JR向日町駅前の絵本・児童書専門店「ワンダーランド」(京都府向日市寺戸町)で、平和を訴える絵本の原画展が開かれている。開設以来続けている戦争や平和をテーマにした企画の一環で、同店は「わがこととして考えるきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。10日まで。
会場には、「安保関連法に反対するママの会」の発起人の西郷南海子さんが、デモ行進のシュプレヒコールで用いた言葉から物語を構成した絵本「だれのこどももころさせない」の原画14点が並んでいる。
子どもたちが色とりどりの花を戦車に描く場面や、巨大な掃除機で兵器を吸い取るシーンが、作画した浜田桂子さんの絵の具やコンテを用いた柔らかな筆致で描かれている。
同店では1995年の開設以来、夏に平和を考える作品の特設コーナーを作り、特攻隊をテーマにした作品の作者や被爆者を招いた講演会などを企画してきた。オーナーの長谷川みゆきさん(60)は「優しい原画に込められた『戦争はしてはいけない』という基本的なメッセージを伝えたい。平和の問題に見て見ぬふりはできない」と話している。
【 2017年08月03日 12時04分 】
会場には、「安保関連法に反対するママの会」の発起人の西郷南海子さんが、デモ行進のシュプレヒコールで用いた言葉から物語を構成した絵本「だれのこどももころさせない」の原画14点が並んでいる。
子どもたちが色とりどりの花を戦車に描く場面や、巨大な掃除機で兵器を吸い取るシーンが、作画した浜田桂子さんの絵の具やコンテを用いた柔らかな筆致で描かれている。
同店では1995年の開設以来、夏に平和を考える作品の特設コーナーを作り、特攻隊をテーマにした作品の作者や被爆者を招いた講演会などを企画してきた。オーナーの長谷川みゆきさん(60)は「優しい原画に込められた『戦争はしてはいけない』という基本的なメッセージを伝えたい。平和の問題に見て見ぬふりはできない」と話している。
【 2017年08月03日 12時04分 】