エゴマ油復活へ特産品化を摸索 大山崎・参加者募る

2011-04-09 16:46:48 | 政 governing
大山崎町教委は「エゴマ油復活プロジェクト」の本年度の参加者を募っている。中世に油の独占販売で栄えた町の歴史を踏まえたまちおこしに取り組む。

 プロジェクトは今年で3年目。昨年度は「料理」「アロマ」「エコライフ」「文化歴史」の4グループに分かれ、試作を重ねながらエゴマの活用法を考えた。本年度は各グループの活動をさらに深め、特産品化を模索する。

 定員は40人で先着順。小学生以上なら参加できる。ただし、小学生は保護者同伴が条件。参加費は1000円で、ワークショップの開催時には別途、実費負担する。

 参加希望者は、参加費を町教委生涯学習課へ持参して申し込む。締め切りは18日。問い合わせは大山崎町教委生涯学習課TEL075(956)2101。

【 2011年04月09日 10時44分 】

春の長岡京、景観の写真寄せて 市が作品募集

2011-04-07 13:51:11 | 政 governing
長岡京市は、写真コンテスト「市景観百選」の春の景観編の作品を募集している。

 コンテストは、建築物の色やデザインなどに基準を定めた市景観条例の施行を受け、市民に景観との調和について考えてもらおうと2009年度から実施。次世代に引き継ぎたい市内の風景や場所の写真を募り、これまでの秋編と夏編に続き、今回初めて春の景観をテーマに設定した。

 対象は市内在住・在勤・在学の人で、プロは除く。今年4月1日から6月30日までに市内で本人が撮影した未発表の作品で、四つ切りサイズ、1人1点。加工した画像は不可で、誰でも自由に見ることができる場所に限る。審査の結果、入選作は市内の公共施設などで展示される。6月30日までに、作品に所定の応募票を添えて市都市計画課に持参か郵送する。問い合わせは同課TEL075(955)9521。

【 2011年04月07日 12時58分 】

平成23(2011)年統一地方選挙立候補者名簿

2011-04-05 12:41:18 | 政 governing
大阪府議選

吹田市(定数4-5)

山分ネルソン祥興37 自 新

 医師▽党市府政委員長▽阪大

三浦寿子 59 公現(2)

 党府幹事・局長代理[歴]大阪市職員▽立命館大

上野和明 66 民現(3)

 党府役員▽大阪民社協会幹事[歴]市議長▽大阪商大

杉江友介 32 維新

 [元]国交省職員▽党市府政対策委員▽京大院

曽呂利邦雄 62 共新

 [元]市議▽市職員▽春日丘高


高槻市・三島郡島本町(定数5-7)

小沢福子 62 社現(3)

 党府副代表[歴]自治労職員▽豊中市議▽神戸大中退

西島徹 57 無新

 [元]衆院議員秘書[歴]生命保険会社員▽京大院在学中

宮原威 64 共現(5)

 党府議団長[歴]衆院議員秘書▽京大

林啓二 58 公現(1)

 党府幹事[歴]市監査委員▽市議▽徳島東工高

池下卓 36 維新

 税理士▽不動産管理会社役員▽龍谷大院

吉田保蔵 50 民新

 党支部府政対策委員[歴]市教委職員▽大阪貿易学院高

吉田利幸 63 自現(6)

 党支部長[歴]高槻JC理事長▽府監査委員▽同志社大


茨木市(定数3-5)

森みどり 57 民現(2)

 党支部長[歴]小学校教諭▽府教組役員▽大阪教育大

山端吉男 56 共新

 党地区府政対策委員長[歴]会社員▽鹿児島・出水工高

杉本武 60 公現(4)

 党府幹事[歴]大阪市教委職員▽東京学芸大院

占部走馬 26 自新

 体育家庭教師派遣業▽党支部青年部長▽日大

松本利明 61 維現(1)

 [元]日立造船社員[歴]市議▽京大院


京都府議選


西京区(定数3-4)

近藤永太郎 61 自現(4)

 党府副幹事長▽幼稚園理事長▽兵庫教育大院

佐川公也 65 民現(3)

 党府常任幹事・選対委員▽同志社大講師▽同志社大院

成宮真理子 41 共新

 党准中央委・府副委員長[歴]民青中央委▽京都市芸大院

石田哲雄 60 み新

 飲食店経営▽商店街理事長▽税理士▽大阪学院大院


向日市(定数1-3)

安田守 46 自現(1)

 党府副幹事長・支部長[歴]臨床検査技師▽市議▽日大院

近藤宏和 32 民新

 [元]衆院議員秘書▽党府総支部幹事[歴]会社員▽甲南大

米重節男 61 共新

 党地区労働部長▽乙訓地域労組委員長▽広島・呉高専


長岡京市・乙訓郡(定数2-3)

中小路健吾 38 民現(2)

 党府幹事長代理▽関西広域連合議会議員▽同志社大院

小原明大 34 共新

 [元]長岡京市議▽党乙訓地区府政政策委員長▽神戸大

能勢昌博 45 自新

 [元]長岡京市議▽党府青年局次長[歴]保育士▽佛教大

当初予算案など可決 乙訓消防組合議会

2011-03-29 11:46:32 | 政 governing
乙訓消防組合議会の3月定例会が28日、京都府長岡京市神足の同組合消防本部で開会。21億3100万円の2011年度一般会計当初予算案など予算関係2件、条例関係1件、その他1件の計4件を可決、閉会した。

 11年度一般会計当初予算は、長岡京消防署の耐震化に伴う新庁舎の整備費を、12年度と合わせた2カ年の債務負担行為として組んだことで、前年度に比べ1億6400万円(8・3%)増となった。

 主な新規事業は、長岡京消防署新庁舎整備費に5億1600万円、同署配置の高規格救急車更新費3200万円など。

 このほか、条例関係では職員の時間外勤務手当を一定条件で一部加算する内容に改正。また昨年9月に長岡京市内で消防ポンプ車が共同住宅の塀と接触し一部破損させた事故に伴う15万円超の賠償額決定の専決処分を承認した。

【 2011年03月29日 10時21分 】

水道会計、5年ぶりに3月議会で可決 大山崎町会

2011-03-24 12:26:41 | 政 governing
大山崎町議会は23日、3月定例議会の最終本会議を開き、2011年度の一般会計と水道事業会計の両当初予算案など25件を可決し、閉会した。水道事業会計の当初予算案が3月定例会で可決されるのは5年ぶり。一般会計も、原案通りの可決は2年ぶりとなる。

 水道事業会計の当初予算案は、府営水道の購入水量を府との契約通り日量7300トンとして編成された。07~10年度は「実際に必要な水量だけ府に申し込む」とする前町長の方針で、購入水量を3407トンとして予算案を編成。3月定例町議会では4年連続で否決されていた。

 この日の本会議では10年度の一般会計補正予算案や、取り調べの可視化推進を求める意見書案を採択した。冒頭で東日本大震災の犠牲者の冥福を祈り全町議が黙とうしたほか、被災地の復旧を祈念する緊急声明案も採択した。

2011年03月24日 10時37分

給水、感謝された 長岡京市職員が支援報告

2011-03-23 19:08:41 | 政 governing
東日本大震災の被災地支援で、岩手県で給水活動を行った長岡京市職員が22日、市役所に戻り、小田豊市長に現地の様子を報告した。

 市は、日本水道協会の要請を受け、14日に上下水道部の職員4人と給水車、非常用備蓄水などを積んだ作業車を盛岡市に派遣した。

 給水車に冬用タイヤが必要になり、青森県まで調達に行くなど当初は苦労もあったが、17日から、甚大な津波被害を受けた陸前高田市に入り、被災者への給水活動を展開。隣町で水を補給するため、往復に1時間以上かかり、ガソリン補給も容易でない中、病院や学校、路上などで給水し、「手を合わせて感謝された」という。市の給水車は加圧式で、停電で水をくみ上げられない施設でも高架水槽に直接給水でき、性能を最大限発揮。第一陣の4人は交代の職員に作業を引き継ぎ、長岡京に帰ってきた。

 被災者は連帯意識を持って支え合っていたといい、お客様窓口課の上村茂課長は「がれきなどは映像でも見たが、まちを一瞬にして奪う津波の恐ろしさを実感した。現地は生活の音がまったく聞こえなかった。まだまだ支援が必要」と話した。

 市は同日、災害支援対策本部を設置し、府に簡易トイレや非常食など被災地への緊急支援物資を搬送した。

【 2011年03月23日 16時23分 】

向日市に姉妹都市などが援助の申し出

2011-03-19 12:39:14 | 政 governing
東日本大震災の発生から18日で1週間。向日市にはこの日までに、姉妹都市の米国・サラトガ市と友好都市の中国・杭州市からお見舞いとともに、寄付や復興援助の申し出があった。一方で、市内で開催が予定されていた「桜まつり」など四つの催しの中止が相次ぎ決まった。

 サラトガ市からは、同市姉妹都市委員会のデニー・アルフ会長ら2人の連名で、「想像を絶する巨大地震に、委員会メンバーや市民も心痛の思い」とし、向日市を通じて寄付を被災地へ送りたいとの申し出が、秘書広報課にメールで届いた。

 また杭州市からは、邵占維市長名で、見舞いの言葉とともに、「一日も早く困難を克服し、災害に打ち勝ち、美しい家々を再建されることを心から望む」とし、復興活動に必要な援助を提供したい、との慰問電がファクスで寄せられた。向日市は近く、両市に返礼を送る。

 一方、向日市内で27日に開催予定だった第27回全国高等学校体操競技選抜大会と青少年健全育成市民ふれあいコンサート、また4月2、3日両日の桜まつりと同時開催の剪画展は、いずれも震災に配慮し中止されることになった。

【 2011年03月19日 10時53分 】

値下げ案可決見通しに憤り 向日市水道事業懇

2011-03-16 12:54:39 | 政 governing
向日市上下水道事業懇談会(会長・吉川榮和京都大名誉教授)が15日、京都府向日市寺戸町の市民会館で開かれた。10日の市議会建設環境常任委員会で、市水道料引き下げに向け条例の一部改正を求める案の修正案が通ったことで、「われわれの議論は必要ないのか」「長期的にみて軽率な結論では」と議会側への不満や批判が相次いだ。

 同懇談会は有識者や市民の代表ら委員10人で構成。市の上下水道事業の経営や計画などについて提言を行う。

 10日の建設環境常任委では、共産市議が今議会に提案した水道料値下げの原案に対し、委員の保守系市議の1人が値下げ幅を縮小した修正案を出し、賛成多数で可決された。本会議でも可決の可能性が高い。

 懇談会では、市側が常任委の結果を伝えると、「われわれの議論を踏まえ、市長が判断するのではなかったか」「(市長選を前にした)政治的、情緒的な判断なら良い気がしない」「市の水道の累積赤字は約7億。水の市民への長期的な安定供給を考えて、市民の立場に立った結論か。責任は誰が取る」などと不満や批判が続出。本会議で修正案が可決されても、問題点を指摘するなどの形で市長に提言を行うことで一致した。

「広報長岡京」が府協議会長賞 京都広報賞で

2011-03-15 11:57:15 | 政 governing
京都府内市町村の広報紙などを対象にした2010年度「京都広報賞」広報紙の部で、長岡京市の「広報長岡京」が府広報協議会長賞を3年ぶりに受賞した。

 京都広報賞は、自治体の広報広聴の技術向上促進を目的に、府や府広報協議会が毎年実施している。

 審査で、広報長岡京の昨年6月1日号が、広報紙の市の部で、知事賞の京丹後市に次ぎ、協議会長賞に選ばれた。地域コミュニティ活性化事業を紹介した「市民協働のカタチ」や長岡京音楽祭の特集などが「具体例を挙げながらコンパクト」と評価された。子ども記者通信など市民参加型コーナーも受賞理由に挙がった。

 広報長岡京はA4判サイズ、20ページ前後で、月2回発行。3万4千部を配布し、3月1日号で1035号となった。

 また、08、09年度に同賞広報紙の町の部で知事賞を受賞した大山崎町の「広報おおやまざき」は、8月号が協議会長賞に選出された。天王山をテーマにした特集「心に森に潤いを」などが高い評価を得た。


水道料下げ幅縮小を可決 向日市会委

2011-03-12 11:52:47 | 政 governing
向日市議会の建設環境常任委員会は10日夜まで審議が続き、共産市議から今議会に提案された、市の水道料を引き下げるため条例の一部改正を求める案を諮った。委員の保守系市議の1人が下げ幅を縮めた修正案を出し、共産会派の委員もこの案に最終的に同調するなど、賛成多数で可決した。

 委員以外の共産市議や保守系の一部、また無会派の市議も応じる姿勢で、同案は本会議でも可決される可能性が高い。一方、久嶋務市長は料金引き下げに言及しつつ、今議会は「市長任期」を理由に提案を見送り、市上下水道事業懇談会の提言を受けて決めるとしてきただけに今後の対応が注目される。

 常任委で可決された修正案は、基本料金に上積みされる従量料金(トン当たりの使用料)が、5トン以下は現行から5円下げて65円、10~5トンでは10円引き下げ90円、30~10トンも10円下がり165円とする。

 共産市議の当初提案は各60円、85円、160円だった。可決されれば4月1日から施行される。

 委員会では「議論が不十分」などとして2人が修正案にも反対した。一方、共産会派の委員が「市民は一刻も早い値下げを望んでいる」と賛成に回り、提案者も含めて3人が賛成し、可決された。

登録3分の1どまり 向日市の災害時「要配慮者」名簿

2011-03-10 12:24:14 | 政 governing

向日市はこのほど、災害発生時の避難などで支援が必要な「要配慮者」の登録者名簿の作成を終えた。ただ、登録者数は全対象者の約3分の1にとどまっており、市は来年度以降も引き続き登録を促し、随時更新を行うとしている。

 市が要配慮者の対象としているのは▽65歳以上で一人暮らし▽高齢者のみの世帯▽知的または身体に障害のある人▽要介護認定で3以上の高齢者-など。2月末現在で計6072人に上り、近隣住民や民生委員らによる安否確認や避難誘導など想定している。

 登録申請書を昨年夏から全対象者に郵送し、これまでに半数超の3109人から返答があった。うち、登録に同意した人は1995人で、残る1114人は登録を「不要」として同意しなかった。

 「不要」の理由の8割以上が「元気で手助けの必要はない」とし、中には「個人情報を出したくない」との返答も見受けられた、という。

 市は当初、登録者数を全対象者の6割程度と見込んでいたとし、まだ返答を得ていない3000人近い対象者に、来年度以降も民生委員による戸別訪問や町内会での回覧、広報紙などを通じて登録を呼び掛け、名簿を随時更新するとしている。

 また、登録を終えた人については避難先や自宅からの経路、緊急連絡先など個別の避難計画を来年度中に作成。自治会や消防団などと名簿を共有することにしている。


水道料金を値下げ 長岡京市会、条例改正案可決

2011-03-08 12:43:17 | 政 governing
長岡京市議会の3月定例会は7日、本会議を再開し、4月からの水道料金値下げなど盛り込んだ市水道給水条例の一部改正案を可決した。市が府営水道水を導入した2000年度以降、水道料金を値下げするのは初めて。

 水需要の減少などで水道事業会計の赤字が続き、市は05年度に水道料金を改定。水道管の口径20ミリで月20立方メートルの水量を使用する標準モデル家庭の場合、月3276円が3853円になる577円の値上げを行った。

 市は、府が4月から、府営水道の乙訓系の基本料金単価を1立方メートルにつき10円値下げするのに合わせ、水道料金値下げを検討。水道事業会計は05年度から黒字を維持しており、浄水場統合などで生まれた収支改善分を還元するかたちで値下げ幅を決定した。

 今回は、平均5・14%の引き下げで、標準モデル家庭で9・53%、1カ月3853円の水道料金が3486円になり、367円の値下げとなる。市によると、同モデル家庭の水道料金は、近隣では向日市4200円、大山崎町4431円、宇治市2410円、城陽市2289円、久御山町2444円。

 料金改定による収入減は6億8千万円。市の水道事業会計は11、12年度は配水池統合などもあり赤字になるが、13年度は黒字に復帰するという。


生活保護費15・6%増 吹田市新年度当初予算案

2011-02-25 21:48:15 | 政 governing
大阪府吹田市は24日、2011年度当初予算案を発表した。4月に市長選を控えているため、義務的経費を中心とした「骨格予算」で、生活保護費などの扶助費が膨らんだが、一般会計は前年度比1・5%減の1103億4900万円となった。3月2日開会の定例市議会に提出する。

 収支不足額は85億円で、財源対策として財政調整基金の取り崩し(48億円)と臨時財政対策債の発行(37億円)で収支均衡を図った。

 歳入では、個人市民税の落ち込みを法人市民税の伸びが上回り、市民税は1・1%増の607億9100万円となったが、厳しい状況は続いている。

 歳出では、扶助費が11%増加の248億円。うち生活保護費が106億6300万円で、15・6%増加と大きく膨らんだ。

 骨格予算のため新規事業は、小学1年生児童を指導する「スターター」の全小学校への配置(2600万円)▽ヒートアイランド対策のための熱環境マップを作成する「環境情報データ収集解析事業」(1千万円)などに絞り込み、千里山駅周辺整備事業(9億600万円)▽小中学校6校、幼稚園1園にエアコンを整備する「空調設備整備事業」(3億4100万円)などの継続事業への計上が中心となった。また、現在14校で実施している希望者に対するデリバリー制の中学校給食を全18校に拡充する。

 阪口善雄市長は「安心安全のまちづくりに主眼を置き、教育への強い思いを反映させた」と話した。


4月、景観行政団体に 向日市、計画区域設定へ住民アンケート 

2011-02-25 21:12:29 | 政 governing
向日市は4月1日から、景観法に基づく「景観行政団体」に移行することになった。今日25日、公示する。市民アンケートやまちづくり審議会での議論を踏まえ景観形成区域を設定し、景観計画と景観条例を策定する。

 府内の景観行政団体は、京都市や宇治市、長岡京市、亀岡市などに続き8番目。同団体になると、景観計画で定めた区域内で建築物のデザインや色に基準を設けたり、届け出を課すなど一定の規制が可能になる。

 市は7日に、同団体となるための府の同意を得た。今秋から、景観保全を図る景観形成区域の設定に向け、現行調査と住民アンケートを始める。その結果を基に、来年3月をめどに景観計画の原案を作成。原案は、市まちづくり審議会で検討する。このほか住民説明会やパブリックコメントも実施。景観計画は2013年8月策定、景観条例は14年3月制定を目指す、という。

 市都市計画課は「古墳群や長岡宮の史跡、西国街道の古い町並み、府文化的景観にも選定されている竹の径(みち)のある西ノ岡丘陵など、市固有の歴史・文化・自然の景観を守り、次世代に引き継いでいきたい」としている。

長岡第七小新校舎建設工事が終了

2011-02-23 11:51:20 | 政 governing
長岡京市の学校耐震化事業で、長岡第七小(同市今里)の新校舎建設工事が終了し、小田豊市長や市教委関係者が21日、現地を視察した。

 2006年度に行った市内の小中学校の耐震診断調査では、1960~70年代に建てられた建物の多くで、構造耐震指標(Is値)が国の基準0・7未満となり、「補強が必要」との結果が出た。市は、09年度から耐震化事業を本格的に推進し、これまでに14小中学校の計67棟のうち、41棟で対応策を施している。

 特にIs値0・3未満は震度6強で倒壊する危険性が高いとされる中、長岡第七小は校舎が0・15、体育館0・08で、全面的な建て替えが必要となり、3カ年計画で総額約15億円をかけ、校舎と体育館、プールの新設を進めてきた。

 この日は小田市長らが同小を訪れ、竣工(しゅんこう)検査を控える新校舎を視察。1階に地域コミュニティ連絡協議会の住民らも使用できる多目的ホールを設け、屋上に太陽光発電施設などを取り入れた最新設備をチェックした。

 3月初めに児童らが新校舎に引っ越す予定で、その後、旧体育館や校舎の解体を進める。