山崎製パンは、京都府向日市の京都向日市激辛商店街とタイアップして人気商品ランチパックシリーズの新作「ゆる辛丼風」を開発した。1日から2カ月間限定で、近畿地方のスーパーなどで販売している。
ゆる辛丼は、激辛が苦手な人にも楽しんでもらおうと、同商店街の統一メニューとして昨年に誕生した。ご飯に香ばしく焼いた豚肉とオニオンスライス、食べるラー油などを乗せ、ニンニクしょうゆのタレをベースに味付けしている。
商品開発では同商店街がレシピを提供し、3回にわたって試食に参加して監修した。もともとはご飯物だったため、山崎製パンがパンに合うようにアレンジして仕上げた。
希望小売価格は税別140円。包装の表面には、ゆる辛丼のキャラクター「ゆるからっキー」と向日市の場所を示す地図を掲載している。
秋には第2弾としてカレーパンの販売を予定している。
同商店街の磯野勝事務長(50)は「幅広い人に親しんでもらえる味になっている」と話している。
【 2014年08月04日 09時55分 】