倉神社側の天王山登山口に道標 大山崎町の住民団体

2013-08-11 11:21:10 | 創 creation
 京都府大山崎町の住民団体「天王山をまもる会」は、同町円明寺の小倉神社側からの天王山登山口に石製の道標を建て、6日に除幕式を開いた。同神社からのルートに近い阪急新駅「西山天王山駅」(長岡京市)の12月の開業に合わせての建立で、同会は登山客の増加を期待している。

 道標は高さ約140センチ、幅約30センチ、奥行き約15センチ。毛筆の書体で「天王山登山口」と刻まれている。

 まもる会は、新駅の開業に伴い登山客が増えると予想されるため、町のシンボルである天王山をPRしようと建てた。町も昨年に観光施策として新駅予定地前などに案内板を設置している。

 天王山の登山口では、山崎聖天と宝積寺方面には、すでに道標は設置されている。

 除幕式では、まもる会や「大山崎ふるさとガイドの会」のメンバーら約30人が参加した。まもる会の田邊均会長(59)は「天王山の認知度がもっと高まり、たくさんの人でにぎわってほしい」と話している。

【 2013年08月07日 11時12分 】

大山崎山荘美術館、京都市動物園とコラボ

2013-08-04 17:51:27 | 会 party
 京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館は1日、企画展「バーナード・リーチのうつわに跳ねる動物たち」にちなんで、京都市動物園(左京区)と連携した催しを始めた。共通のワークシートや料金の相互割引、パネル展示などを用意している。9月1日まで。

 楽しみながら学んでもらおうと、企画展の主役である英国人の陶芸家バーナード・リーチが多くの作品でモチーフにした「鳥」がテーマのシートを作製。ペリカンなどを図柄にした陶芸作品や動物園内の鳥類についてクイズ形式で答えを記入する欄を設けたり、動物園のイベントを紹介した。両施設で配布している。ほかにも、互いに美術館の展示作品や動物園で飼育している動物などを紹介するパネル展示をしている。

 相互割引では、美術館の観覧チケットや動物園の入園券、年間入園券をもう一方の施設で提示すると、入館・入園料が団体料金(100円引き)となる。

 10日午後2時からは、美術館で動物園の獣医師坂本英房さんによるギャラリートークを催す。バーナード・リーチの作品に描かれている動物について、専門家の視点で話す。事前申し込み不要。

【 2013年08月02日 11時41分 】

お玉ちゃん、 「大河」誘致へ奔走 長岡京ガラシャ祭のキャラ

2013-08-04 17:49:36 | 創 creation
 京都府長岡京市の長岡京ガラシャ祭イメージキャラクター「お玉ちゃん」が、活動の範囲を広げている。着ぐるみが登場した2年前に比べ市外のイベントに出張する機会が増え、ブログも開設した。祭りのPRにとどまらず、明智光秀と娘の細川ガラシャを主人公とするNHK大河ドラマの誘致にも一役買っている。

 お玉ちゃんは同市にゆかりのあるガラシャをモチーフにしたキャラクターで、1996年に登場した。2011年6月にはガラシャ祭20周年を記念し、着ぐるみが作られた。市制施行40周年の昨年秋には、ガラシャ祭のイベント企画で市から「特別住民票」も交付されている。

 当初は市内での活動がメーンだったが、同市を事務局とするNHK大河ドラマ誘致推進協議会が発足したことを受け、加盟する亀岡市や舞鶴市、福知山市などの催しにも呼ばれるようになった。

 今年は府内の自治体に加え、関ケ原の戦いをテーマに岐阜県関ケ原町で開かれたイベントや大阪市内のゆるキャラまつりなど、府外にも出張している。市外での出演は昨年11回で、今年もすでに9回に上る。目下の悩みは、着ぐるみが1体しかないため、出演依頼が来ても断るケースが少くないことという。

 昨年3月からはインターネットで「お玉ちゃんブログ」の執筆を始めた。週1回のペースで更新し、活動の様子を写真も交えてつづっている。

 市総務課は「これからも露出の機会を増やしていきたい。大河ドラマ誘致のPRにも力を入れていく」と話している。

【 2013年08月02日 11時40分 】

阪急バス、大幅減便や廃止 運行計画の変更案が判明

2013-08-04 17:47:31 | 地 geography
 阪急電鉄の新駅「西山天王山駅」が12月に開業するのに合わせ、阪急バスの京都府長岡京市と大山崎町内を通る運行計画の変更案が31日、明らかになった。新駅付近の住民が、バスから鉄道に移動手段を替えると予想される路線や赤字路線は大幅な減便で、金ケ原系統は4割減、西法寺系統は廃止-などとなっている。長岡京市と大山崎町は同社に見直しを求め、協議を進めていくとしている。

 変更案の内容は、阪急バスから6月中旬に示されていた長岡京市が同日、市地域公共交通会議の市民委員への報告会で説明した。

 案によると、新駅に乗り入れる金ケ原系統は、多くの沿線地域が新駅の徒歩圏内に入るとみられることから、現状の1日85便から同47便と大幅に削減される。一方で、朝の通勤、通学時間帯のJR長岡京駅方面の減便は最小限に抑えるという。

 今里循環系統と滝ノ町系統は統合し、これまで両系統で1日25便だった本数を8便に変更する。また、文化センター通を走る一部路線を廃止する。土日に1便ずつ運行していた阪急の東向日駅への路線も廃止する。あかねバス停と滝ノ町バス停を廃止し、西の京バス停を新設する。

 久貝地区とJR長岡京駅を経由する系統は、新駅に乗り入れる。現状の1日35便から20便に減る。

 大山崎町内の円明寺が丘団地内を通っていた西法寺系統は廃止する。JR山崎駅から友岡地区を通ってJR長岡京駅に向かう系統で、同団地内を通る経路変更を検討しているという。

 路線再編やダイヤ変更は、12月21日からの実施を予定している。

 長岡京市は「阪急バスに強く反対の意思表示をしており、今後も協議を重ねる」としている。7月に市長名で見直しを求める文書を提出したという。

 この日の午前に阪急バスから説明を受けたという大山崎町は「町民生活への影響が大きく、全てを受け入れられない」として協議をしていく姿勢を示した。

【 2013年08月01日 09時36分 】