ジャンボ「巳」絵馬 長岡天満宮にお目見え

2012-12-08 15:14:25 | 式 celemony
 正月準備に入る「事始め」の13日に先立ち、京都府長岡京市天神の長岡天満宮に来年のえとである「巳(み)」のヘビを描いたジャンボ絵馬がお目見えした。

 八条ケ池東側の大鳥居前と本殿に向かう石段横の2カ所に、縦約2・7メートル、横約3・6メートルの絵馬を設置した。

 ジャンボ絵馬は毎年恒例で、京都市の日本画家三輪晃久さんが手がけている。絵馬には「開運」の文字とともに、かわいらしいヘビと鮮やかな色彩の背景が描かれている。

 大鳥居前では職員4人が約1時間をかけて作業した。滑車とロープで絵馬を持ち上げて、金具で固定した。

 文化センター通りに接して目立っており、足を止めて見上げる市民らに迎春ムードを感じさせている。

【 2012年12月08日 11時44分 】

長岡中央商店街へおいでやす PR冊子を発行

2012-12-01 14:00:01 | 商 trading
 京都府長岡京市のアゼリア通りを中心とした長岡中央商店街振興組合は、PR冊子「長岡中央商店街へ おいでやす」を発行した。学生スタッフが店へのインタビューを通じて、顧客や地域との信頼関係を大切にする持ち味と温かみのある言葉を伝えている。

 京都女子大や京都府立大、京都造形芸術大などの学生による「チームアゼリア学生広報作成班」が取材から編集、イラストまで携わり、A5判・24ページの冊子を完成させた。インタビュー記事「ひと特集」では加盟店の経営者らが登場する。

 スーパーの代表は、顧客向けの貸し傘サービスで安いビニール傘を使わずに9色のしっかりしたものを用意し、返却率が非常に高い理由についてこう語る。「返ってくると思って良い傘を貸し、返ってくるからより良い傘を貸せる。お客様を信頼し、お客様も信用してくれる。相互の信頼関係なんです」。

 商業施設の代表はイベントの開催を重視することについて「お客さんとのつながりだけでなくお店同士のつながりもでき、柔らかい雰囲気をつくりだす一つの要素になっている」と話す。

 ベーカリーショップの女性専務は安全で良質な材料や製法へのこだわりについて「自分が食べたくないものは作らない。長く食べていけるものを作る」と思いを語っている。

 中小路貴司理事長は「私たち店同士も互いに知らなかったような思いを学生が引き出し、伝えてくれた」と話している。5千部発行、加盟店で無料配布。

【 2012年11月28日 11時26分 】

Xマスの演出、華やかに 大山崎で「ハンドメイド展」

2012-12-01 13:57:52 | 創 creation
 赤、白、緑などの色鮮やかな造花や飾りで手作りした品々が並ぶ。クリスマスリースや正月用飾りがもうすぐやってくる冬の足音を感じさせる。

 京都と大阪の主婦3人でつくる「アトリエヴェール」が開催する「おしゃれなハンドメイド展」。京都府大山崎町大山崎のJR山崎駅近くにある「ホテルデュー大山崎」1階のフリースペースで28日に始まった。

 会場には造花のフラワーアレンジメントや洋服、和小物などが展示され、駅の利用客や近所の人たちが訪れていた。作品は販売もしている。メンバーの向日市森本町、山下敬子さん(65)は「季節感と手作りの味を楽しんでほしい」と話す。

 12月2日までの午前10時半~午後5時。問い合わせは山下さんの携帯電話080(5336)8739。

【 2012年11月29日 11時20分 】

「お座敷サロン」で歴史を 向日市埋文センターが開催

2012-12-01 13:54:50 | 習 learn
 向日市埋蔵文化財センターが本年度から、市内に残る江戸期の建物で歴史に親しむ「まいぶんサロン」を展開している。市民と同センター職員が座敷でお茶を飲みながら気楽に語り合い、文化遺産や考古学に興味を深めてもらう狙いだ。サロンは12月、来年1月にも開かれる。

 同センターの独自企画として10月から始めた。4回シリーズで、西国街道沿いにある富永屋(京都府向日市寺戸町)と国登録有形文化財の中小路家住宅(上植野町)を会場に、これまで「長岡京の文字瓦」などについて、職員が最新の研究成果などを分かりやすく紹介している。

 2回目となった今月23日のサロンは「小畑川と西国街道界わいの自然・遺跡・歴史」をテーマに開かれ、20人が参加した。

 参加者は長岡宮の朝堂院跡や大極殿跡、五辻、小畑川などを見て回り、中小路家住宅に移動。江戸期の趣が残る広間で、航空写真によって古代の小畑川の痕跡を確認し、乙訓地域と水の関わりを和やかな雰囲気の中で学んだ。

 12月15日に「邪馬台国とオトクニ」、1月19日に「長岡宮朝堂院はどう考えられてきたか」をテーマに開く予定で、同センターは「お座敷で楽しく語り合い、歴史ロマンを感じるひとときをすごしてほしい」としている。

 いずれも開催場所は中小路家住宅で、午後2~4時。各回先着25人を受け付ける。参加費300円。申し込みは向日市埋蔵文化財センターTEL075(931)3841へ。

【 2012年11月30日 11時14分 】

「いじり」が「いじめ」に 長岡中で佛大教授が講演

2012-12-01 13:52:14 | 習 learn
 いじめ問題に詳しい佛教大の原清治教授が30日、京都府長岡京市天神の長岡中で全校生徒に講演した。原教授は、特定の人物がからかいや悪ふざけの対象になる「いじられキャラ」という言葉を例に挙げ、「いじりといじめに境界はない」と指摘。いじめを起こさない心構えを生徒に訴えた。

 原教授はいじめ問題についての著書があり、テレビやラジオにも出演している。

 講演会は道徳授業の一環で開かれ、生徒約550人をはじめ保護者や校区住民も参加した。

 原教授は、最近の中学校で起きるいじめの傾向について「いじられキャラをグループに入れておくことが多い。嫌なことを嫌といえない子を標的にするのが特徴だ。いじりがエスカレートし、いじめになる」と解説した。

 大津市の中2男子の自殺問題を機に、いじめに対する学校や警察の対応が厳しくなったことを挙げ、「いじめられた側が『嫌だ』といえばいじめになる。乗りやしゃれは通用しない」と強調した。

 さらに「つらい思いをしている子は黙っていたらあかん。先生や保護者、警察などに伝えてほしい」と呼びかけた。

2012年12月01日 11時49分