いやー読ませますねこの本。古代の暗号作成と解読の歴史を辿りつつ、現代インターネット通信のプライバシーがどのようにして守られているのか、まで いや~感動。
特に第二次世界大戦中のドイツ軍の利用したエニグマのくだりは読ませますね。当時考えられる最高の暗号エニグマ(謎)ってやつは、実は連合軍に解読されてた イミテーションゲームって言う映画 これの意味がようやくわかったよ。てのは、エニグマを巡ってはいくつも作品が作られ、実際どうやねんって思ってたので納得の書でした。しかしエニグマの解読方法は、実に論理的ちょっとでも興味の有る方は是非その項だけでも読む価値アリですね。そして最後は現在のインターネット通信の守秘性に関係する、公開鍵の問題。私やっと理解できました。これは素数に関する全く新しい公式が発見されない限り安全なのかあ、意味がやっとわかりました。ただそこにもドラマが、そもそも 暗号学は解読した事自体が秘密なので、他の学問のように成果を公開する性質のものではない。ことから実は,史上最初のコンピュータはエニアックじゃなかった!!!!とか、この公開鍵の歴史的発見が実は、再発見で イギリスのほうが早かったけどそれは秘匿されていたとか(だって解読したのがわかったら相手はその暗号換えるもんね)。いや~驚いた、一気に読めたよ。著者サイモン・シンはインド系ね それも納得
ラマヌジャンもそうだったよなー
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