4月から中学の体育授業で武道が必修となるのを前に、京都府向日市の寺戸中で28日、市内3中学の体育教員を対象にした柔道研修会が開かれた。聖泉大(彦根市)の有山篤利教授が「授業では発達段階に応じた内容を積み上げる」と競技との違いを強調し、補助具を使いながら「臨機応変に変化する」ことの大切さを強調した。
指導上の留意点を伝えるため、市教委が企画した。身体教育や武道が専門の有山教授は「強い力をぶつけ合ってはいけない」と強調し、「押されたら引いて、のらりくらりと力を逃がす。競技では0点だが、授業だと満点」「受け身だけでも授業は十分できる」と指摘した。
続いて参加教員8人は、畳の上で実践を試みた。直接えりやそでをつかまずに、ハンガー型の補助具を握り合って進めた。前後左右にゆっくり倒れたり、背負い投げのポーズをとったりしながら、相手の動きに自らをうまく順応させる感覚を培った。
【 2012年02月29日 12時13分 】
指導上の留意点を伝えるため、市教委が企画した。身体教育や武道が専門の有山教授は「強い力をぶつけ合ってはいけない」と強調し、「押されたら引いて、のらりくらりと力を逃がす。競技では0点だが、授業だと満点」「受け身だけでも授業は十分できる」と指摘した。
続いて参加教員8人は、畳の上で実践を試みた。直接えりやそでをつかまずに、ハンガー型の補助具を握り合って進めた。前後左右にゆっくり倒れたり、背負い投げのポーズをとったりしながら、相手の動きに自らをうまく順応させる感覚を培った。
【 2012年02月29日 12時13分 】
剣道好きをつくる指導 上―武道必修化対応! | |
浅見 裕 | |
スキージャーナル |