子育て、寄り添い重要 京都・向日でサポーター養成講座

2014-06-06 10:37:58 | 護 help

 京都府の向日市ファミリーサポートセンター主催の「子育てサポーター養成講座」が3日、同市寺戸町の市保健センターで始まった。市民ら約30人が参加し、子育て親子の現状や支援者に必要なことについて学んだ。

  同センターでは、子育て支援を受けたい依頼会員とサポートをする援助会員をつなぐ事業を実施している。養成講座は、援助会員の登録などを目的に年1回開い ている。この日は、臨床心理士で、「親と子のこころのエンパワメント研究所」の馬見塚珠生所長が「親に寄り添う子育て支援」をテーマに話した。

 馬見塚所長は、若い母親ほど地域との付き合いが疎遠という調査結果や虐待の現状、乳幼児期の大切な発達課題などを説明した。

 その上で、「親が自分で子どもと関わるのを助けることが必要」と指摘し、「分かってくれる人がいると思うだけでも元気になれる」と寄り添うことの重要性を強調した。

 受講者は27日まで計6回にわたり、「子どもの事故と安全」「子どもの心と身体の育ち」などをテーマに学ぶ。全講座を修了した希望者は、援助会員として登録することができる。

【 2014年06月04日 12時05分 】


心一つの救助技術披露 全国大会出場の乙訓消防組合

2014-06-04 11:44:44 | 護 help

 乙訓消防組合の代表として救助技術を競う全国大会への出場を目指す隊員の激励会が2日、京都府長岡京市天神4丁目の長岡京消防署であった。隊員は、管理者の小田豊長岡京市長らの前で日ごろの練習成果を披露し、府大会での健闘を誓った。

 組合内の予選で好成績を残した隊員14人が、7月2日に京都市南区で開催される府消防救助選抜会に出場する。「引き揚げ救助」「ほふく救出」「はしご登はん」「基本泳法」の4競技がある。

 この日は、小田市長の激励を受けた後、基本泳法を除く代表の隊員が各競技を行った。

 引き揚げ救助の訓練は、地下やマンホールなどの災害を想定している。隊員2人が約7メートルの高さからロープで素早く降り、負傷者役を救助して引き揚げた。

 息の合った動きをみせ、同僚からは声援が送られていた。

【 2014年06月03日 10時00分 】


吹奏楽の音色が聴衆魅了 西乙訓高と長岡第四中、合同で演奏会

2014-06-04 11:43:00 | イベント

 京都府長岡京市の西乙訓高と長岡第四中の吹奏楽部合同コンサートが1日、同高格技場であった。話題のディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌などが披露され、聴衆は中高生が織り成すハーモニーに酔いしれた。

 地元中学生との交流を増やそうと、同高が2012年から開催している。今回は両校の吹奏楽部員約90人が参加した。

 長岡第四中の生徒はクラシックや演歌、ポップスの名曲をメドレーで奏でた。西乙訓高の生徒は、重低音が印象的な「復興」などを迫力たっぷりに披露した。

 この後、全員で「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を演奏。聴衆の中には手拍子をしたり踊り出したりする子どももいて盛り上がっていた。

【 2014年06月02日 10時49分 】


京都・長岡京市に国交大臣表彰 「まちづくり功労者」に選定

2014-06-04 11:39:48 | 式 celemony

 京都府長岡京市が本年度の「まちづくり功労者」に選ばれ、国土交通大臣表彰を受ける。京都縦貫自動車道と阪急西山天王山駅が同一箇所に存在する新 しい交通結節点を設けることで利便性を向上させ、広域的な交流を創出して地域活性化に貢献したことが評価された。今後の同駅周辺のまちづくりに弾みがつき そうだ。

 まちづくり功労者は6月のまちづくり月間に合わせ、魅力あるまちづくり推進に努め、功績のあった個人や団体が表彰される。長岡京 市では、昨年度に八条ケ池が都市景観大賞に選ばれ、2005年度には「長岡京駅西口地区市街地再開発組合」がまちづくり功労者で表彰されている。

 本年度は全国で34個人・団体がまちづくり功労者を受賞。表彰式は6月16日に東京都内で開かれる「まちづくりと景観を考える全国大会」の中で行われる。

  市は2008年度から、昨年12月に開業した西山天王山駅周辺の整備を始めた。東口と西口の駅前広場をはじめ、東西自由通路や駐輪場3カ所を整備。パーク アンドライド用の駐車場も設け、縦貫道長岡京インターチェンジを降りた観光客らが、鉄道やバスに乗り継ぎやすいようにした。

 また、縦貫道の高架橋上にはバス停も整備し、高速バスと同駅と直結させた。これらの事業により公共交通の利用と府北部などとの交流活性化を促進し、観光振興や地域経済の発展につながると期待されている。

 長岡京市まちづくり政策監は「広域から多くの人に観光に来ていただき、市の歴史や文化にふれてもらって交流が活発化すれば」としている。

【 2014年05月31日 10時10分 】


サツキ“競演”色鮮やか 京都・長岡京で盆栽42点展示

2014-06-02 09:29:28 | 木 plants

 「第34回さつき花季展」が31日、京都府長岡京市開田3丁目の市立産業文化会館で始まった。紫や白、ピンク色の鮮やかな花を咲かせたサツキが並び、来場者を楽しませている。

 長岡京市や近隣のサツキ盆栽愛好家でつくる西山さつき会が、会員同士の親睦や技術の向上につなげようと毎年開いている。

 同会によると、今年は5月に入ってから朝昼の寒暖差が激しかったため、花をそろって咲かせるのが難しかったという。

 会場では、会員18人が丹精込めて育てた42点が展示されている。訪れた人はじっくりと作品を鑑賞したり、会員に「このサツキは何年間、育てていますか」などと質問したりしていた。

 育て方の相談をしたい人は盆栽を持参すれば会員がアドバイスをする。サツキや草花の即売会もある。1日は午前9時から午後4時まで。無料。

 主な入賞者は次のみなさん。

 府知事賞 濱田隆一▽長岡京市長賞 田端繁▽市議会議長賞 露口和子▽市観光協会長賞 長尾雄一▽市商工会長賞 梅枝靖子▽京都新聞社賞 清水綾子、佐々木浩二

【 2014年06月01日 10時09分 】


放置竹林対策で天王山に作業道 京都・大山崎町

2014-06-02 09:27:10 | 木 plants

 天王山の放置竹林対策に取り組んでいる京都府大山崎町は本年度、山中に作業道を設置し、車の通行を可能にする。資機材を搬入・搬出しやすくなるため、町は伐採作業が加速度的に進むと期待している。

 本年度一般会計当初予算に600万円を盛り込んだ。

 町によると、天王山の放置竹林は敷地面積約160ヘクタールのうち4割を占め、年々増えている。土壌の栄養を吸収し広葉樹を駆逐しているほか、ハイキングコースなどの景観問題にもなっている。

 府森林組合連合会などが竹林伐採を進めているが、作業員は徒歩で往復しなければならず、手間と時間がかかっている。伐採後の竹林の処理も進んでいない。

 府の治山事業用の作業道(1・4キロ)が大阪府島本町の大阪水上隣保館から伸びており、町はその終点から酒解神社境内までの600メートルを整備する。完成後は、府の作業道も含めた2キロを供用できるようにする。境内周辺には車数台分を駐車できるスペースも設ける。

 作業道を利用できるのは当面、町と周辺の土地を所有する4団体のみとする方針で、今後利用規定をつくる。本年度は3ヘクタール分の伐採作業を予定している。

 町経済環境課は「作業道が完成すれば、何十年も放置されていた拡大竹林にメスを入れることができる。非常に画期的」としている。

【 2014年05月30日 10時48分 】


京都・長岡京市、中高生訪米団中止へ 10年継続で見直し

2014-06-02 09:26:02 | 習 learn

 京都府長岡京市の姉妹都市、米国マサチューセッツ州アーリントンに派遣される中学生の訪問団事業が、来年度は実施されないことになった。市教育委 員会は中学校の保護者宛に、10年間にわたって行われてきた訪問団の見合わせを伝え、理解を求める文書を送った。学校設置者の小田豊市長は「10回という 節目の中で整理、点検するために来年度は実施しない」と話す。

 訪問団事業は「世界に生きる生徒の育成」を目的に、中学校の校長4人と市教 委でつくる市立中学校国際理解教育推進協議会が主体となり、2005年度から実施。面接などで選抜した中学生を毎年度派遣し、10年度からは西乙訓高の生 徒も訪問団に加わっている。本年度までに中学生165人、高校生24人が派遣された。

 生徒の渡航費は自費で、市は引率教員の渡航費や通信費などのために同協議会へ補助金を出している。繰越金を含め昨年度の決算額は148万円だった。

 中断の理由として、市教委の文書では「引率者とホスト先の確保」「経費負担」などを挙げる。

 小田市長は取材に対し、友好交流活動は積極的に展開すべきとしながらも「過去に事業仕分けで不要とされた経緯もある。この際、立ち止まり、教育的観点や運営上の観点から点検し、より民間交流に近い形になるよう見直すべきだ」と説明する。

 今後、1年間をかけて教育的観点からは市教委、運営方法の観点からは市友好交流協会が整理、点検を行う。小田市長は「年度内には将来の方向性を出したい」としている。

□7月の訪日団は受け入れ

 長岡京市による生徒の訪問団事業の中断は、姉妹都市のアーリントンにも波紋を及ぼした。

 公立学校を管理するアーリントン教育委員会は、今月15日付で「長岡京の学校が姉妹都市関係の継続を望まないのであれば、2015年は関西の別の地域に滞在するように調整する」などと記した文書を市に寄せた。

 市は、姉妹都市として友好交流は続けるとした上で、訪問団事業のやり方を整理・点検することを説明。7月にアーリントンから市を訪れる子どもを予定通り受け入れると伝えた。

 小田市長は「来年度も来ていただいた場合はホームステイ先を確保し、しっかりともてなしたい」としている。

【 2014年05月29日 10時14分 】