京都府の乙訓地域で活動する民間の子育て支援団体の交流会が26日、向日市上植野町の府乙訓保健所であった。6団体の代表者や行政の児童福祉と母子保健の担当者らが参加し、各団体の活動に理解を深め合った。
11月の児童虐待防止推進月間に合わせた新たな取り組みとして開催した。
交流会を提案した長岡京市のNPO法人「ほっとスペースゆう」の工藤充子理事長は「それぞれの団体が良いところを持っている。交流し、乙訓の子どもが幸せになる活動をしていきたい」と話し、子どもが苦しい、つらい、悲しい、寂しい、痛い、ひもじいなどと思う保護者の行為は虐待と説明した。
他の団体の代表者も、家庭的保育園の運営や親学習、看護師の視点を生かした定期訪問、シッター型保育、親子サロンといった取り組みを紹介。「子育てのしんどさの経験者として、虐待に至る前に何とかできないかと思い活動している」「行政と良い関係を築くことも大切」と意見を出し合った。
思春期までに赤ちゃんとの接し方を学ぶ必要性や性教育のあり方に関する意見も出された。
府乙訓保健所などは、来年3月にも子育て支援団体や行政が交流する研修会を開く予定にしている。また、今回の交流会に参加した団体の活動を紹介するパネルやポスターを同保健所2階に展示している。29日まで。
【 2013年11月27日 11時40分 】
11月の児童虐待防止推進月間に合わせた新たな取り組みとして開催した。
交流会を提案した長岡京市のNPO法人「ほっとスペースゆう」の工藤充子理事長は「それぞれの団体が良いところを持っている。交流し、乙訓の子どもが幸せになる活動をしていきたい」と話し、子どもが苦しい、つらい、悲しい、寂しい、痛い、ひもじいなどと思う保護者の行為は虐待と説明した。
他の団体の代表者も、家庭的保育園の運営や親学習、看護師の視点を生かした定期訪問、シッター型保育、親子サロンといった取り組みを紹介。「子育てのしんどさの経験者として、虐待に至る前に何とかできないかと思い活動している」「行政と良い関係を築くことも大切」と意見を出し合った。
思春期までに赤ちゃんとの接し方を学ぶ必要性や性教育のあり方に関する意見も出された。
府乙訓保健所などは、来年3月にも子育て支援団体や行政が交流する研修会を開く予定にしている。また、今回の交流会に参加した団体の活動を紹介するパネルやポスターを同保健所2階に展示している。29日まで。
【 2013年11月27日 11時40分 】