
京都向日市激辛商店街は20日、史跡長岡宮跡朝堂院公園(向日市鶏冠井町)を会場とした初のイベント「むこう、むこう ゲキカラ観光フェスタ」を催す。加盟店が考案した市内の名所や地名を冠する食事メニューを提供し、各観光スポットの知名度アップを狙う。
観光のにぎわいづくりに協力しようと企画した。史跡案内所を設けた同公園で飲食系の催しが行われるのは初めてという。
加盟各店では、イベントに向けて1月から新メニューの準備を開始。当日は飲食を中心に12ブースが出展する。トウモロコシをちりばめて、市民の花「ひまわり」になぞらえた「むこう焼きそば」や、タケノコを挟んだ「竹の径サンド」、辛さが「ちょうどいい」と朝堂院の音感を掛けた「朝堂院カレーうどん」など、遊び心を取り入れた数々のアイデアを味わえる。
また、イベントに出展する飲食店の他にも、加盟各店で「大極殿」や「西国街道」、「車塚古墳」など名所の名前にちなんだメニューの提供を始める構想といい、同商店街は「メニューを楽しんで、各地へ足を運んでもらえるきっかけになれば」としている。
午前10時~午後4時。来年のギネス世界記録挑戦を目指す「前哨戦」として、タケノコの早むき大会(午前11時受け付け開始、先着50人)も実施する。
同商店街問い合わせ窓口の携帯電話080(8529)5054。
【 2017年03月16日 11時28分 】