自転車のチェーンに手を挟んでけがをした子どもの両親などが「チェーンを全面的に覆う保護カバーがなく、安全性に問題があった」として、自転車を販売した「日本トイザらス」などに賠償を求める訴えを、近く大阪地方裁判所に起こすことになりました。
大阪・茨木市の西脇千穂さんの長女は、3年前、2歳の時に子ども用の自転車で遊んでいて手の指をチェーンに挟まれ、指の関節に後遺症が残る大けがをしました。
西脇さんによりますと、この自転車は、チェーンの上部にしか保護カバーがなく、チェーンの下の部分がむき出しになる構造だったということです。
このため「子どもが手を挟む事故を十分予測できたのに、チェーンを保護カバーで全面的に覆う安全対策を怠った」として、自転車を販売した「日本トイザらス」とメーカーなどに、約1000万円の損害賠償を求めて、近く大阪地方裁判所に提訴することにしています。
西脇さんは「全面的にカバーがあれば事故は防げたはずで、自転車の設計に欠陥があったと言わざるを得ない」と話しています。
一方、日本トイザらスは「自転車はJIS=日本工業規格を満たしており、問題はない」としています。
01月31日 08時04分
大阪・茨木市の西脇千穂さんの長女は、3年前、2歳の時に子ども用の自転車で遊んでいて手の指をチェーンに挟まれ、指の関節に後遺症が残る大けがをしました。
西脇さんによりますと、この自転車は、チェーンの上部にしか保護カバーがなく、チェーンの下の部分がむき出しになる構造だったということです。
このため「子どもが手を挟む事故を十分予測できたのに、チェーンを保護カバーで全面的に覆う安全対策を怠った」として、自転車を販売した「日本トイザらス」とメーカーなどに、約1000万円の損害賠償を求めて、近く大阪地方裁判所に提訴することにしています。
西脇さんは「全面的にカバーがあれば事故は防げたはずで、自転車の設計に欠陥があったと言わざるを得ない」と話しています。
一方、日本トイザらスは「自転車はJIS=日本工業規格を満たしており、問題はない」としています。
01月31日 08時04分
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