
京都府向日市内の小中学生を対象にした読書感想文コンクールの表彰式が9日、同市寺戸町の市民会館で開かれた。優秀作品に選ばれた児童生徒に、賞状などが贈られた。
同コンクールは、読書の楽しさや、自分の考えや感じたことを言葉で表現する喜びを知ってもらおうと、市図書館が毎年開催している。14回目の今回は、179点の応募があり、市長賞、教育長賞、優秀賞各4点、入選18点の計30点を選んだ。
式には、保護者や学校関係者含め約40人が出席。安田守市長が「時間のある限り、どんどん本を読んで、将来本を書く人がみなさんの中から出てきてほしい」とあいさつ。安田市長と永野憲男教育長が、受賞者に賞状などを手渡した。
その後、市長賞の受賞者が自身の感想文を朗読し、出席者はうなずきながら熱心に聞き入っていた。
市長賞を受賞した第2向陽小1年の寺島昂多郎くん(7)は「読書はあんまり好きじゃないけど、作文を書くのが好き。受賞できてうれしい」と話していた。
そのほかの市長、教育長、優秀各賞の受賞者は次のみなさん。
【市長賞】吉澤えりか(洛南高校付属小3年)、太田有美(向陽小6年)、井上舞(龍谷大付属平安中1年)【教育長賞】上埜波留(2向小2年)、中島菜々子(洛南高校付属小3年)、山本那月(向陽小6年)、本田沙彩(寺戸中1年)【優秀賞】寺田壮汰(3向小2年)、山本一優輝(洛南高校付属小4年)、中川真和(向陽小5年)、山口璃子(寺戸中3年)
【 2016年01月10日 12時24分 】