットを抱えているらしい。また馬路村など村おこしに成功した全国的に有名な山村があるなど言われてみれば納得だ。
しかし読んでるうちに これって高知に限った話じゃないんじゃない?って思えるのです
福井だって石川だって滋賀だって(月曜から夜ふかしで行きたい県ワースト2(⌒▽⌒)アハハ!)実は自分たちの持ってるものに気が付かないだけなのかもしれませんね。福井なんか釣りや波乗りスノーボードしてたらもっと楽しい土地なのになあ・・・。
後日映画も鑑賞しましたが これは臭い演技でお約束だらけのシナリオ おまけに原作の良い所をスポイルしてる最悪の演出でした。 終了
進撃の巨人に遅まきながらハマってしまいました。
現在11巻までが既巻なのでその時点でのお話になるのですが、壁の作成方法や鎧の巨人、超大型巨人、獣の巨人など。その世界観そのものとますます深まる謎が魅力の根源なんですが、1つだけ物申したいのです。
進撃の巨人の世界の中で大きな存在を占めるのが 調査兵団 憲兵団 駐屯兵団 の3兵団の存在です。中でもストーリーは巨人の支配する壁外領域に唯一出て行く調査兵団を軸にして話が展開していくわけなんです。ところが残念ながらこの調査兵団の設定に重大な誤りがあるのです。
それは調査兵団の重要な任務壁外調査の損耗率です。
調査兵団は文字通り壁外調査が主任務でウォールマリア陥落以後はその奪還をかけた最優先課題として頻繁に行われるようになったという設定なのですが・・。
ところがですね この壁外調査において兵団員の損耗率が30%という高さなのです。(コミック5巻参照) さらにここ4年間で調査兵団の9割が死亡という過酷な任務なわけです。 で5巻の後半で第57壁外調査にエレンたちも参加していくわけなんです。
うん?ここで違和感を感じた方は数字に詳しい方ですね、そうです。ちょっとエクセルを開いてみましょう
この通りに入力してみて下さい 残兵力の欄には =FV(A2,B2,,-C2,0) と入力して下さいね
これが複利計算の関数FVです
実は第2次世界大戦の時連合軍がドイツ空爆を始めた時、まだノルマンジー上陸の前でイギリス本土からの長駆爆撃で護衛戦闘機が付けられず(P51が登場してからは状況が変わったが)その1回の損耗率は4.7%で(つまり1000機出撃したとして47機が未帰還機)軍首脳部はその数字に恐怖したというのです。というのも元兵力1000機で出撃して57回爆撃を行うと残兵力はたった64機 Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!これが複利の恐ろしさ。たった15回出撃するだけで500機と兵力が半減してしまうのです いかにドイツ空軍の反攻が凄まじかったかが分かるわけなんですね。
因みに日本を空襲したB29は損耗率1.3%だったとか これはB17に比べて高高度の成層圏を飛べたことや、B17がドイツ占領地帯を長時間飛ばないと目標に到達できない、なおかつ帰りも防空網を抜けて帰還しないといけないのに対して、日本を空襲したB29がサイパン島から日本までほとんど海の上を飛んできたことも大きいのです。まあだから一概に日本防空網が不甲斐無いということはできないわけなんですが。この損耗率だと、その数が半減するのに53回の出撃を要するのです!
半減するまでの回数
15回 VS 53回 損耗率 4.7% VS 1.3% ( 因みにこれは故障で帰ってこれなかった機も含む)複利の恐ろしさですね
さていよいよ進撃の巨人です。調査兵団の設定では 壁外調査損耗率 30%
この計算だと1000人調査兵団が毎回全員出撃したとして半数に成るのはたった2回の出撃
10回出撃すると残兵力は28人 ひゅ~( ((-。-) ))ブルブル... まあ全員出撃ってのはないとしても5巻で出かける壁外調査は57回なので、それだと残兵力0 Ω\ζ°)チーン まあ全員が毎回出撃ってことはないので、
毎回50人ずつ出撃してたとしても855人の損耗 …c(゜^ ゜ ;)ウーン 145人が残るわけか。まあそれくらいならそこそこ納得できるけどそこでも問題が。エレンたちが第104期訓練生ですよねぇ てことは毎年募集した訓練生の映像を見ても(第1巻第3話解散式の夜)同期は400名ちょい 20X20を少し超す程度まあざっくり450名としましょう。上位10名が憲兵団(この計算だと憲兵団の人数が異常に少ないんですけどね、現役を30年続けるとして300名ちょい、どう見てももっといるなあ憲兵団特に下っ端は使いっ走り仕事が大変だわ)残りの440名が駐屯兵団と調査兵団にわかれるわけですが、104期からの調査兵団は21名 おまけに新兵の損耗率は5割ってこれも5巻にありましたね。壁外調査が2年に一度くらいのペースで行われたんだったらいいんですが、イルゼ・ラングナーの参加した第34壁外調査は2年前という設定なので、どう見たって調査兵団は組織の維持ができないのです。≧(´▽`)≦アハハハ ファンタジーものなのでどんな設定も自由ですが数字はごまかせないってこって お後がよろしいようで
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以上が以前の内容なんですが 今回 進撃の巨人 OUTSIDE 攻を入手して 新たに考証しましたねん。
p045 兵団白書の項参照
まず 憲兵団でも大きな誤りが
憲兵団の規模は 2000人 毎年の訓練生から上位10名しか選ばれない (゜Д゜) ハア??
第104期訓練生から上位10名選ばれてって これ全員生き残ってるとしても 1040人しかいませんが ヽ(~~~ )ノ ハテ? おまけに最古参は120歳で現役ですか??
調査兵団は約300名? p046に1個調査兵団は300名 なおかつ2個以上の調査兵団は記録されたことがないって
むぅう~~~ん・・・(( ( ( ̄  ̄メ) ) ))じゃあますます誰も居ませんが
この辺り作者は理系じゃないから理系の協力を得たってどっかに買いてあったけど もう少しちゃんと考えてほしいな
電子書籍キンドル ゲット
買ったのは当然 ペーパホワイト3G
なんと3G通信がタダでついてくるというやつ ・・・( ̄  ̄;) うーんまあ
ブラウザ使い放題というわけではないが なんかすっごく読みやすい液晶
っていうか~ E-inkっていうらしい
ほんと紙感覚 最初ディスプレイの上に説明紙が乗っかってるかと思って取ろうとしたら・・・ 表示でした
(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
これはいいねえ 久しぶりのがジェット(おもちゃ)でございます
しばらく遊ぼうっと
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ほぼ一日使ってみました 実に読みやすい 読書に特化してて要らない機能をバッサリぶった切ってるからシンプルでわかりやすい。だけど十分 こりゃ売れるわ こういう商品がなぜ作れない日本メーカー く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪