5月2日に京都府宇治市宇治の宇治茶会館で開催されるイベント「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」で、宇治独特の工芸品・茶の木人形が展示される。本年度は府南部がエリアの「お茶の京都博」を記念し、展示数を約100体に増やした。
展示するのは、茶の木人形研究家で平等院ミュージアム鳳翔館学芸員の田中正流さん(43)=同市宇治。例年は50~80体を展示するが、今年は所蔵する約200点のうち、半分を会場に持ち込んだ。江戸時代後期から現代まで幅広い時代の作品で、茶摘み娘や千利休などの人形が並ぶ。
また、彫刻家で茶の木人形作家の大岩広生さん=同市木幡=が手掛けた作品約30点も展示。このうち抹茶を入れる容器の棗(なつめ)は茶の木が材料で、全面に飾り彫りを施すなど丁寧に仕上げられている。
田中さんは「茶の木人形は木の形を生かしており、1点として同じものはない。宇治を代表する茶文化であり、大勢の人に知ってほしい」と話している。展示は午前10時~午後3時。無料。
【 2017年04月30日 10時56分 】
展示するのは、茶の木人形研究家で平等院ミュージアム鳳翔館学芸員の田中正流さん(43)=同市宇治。例年は50~80体を展示するが、今年は所蔵する約200点のうち、半分を会場に持ち込んだ。江戸時代後期から現代まで幅広い時代の作品で、茶摘み娘や千利休などの人形が並ぶ。
また、彫刻家で茶の木人形作家の大岩広生さん=同市木幡=が手掛けた作品約30点も展示。このうち抹茶を入れる容器の棗(なつめ)は茶の木が材料で、全面に飾り彫りを施すなど丁寧に仕上げられている。
田中さんは「茶の木人形は木の形を生かしており、1点として同じものはない。宇治を代表する茶文化であり、大勢の人に知ってほしい」と話している。展示は午前10時~午後3時。無料。
【 2017年04月30日 10時56分 】