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京都府長岡京市内の飲食店主らが竹炭やタケノコの料理をPRするイベント「『白』VS『黒』食対決!白黒つけたろか!」が23、24の両日、同市天神の長岡天満宮中ノ島公園で開かれた。訪れた人たちが、白黒2色のコントラストで、見た目にも面白い焼きそばやデザートなどアイデアメニューを味わった。
地元の飲食店など47店が参加する「京都・長岡京竹だけプロジェクト実行委員会」のキャンペーン「白黒竹食街道」の一環で、シンボルカラーの白黒2色の料理を野外で提供する食のイベントを初めて実施した。
会場では、実行委のメンバーがおそろいのTシャツ姿で、竹炭パウダーやタケノコを使ったコロッケ、ギョーザ、ワッフルなど白黒計9種類のメニューを調理した。
「ガラシャ焼きそば」など地元にちなんだネーミングの料理も登場し、各メニューとも2日間で300食を販売した。白と黒の料理を食べ比べ、気に入った方に投票する趣向もあり、来場者は「見た目にもインパクトがあって、味もおいしい」と話していた。東日本大震災のチャリティーライブも行われ、イベントを盛り上げた。
また、長岡天満宮境内では両日、市観光協会主催の「第5回たけのこフェスタ」が行われた。
会場には、協会が整備する市内の観光竹林で収穫された朝掘りタケノコ400キロをはじめ、タケノコの弁当やつくだ煮などの加工品、市シルバー人材センターの手作り竹細工製品などの出店が並んだほか、お茶席や地元銘菓の販売コーナーも設けられ、人気を集めた。
両イベントとも2日間、雨に見舞われながらも、大勢の市民や観光客らが足を運び、関係者とも交流を深めた。
【 2011年04月25日 11時14分 】