京都府長岡京市社会福祉協議会は、ふれあいサロン交流会を30日に長岡京市中央公民館(同市天神)で初めて催した。市民が主体となった高齢者や子育て世代などの居場所づくりについて意見を交わしたり、情報を交換した。
地域住民のサロン活動は、幅広い人たちが自由に交流できる場として、福祉や防災、街づくり、子育てなどの面から重要性が高まっている。同市社協は、2011年度から「ふれあいサロン活動」支援事業を始め、本年度は15団体が登録している。
この日は「みんな違ってみんないい 私たちの居場所はこんなところ」をテーマに、4団体の運営に携わる代表者や世話人が活動を発表した。
元医院の診察室を無償で借りて11年目になる「サロンむらい」は、参加者もボランティアも高齢化するなか、「お互いさまという気持ちで無理せずに楽しむことが長続きするひけつでは」と話し、赤根自治会館の「あかねサロン」は茶会や食事会、パソコン、パッチワークなど多彩な集まりを紹介した。
子育て支援NPO法人が母体となる「ベビーroom」は「初めての子育てで戸惑う母親もいるなか、互いの子の成長を喜び合い、つながりを深める場はますます必要です」と語り、自宅を高齢者に開放している「サロン華」は、配食活動について「しんどくても出会いや喜びは大きい」と思いを伝えた。
参加した12団体、約20人の人たちはグループワークで「みんなが楽しめるゲームの種類は?」「途中で参加した人が、うまく溶け込むには?」など疑問やアイデアを出し合ったり情報を交換した。
長岡京市社協は本年度、こうしたサロン活動を紹介したマップを製作し、配布をめざしている。
【 2013年07月31日 11時41分 】
地域住民のサロン活動は、幅広い人たちが自由に交流できる場として、福祉や防災、街づくり、子育てなどの面から重要性が高まっている。同市社協は、2011年度から「ふれあいサロン活動」支援事業を始め、本年度は15団体が登録している。
この日は「みんな違ってみんないい 私たちの居場所はこんなところ」をテーマに、4団体の運営に携わる代表者や世話人が活動を発表した。
元医院の診察室を無償で借りて11年目になる「サロンむらい」は、参加者もボランティアも高齢化するなか、「お互いさまという気持ちで無理せずに楽しむことが長続きするひけつでは」と話し、赤根自治会館の「あかねサロン」は茶会や食事会、パソコン、パッチワークなど多彩な集まりを紹介した。
子育て支援NPO法人が母体となる「ベビーroom」は「初めての子育てで戸惑う母親もいるなか、互いの子の成長を喜び合い、つながりを深める場はますます必要です」と語り、自宅を高齢者に開放している「サロン華」は、配食活動について「しんどくても出会いや喜びは大きい」と思いを伝えた。
参加した12団体、約20人の人たちはグループワークで「みんなが楽しめるゲームの種類は?」「途中で参加した人が、うまく溶け込むには?」など疑問やアイデアを出し合ったり情報を交換した。
長岡京市社協は本年度、こうしたサロン活動を紹介したマップを製作し、配布をめざしている。
【 2013年07月31日 11時41分 】