豪雨による小畑川の氾濫に備え、浸水被害のおそれのある京都府長岡京市勝竜寺地区の住民が26日、独自の防災マップ作りに取り組み始めた。地盤が低い場所やふたのない側溝などの危険箇所を調べ、実際に地域も歩いて安全な避難ルートを考えた。
勝竜寺地区は小畑川と桂川の合流点に近く、記録的豪雨で川の水があふれると3メートル以上の軒上浸水が予想される。このため、国土交通省淀川河川事務所の協力で、住民の視点で避難経路を定める「マイ防災マップ」を作成することになった。
この日は自治会や自主防災会のメンバーら住民19人と淀川河川事務所、府乙訓土木事務所、市の職員らが参加した。水位が急激に上昇しやすい小畑川の特性について学んだ後、浸水被害の想定を示すハザードマップに地区内の低地や水路、柵のない橋、夜は暗い場所などを書き込んだ。
その後、地域を歩いて避難する際に危険な場所や水害時に避難所となる長岡第九小(東神足)までのルートをチェックし、安全な移動方法を話し合った。
2月に再び集まり、避難経路や避難時のルール、避難を判断する目安などを記したマップを完成させる。
勝竜寺自治会の奈佐保会長は「地元も気づいていないことが多かった。防災マップ作りを通して被害の防止につなげたい」と話した。
【 2014年01月27日 10時41分 】
勝竜寺地区は小畑川と桂川の合流点に近く、記録的豪雨で川の水があふれると3メートル以上の軒上浸水が予想される。このため、国土交通省淀川河川事務所の協力で、住民の視点で避難経路を定める「マイ防災マップ」を作成することになった。
この日は自治会や自主防災会のメンバーら住民19人と淀川河川事務所、府乙訓土木事務所、市の職員らが参加した。水位が急激に上昇しやすい小畑川の特性について学んだ後、浸水被害の想定を示すハザードマップに地区内の低地や水路、柵のない橋、夜は暗い場所などを書き込んだ。
その後、地域を歩いて避難する際に危険な場所や水害時に避難所となる長岡第九小(東神足)までのルートをチェックし、安全な移動方法を話し合った。
2月に再び集まり、避難経路や避難時のルール、避難を判断する目安などを記したマップを完成させる。
勝竜寺自治会の奈佐保会長は「地元も気づいていないことが多かった。防災マップ作りを通して被害の防止につなげたい」と話した。
【 2014年01月27日 10時41分 】