冬の星空の魅力、児童学ぶ 京都・向日市天文館

2015-01-12 20:01:30 | 習 learn

京都府向日市森本町の第3向陽小4年の児童約70人が9日、同市向日町の市天文館で、名誉館長を務める京都産業大の河北秀世教授から天文の授業を受け、月や冬の星空を学んだ。

 理科の授業で天文を学ぶ児童が専門家の話を聞くことによって、より関心を持ってもらおうと企画した。

 河北教授は最初に、プラネタリウム投影機を使って「冬の大三角形」をはじめとした星や今の時期に確認できる星座を解説した。

 続いて、クイズ形式で月について話し、「半月など月の形が変わって見えるのは、太陽に照らされて影ができるから」「月と地球の距離は約38万キロメートルあり、新幹線で行くと53日間かかる」などと説明した。児童らは興味深そうに聞いていた。

 

【 2015年01月10日 10時35分 】

 

森林整備の担い手、25日から養成講座 京都・大山崎、参加募る

2015-01-12 19:56:54 | 習 learn

京都府大山崎町は、天王山の森林整備を担うボランティア養成講座を25日から始める。16日まで受講希望者を募っている。

 天王山は放置竹林が拡大するなど荒廃が進む。町内には大山崎竹林ボランティアなどさまざまな環境保全団体があるが、会員の高齢化が課題になっている。講座は天王山の現状を知ってもらい、森林整備の新たな担い手を育成する狙い。

 森林保全に取り組む「京都モデルフォレスト協会」(京都市中京区)などが講師を務める。受講者は中央公民館で森林ボランティア活動の役割や心構え、道具などについて説明を受けるほか、現地でチェーンソーやナタの使い方などを学び、竹林などを伐採する。

 25日、2月8日、22日、3月1日、15日の計5回でいずれも午前9時半~午後0時半。原則として全講座に参加する。

 高校生以上が対象で、町内外を問わない。参加費は千円。問い合わせは町役場代表TEL(956)2101から経済環境課へ。

【 2015年01月09日 08時56分 】


元日寒波、京都・乙訓も銀世界に 初詣に大勢の参拝者

2015-01-09 08:44:08 | 式 celemony

 新年を迎え、乙訓地域の社寺には多くの参拝者が初詣に訪れ、健康や学問成就などを願った。「元日寒波」の影響で1日午後から激しく雪が降り、まちは銀世界となった。

 乙訓消防組合の観測では、1日朝から最大瞬間風速10メートルを超える冷たい風が吹き、同日午後3時ごろには気温が1度を下回った。雪が勢いよく降り、あっという間に積もった。

 京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮には、晴れ間が広がった1日朝から大勢の家族連れらが初参りし、参道には長い行列ができた。午後からの降雪の中でも人の波が途絶えることはなかった。

 参拝者は社殿前で手を合わせて願い事をし、「優しい子に育ちますように」「志望校合格」「ピアノが上手になりたい」などと書いた絵馬を奉納した。おみくじを引いて今年の運勢を占う人もいた。

 境内には、おでんやたこ焼き、お好み焼きなどの露店が並び、子どもらが熱々の料理をほおばって冷えた体を温めていた。

 向日市や大山崎町の社寺も参拝者でにぎわった。

【 2015年01月03日 11時06分 】


樽の中、時が醸す味わい 山崎ウイスキー蒸溜所

2015-01-09 08:40:17 | 水 water

 京都府と大阪府の境に位置するサントリー山崎蒸溜所は天王山の麓に建ち、近くでは桂川、宇治川、木津川の三つの川が合流する。日本初のウイスキーづくりを目指した鳥井信治郎(1879~1962年)が山崎を選んだのは、この地形が影響する気候と良質な地下水だった。

 水温が異なる三川が合流することで霧が発生し、熟成がゆっくりと進む湿潤な環境が生まれる。使用する地下水は、名水百選に認定された水無瀬神宮(島本町)の「離宮の水」と同じ水源で、まろやかな水質は日本人に合うウイスキーづくりに適している。

 蒸溜所では魅力をもっと知ってもらおうと、工場見学を催している。銅製の蒸留釜「ポットスチル」や原酒が詰まった樽が並ぶ貯蔵庫などを見て回り、製造工程を学べる。見学後の試飲では、ハイボールなどを味わえる。

  近年のウイスキーブームやドラマ人気を背景に、2014年は山崎蒸溜所に前年を4千人上回る12万7千人が訪問した。海外からの見学客も増加している。昨 年12月上旬にフランスから来たカップルは「フランスではストレートで飲むことが多いが、ソーダで割るとソフトな口当たりになって飲みやすい」と満足そう だった。

 ウイスキーの売り上げは伸びており、総市場では14年が前年比105%と増加した。サントリーホールディングスによると、ウイスキー「山崎」は同110%で、本格志向の愛好者も増えつつあり、ブームはまだまだ続きそうだ。

■天使の分け前

 静寂に包まれた薄暗い貯蔵庫には、長い時間をかけて熟成を続けている原酒が入った大量の樽が積まれている。ウイスキーが醸し出す味わいや香りは、この工程で育まれる。

 原酒は熟成していくうちに、水分とアルコール分が蒸発して少しずつ失われていく。年間2~3%が減るという。

 なくなった分は「天使の分け前」と呼ばれている。おいしいウイスキーをつくるために天使が手伝ってくれているから、という考えらしい。

 工程の途中までは、ビールや焼酎とさほど変わらない。その後の熟成の長さで、酒としての個性は大きく違ってくる。味を深め、琥珀(こはく)に色づくその変化は人の力を超えているようで、天使のおかげだと思えるのは分かる気がする。

 長いもので数十年を要するウイスキーづくり。経てきた時間に思いをはせながら、楽しむのもいいかもしれない。

【 2015年01月04日 11時49分 】


京都・長岡京市議補選告示 新人4人が立候補

2015-01-09 08:39:08 | 政 governing

 京都府長岡京市議補選(欠員2)が4日告示され、共産の住田初恵氏(65)、無所属の中小路貴司氏(52)=自民推薦=、維新の増田真知宇氏(38)、無所属の大山治寿氏(40)=連合京都推薦=の新人4人が立候補した。

 一昨年10月の市議選後、市議1人が死去し、別の市議1人が今春の府議選に立候補するため辞職したことに伴い、欠員が生じた。

 この日告示された市長選と同じ11日に投開票される。

【 2015年01月04日 21時50分 】


京都・長岡京市長選告示 新人3人が立候補

2015-01-09 08:37:48 | 政 governing

 任期満了に伴う京都府長岡京市長選が4日告示され、前市議会議長の冨岡浩史氏(53)=自民、公明推薦=、前京都府議の中小路健吾氏(41)=連 合京都推薦=、声楽家の中平一二三氏(60)=共産推薦=の3人が、いずれも無所属で立候補した。京都府内で今年最初の選挙で、市議補選も同日告示され、 今春の統一地方選も見据えた選挙戦が幕を開けた。

 三つどもえの市長選は8年ぶり。3期12年間、市政を担った小田豊市長(70)の後任を決める選挙となる。少子高齢化や今後の人口減少を踏まえ、福祉の充実や子育て支援、都市基盤整備などについて論戦を展開する。

 冨岡候補は災害に強いまちづくりや観光振興、産業活性化、健康長寿などを訴える。

 中小路候補は公共施設の集約化や医療充実、阪急長岡天神駅周辺の整備などを掲げる。

 中平候補は戦争と原発再稼働に反対し、中学校給食の実現、路線バス充実を主張する。

 投票は11日で、即日開票される。期日前投票は5~10日の午前8時半~午後8時に市役所で行われる。有権者数は3日現在で、6万4767人(男性3万1136人、女性3万3631人)。

【 2015年01月04日 21時40分 】


「全力で職務を」 京都・乙訓2市1町で仕事始め

2015-01-09 08:28:22 | 式 celemony

 多くの会社や事業所で「仕事始め」となった5日、乙訓2市1町でも各首長が職員に訓示し、新年度に向けた意気込みを語った。

 昨年12月に就任した京都府大山崎町の山本圭一町長は、同町円明寺の町役場で職員約60人を前に「新年度予算の町長査定が始まるが、(町長選で掲げた)公約を一つ一つ着実に実行していく」と決意を述べた。

 その上で「さまざまな場面で無理をお願いするかもしれないが、全力で職務に当たってください」と呼び掛けた。

 この後、退職者や勤続30年の職員を対象にした表彰式があった。

【 2015年01月06日 11時03分 】