そこはかとな紀

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秦檜 七世の身 聊斎志異

2005-05-01 22:01:09 | 歴史
 私が高校時代に愛読した本に「聊斎志異」があります うーん変わりもんやな。
 これの中に(全431話)ね肉屋で豚を買ったら、臭くて食えなかった,皮をはいだら皮の裏に「秦檜七世の身」と書いてあった そりゃ食えないよな。という話がありまして 私は???なにそれ?謎
 って思ってたのです、調べてみると秦檜は宋時代の政治家で岳飛という将軍と並び称される人だったのです。ただ評価は正反対で、岳飛は救国の英雄であるのに対して秦檜は国賊。簡単に言うと岳飛は主戦論、秦檜は和平論と、ちがいがあり、現在の私たちが考えるとどっちも納得というか一理あります。まあ、今の日本の世論なら秦檜をえらぶよね。ところが秦檜は今でも中国では国賊扱い。今でも岳飛を祭った岳飛廟には、鎖でつながれた秦檜の像があり、参拝した中国人は唾を吐きかけるしきたりだとか。それもなんだかなあ、1000年も前の人に対してやりすぎじゃない?と思ってしまう、少なくとも日本で彼に匹敵する悪人はいない。みんなそれなりに死んだら神様仏様。として崇められているのがわれわれ日本民族のしきたりのようである。
 これまた深い意味はない
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1 コメント

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TBありがとうございます (Tomotubby)
2005-05-12 00:42:41
秦檜は、本当かどうかは別として、講談や演劇などで、岳飛に無実の罪を着せて毒殺したことになって、極悪人に仕立てられています。



最近の反日運動にしても、教育によって、日本のイメージが作られているので、根が深いな。と思う次第です。

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