天王山登山、小倉神社ルートが通行止め 京都、迂回呼び掛け

2018-05-13 11:31:06 | 災 disaster

 天王山(京都府大山崎町)にある登山口のうち現在、小倉神社からの登山口が工事などのため通行止めとなっている。町などは、近くの迂回(うかい)ルート活用や他の登山口からの山歩きを呼び掛けている。

 昨年10月の台風21号の影響で倒れた木々が登山道付近の急斜面に引っ掛かった状態になっており、危険なため撤去作業を実施。同神社近くの川の護岸工事も行う。通行止めは、二つの作業が終わる6月末までの見通し。

 迂回ルートは小倉神社第2駐車場の奥から入る。山頂までの距離は変わらないという。町は同ルートを示す看板と天王山への道しるべを複数箇所に設置した。町担当者は「今回、利用を呼び掛けている迂回ルートは景色が良く、京都市内の眺望を楽しみながら上り下りできるので、利用してもらいたい」と話している。

【 2018年05月12日 15時30分 】


大山崎でハートの写真「いいね」 京都・SNS投稿募る

2018-05-13 11:28:13 | 民 people

 京都府大山崎町の形に似た「ハート」で地域を盛り上げようと、町商工会女性部がハート形にちなんだ写真を撮影し、会員制交流サイト(SNS)に投稿してもらうフォトコンテストを行っている。商工会加盟店では続々とハート形の商品が登場。事務局は「ユニークな商品のPRと合わせてハートの町を発信できれば」としている。

 町商工会女性部は昨年度から町の形に着目した取り組みを進め、JR山崎駅前にハート形の竹製モニュメントを設置。商工会加盟店もハート関連商品の開発に取り組み、町内の飲食店では町内の陶芸家らが制作したハート形カップでコーヒーを提供し、ハート形のホットケーキやパンなども販売している。ハート形グッズを置く店舗も出てきた。今回のコンテストはこうした地元のオリジナル商品のアピールも兼ねて企画した。

 コンテストは、駅前の竹製モニュメントに絡めた写真を募る「ハートモニュメント部門」と、ハートにちなんだ作品を応募できる「ハート何でも部門」の2部門ある。SNSの「インスタグラム」で、町商工会女性部のアカウントをフォローし、「#(ハッシュタグ)天王山ハートフォト」を付けて投稿する。

 9月30日まで。何枚でも応募できる。審査で最優秀賞や入選作品を選び、入賞者にはオリジナルグラスやブローチ、町内飲食店のコーヒー券やケーキセット券などを贈る。

 町商工会女性部の事務局は「大山崎は山崎の合戦の地で有名だが、町内には温かいハート形の写真を撮ってもらえる場所がたくさんある。写真を通してハートの町を広めていってもらえれば」としている。詳細は町商工会ホームページ。

【 2018年05月10日 11時29分 】


児童2人がそろばん全国1位 京都の同じ教室、互いに刺激

2018-05-13 11:26:46 | 賞 prize

 京都府宇治市の児童2人が、そろばん計算の成績と速さを競う昨年の「全国そろばんコンクール」小学3年生、4年生の部でそれぞれ全国1位になった。2人は市内の同じ教室に通い、互いに刺激し合いながら学習に励んでいる。

 大開小5、年吉田梨乃さん(10)=同市広野町=と、南部小4年、助川嗣門(しもん)君(9)=同市莵道。吉田さんは2年ぶりの優勝、助川君は連覇で、そろって1位になるのは市内で初めてという。

 コンクールは毎年、日本珠算連盟などが開催。各都道府県の部門別1位が全国の決勝に進む。昨年12月にあったコンクールには小学生以下から50歳以上まで計12部門に全国から参加し、小学3年生の部に3012人、4年生の部に3733人が挑んだ。

 最大10桁の数字を扱う割り算、掛け算、見取り算、見取り暗算の30問を吉田さんは3分7秒、助川君は4分13秒で解いて200点満点を取った。

 そろばん教室で一緒に学ぶこともあるという吉田さんと助川君は「練習を続けているのがすごい」と互いに刺激を受け、自宅でも上達に向けて自主的に問題プリントをこなす。

 そろっての1位に「とてもうれしい」と笑顔を見せ、2人は「そろばんで勉強していることを生かして、お医者さんみたいに将来人の役に立つ仕事をしたい」などと話している。

【 2018年05月09日 17時00分 】


京都・木津川市の人口1万人増 府内トップ、「子育てに最適」

2018-05-13 11:23:35 | 式 celemony

 京都府木津川市は6日、2007年3月の市発足後に人口が1万人増えたことを記念する式典を市役所で行った。関西文化学術研究都市のニュータウン開発で多くの子育て世帯が転入、府によると今年4月1日までの10年間の人口伸び率は府内市町村でトップの12・3%だった。

 同市は07年3月に木津、加茂、山城の3町が合併して発足した。当時の人口は6万6490人。以降に学研都市区域の州見台、梅美台、城山台の各地区で宅地開発が進むなどして奈良市や府内からの転入が増え、今年4月27日に7万6490人となった。

 市は今後も人口増を見込んでおり、2035年に人口8万5千人と計画している。

 増加1万人目は、奈良市から同市梅美台に転入した國方太郎さん(30)。6日に妻香さん(30)、長男陽向ちゃん(2)と市役所を訪れ、河井規子市長から認定証を受けた。國方さんは「閑静な住宅街で子育てにも環境が良い。新興住宅なのでなじみやすいと思う」と話した。

 近畿では大津市も合併後に宅地開発などで人口が増えた。志賀町編入後の06年4月の32万4千人から、今年4月1日時点で1万6544人増えている。

【 2018年05月08日 12時00分 】


飲み物買い、赤い羽根募金 京都・大山崎に自販機

2018-05-13 11:20:57 | 護 help

 飲料を買うと売り上げの一部が赤い羽根共同募金に寄付される自動販売機が、京都府大山崎町円明寺の大山崎町福祉センター「なごみの郷」玄関に設置され、除幕式がこのほど行われた。

 府共同募金会が府内で設置を進めている。同町では初めてで、寄付は町内の福祉活動に役立てられる。これまで60台の自販機が京都府内で稼働しており、募金額は昨年度末時点で年間約148万円に達した。

 式には町社会福祉協議会の川戸徳郎会長や同募金会の高山光史常務理事・事務局長らが出席。杉山英樹副町長は「大山崎町初の設置で、地域福祉活動への関心や協力の広がりが期待される。今後も住民福祉の向上に努めたい」と町長のメッセージを代読した。

【 2018年05月08日 11時44分 】


源氏物語の世界、更紗で華麗に 京都で青木寿恵さん作品展

2018-05-13 11:18:53 | 会 party

 手描き染め更紗(さらさ)作家の故青木寿恵さんの作品による「源氏物語の更紗展」がこのほど、京都府向日市寺戸町の寿恵更紗ミュージアムで始まった。平安時代の女性がパリのエッフェル塔を望む構図などで、遊び心にあふれた世界が表現されている。5月31日まで。

 更紗は紀元前のインドで発祥したとされる染め文様。青木さんは草木染による手描きで創作し、世界各国で高い評価を得ている。

 今回の展示では「源氏物語」にまつわる着物や掛け軸など38点を並べる。フランスの日本学者レオン・ド・ロニー(1837~1914年)が残した民芸品などに影響を受けた青木さんは、「日仏融合」の作品も多く、会場には平安貴族と凱旋(がいせん)門やエッフェル塔が一緒に描かれた額装も掲げられている。

 月曜休館(祝日の場合は翌日)。一般500円、大学・専門学校生100円。高校生以下無料。問い合わせは寿恵更紗ミュージアム075(934)6395。

【 2018年05月07日 18時30分 】


生活美を追求、モリスのデザイン紹介 京都で企画展

2018-05-13 11:17:03 | 会 party

 19世紀イギリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」を先導したウィリアム・モリス(1834~96年)の生涯とデザインの歩みを紹介する企画展「ウィリアム・モリス-デザインの軌跡」が、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府大山崎町大山崎)で開かれている。デザイナーとしてのモリスに焦点を当てており、生活美を追求した作品が来館者を魅了している。

 モリスは産業革命による伝統的な手工芸の衰退を懸念し、質の高い装飾を目指した。そのデザインからは、鳥や草花など自然に対する細やかな観察眼と愛情が見て取れる。

 会場には、染めの技術と色の質を兼ね備えた「インディゴ抜染法」と呼ばれる方法でイチゴを食べようとする鳥を表現した織物やブナの丸材にい草の座を編んだ肘掛け椅子、バラとオリーブの刺しゅうが印象的な暖炉のついたて、私設印刷工房で制作した書物などが並ぶ。同時代に活躍したデザイナーの作品も含め計56点を展示している。

 作品に見入っていた京都造形芸術大2年の川上愛理さん(19)は「刺しゅうは女性がするイメージだが、もともと男女問わず行っていたと知った。デザインは細かい中に遊び心があってすてき」と話していた。

 7月16日まで。月曜休館(最終日は開館)。一般900円、高大生500円、中学生以下無料。問い合わせは同美術館(957)3123。

【 2018年05月07日 10時55分 】


嗚呼、何丁目の夕日…昭和の駅風景、ジオラマと鉄道模型で再現

2018-05-13 11:14:41 | 地 geography

 旧国鉄向日町駅と周辺の街並みを再現したジオラマの中に鉄道模型を走らせるイベントが、向日市寺戸町の市文化資料館で開かれている。子どもの日の5日は、多くの家族連れでにぎわった。6日まで。

 1876(明治9)年に府内で初めて鉄道の駅として設けられた向日町駅や地域の歴史に関心を持ってもらおうと企画されたイベントで、ゴールデンウイークに合わせて実施されている。

 会場の研修室では、1960年頃の同駅舎や街並みが再現された懐かしい風景の中を、機関車がけん引する長大編成の貨物列車や客車列車などの鉄道模型が走り抜けた。また、型紙に色を塗り、オリジナルの車体を作ってレール上を走らせるコーナーもあり、子どもたちが色鮮やかな電車を動かして運転士の気分を味わった。

 4歳の長女と2歳の長男とともに訪れた会社員山本正典さん(41)=同市寺戸町=は「子どもたちが電車が好きなので来た。喜んでくれてよかった」と笑顔を見せていた。

【 2018年05月06日 11時30分 】


こいのぼり200匹、悠々青空泳ぐ 京都・京田辺の普賢寺川

2018-05-13 11:12:07 | 民 people

 こどもの日の5日、京都府京田辺市三山木の普賢寺川と川岸で「こいのぼりフェスタ」が開かれた。晴れ渡る青空の下、川に渡された大小約200匹のこいのぼりが悠々と泳ぎ、家族連れらは歓声を上げたり、写真を撮ったりして連休のひとときを満喫した。

 こいのぼりの飾り付けは、地域を盛り上げようと住民有志が2011年から毎年行っている。家で使わなくなったこいのぼりに加え、地域の子ども会や幼稚園児が手作りしたかわいいこいのぼりもある。

 この日は初夏を思わせる陽気の中、川岸に綿菓子やせんべいなどの模擬店が並び、子どもたちが列をなした。子どもや友人と訪れた清水愛さん(29)=同市興戸=は「こどもの日なので記念写真を撮りにきました。こいのぼりのように元気にたくましく育ってほしい」と話していた。

 こいのぼりの飾り付けは12日まで。

【 2018年05月06日 11時04分 】


宇治田原、抹茶スイーツでにぎわい 京都・観光需要に期待

2018-05-06 09:44:55 | 商 trading

 「お茶の京都博」は終わったが、新茶のシーズンを迎えて京都府宇治田原町がにぎわいを増している。町内の和洋菓子店で食べられる抹茶などのスイー ツが人気で、町は紹介マップを発行、観光客の呼び込みに期待する。抹茶の需要増を受けてJA京都やましろの抹茶加工施設も開設され、町も活気づいている。

  大阪市北区から同町岩山の製茶場「お茶の郷 木谷山」を訪れた大下和江さん(70)は、友人4人と抹茶パフェやあんみつを味わった。「抹茶が大好き。大阪 のデパートにも抹茶製品はたくさんあるが、ここで食べる方が格別おいしい」と笑顔を見せる。製茶場の木谷啓嗣専務(34)は「昨年から若い女性客がぐっと 増えた。抹茶と和菓子のセットを頼む客も以前より多い印象がある」と話す。

 町が発行した「宇治田原スイーツMAP」(A5判8ページ)は、町内の和洋菓子店や喫茶店など7店舗を紹介している。各店では、宇治田原町産の抹茶やほうじ茶を使ったスイーツを店内で食べることができる。町役場や掲載店舗などで配布しており、スイーツ好きに好評という。

 町は茶園の景観もアピールしようと、府内最大級の同町郷之口の西ノ山集団茶園(15ヘクタール)に広大な茶園を一望できる展望台を設置した。宇治市からも近く、大型連休後半の観光客来訪を期待している。

 同町湯屋谷では茶工場を改修した交流拠点のオープンが6月以降に控えており、観光スポットとして注目されそうだ。

 抹茶スイーツの人気を受け、抹茶の需要は伸び続けている。JA京都やましろは茶農家の収入増や新たな商品開発も狙い、同町郷之口の茶工場の一部を4千万円かけて改修して抹茶加工施設とした。年間生産量は約7トンを見込んでおり、5月上旬から稼働する予定だ。

 JA京都やましろによると、同JAの茶の取引額は昨年46億円で過去10年で最高となった。うち67%を抹茶に加工される碾茶(てんちゃ)が占めている。

 これまでは加工作業は業者に委託して製菓業者などに販売していたが、今後は抹茶スイーツなど新商品開発に力を入れる。イスラム教徒が戒律に沿って飲食できる「ハラール」の認証など海外からの需要に応える輸出も視野に入れており、販売拡大を期待している。

【 2018年05月05日 15時29分 】


市の玄関口、見上げると「階段アート」  京都・長岡京PR

2018-05-06 09:42:28 | 創 creation

 JR長岡京駅(京都府長岡京市神足2丁目)にこのほど、市がシティプロモーションで用いるロゴマークを描いた「階段アート」がお目見えした。東西両側の入り口の階段で足元から「かしこ暮らしっく長岡京」のコンセプトをアピールしている。

 紺と黄緑の2色を基調としたデザインが、見上げると浮かび上がる。東側で21段、西側で24段ある階段に、市が寄付を原資に描いた。従来は無地だったスペースを有効活用し、各地からの乗降客らに市の掲げるイメージを浸透させる狙いだ。

 市では今後、改札口一帯にロゴマークの幕をつり下げてPRを強化する計画で、JR長岡京駅の入江定勝副駅長は「まちの玄関口として、全面的に盛り上げに協力していきたい」と話す。

【 2018年05月05日 12時18分 】


平安貴族の暮らし体験 京都・源氏物語ミュージアム

2018-05-06 09:37:26 | 習 learn

 <京都・たんば発GWナビ>

 千年の時を超え、今も愛される「源氏物語」。全五十四帖の最後を締めくくる「宇治十帖」の舞台となった地で、物語の世界観を体験できる空間が源氏物語ミュージアムだ。

  展示ゾーンの「平安の間」では、調度品が並ぶ女性の部屋や実物大の牛車、主人公・光源氏の邸宅「六条院」の模型などがあり、平安貴族の生活を彷彿(ほうふ つ)とさせる。また、「宇治の間」は宇治十帖をテーマとする。光源氏の子の薫(かおる)らが織りなす恋物語の名場面が、実物大のセットや音、照明などで再 現されている。物語に登場する香りの原料をかいで体感できる展示物もある。

 映像展示室では、篠田正浩監督の人形劇映画「浮舟」と山崎雅史監督の実写映画「橋姫」の2本を順次上映している。雑貨などを販売するショップや、関連書籍4千冊を所蔵する図書室も設ける。

 同ミュージアム学芸員の家塚智子さん(47)は「源氏物語には驚きや発見がある。難しい古典だと構えないで、親しんでほしい」と話す。

 ミュージアム近くには宇治川が流れる。両岸には世界遺産の平等院や宇治上神社をはじめ多くの神社仏閣や史跡が多く、散策も楽しめる。茶屋も軒を連ねており、疲れたら宇治茶で一服。人気の抹茶スイーツも味わえる。

 ■源氏物語ミュージアム 源氏物語のまちづくりに取り組む宇治市が1998年に開設した。京滋バイパス宇治西インターチェンジから車で約10分。宇治市宇治東内。観覧料は大人500円、小中学生250円。同館0774(39)9300。

【 2018年05月03日 16時49分 】


古墳や竹の径、デジタル案内板が紹介 京都・向日

2018-05-06 09:35:20 | 創 creation

 京都府向日市は、市内のみどころやイベント情報などを紹介したデジタル観光案内板を、JR向日町駅前(同市寺戸町)に設置した。長岡京の大極殿を模したデザインで、「向日市の魅力に触れるきっかけにしてほしい」と期待を寄せている。

 国の補助金も活用し約850万円をかけて、市内では初めて整備した。英語、中国語、韓国語を含めた4カ国語に対応したタッチパネル式で、観光マップ▽観光周遊ルート▽みどころ▽イベント・お店情報―などの項目から希望の情報を選べるようにしている。

 観光周遊ルートは3種類あり、いずれもJR向日町駅を起点に約2時間のコースとした。このうち「魅力満喫コース」は、物集女車塚古墳から竹の径を経て、向日神社や大極殿公園を巡って阪急西向日駅がゴールで、案内板では各地点の詳細な説明を写真入りで解説している。

 QRコードを通じて、スマートフォンの地図アプリケーションと連動する機能なども持つ。案内板を見ていた男性観光客は「改札口の前にあるので目立つ。散策に役立つ情報を知りたい」と話していた。

【 2018年05月03日 12時29分 】


幻想の明かり、境内包む 京都・石清水八幡宮で試験点灯

2018-05-06 09:33:20 | 創 creation

 石清水八幡宮(京都府八幡市八幡)は4日午後7時から、国宝の本殿や、参道などをライトアップする特別拝観「石清水灯燎華(とうりょうか)」を催す。1日夜に試験点灯が行われ、灯籠で照らされた境内が幻想的な雰囲気に包まれた。

  2000年から毎年開催している。本殿では、憤怒した八幡大菩薩(ぼさつ)ら神様を描いた掛け軸「篝火御影(かがりびのみえい)」を特別公開。清峯殿に は、石清水祭の復興援助を申し出る「岩倉具視書状」(重要文化財)と「神祇官(じんぎかん)達書」(同)の初公開2点を含む21点の文化財を並べる。笛や 和楽器の奉納、茶席(有料)もある。

 午後9時まで。拝観料千円(小中学生500円、境内参拝は無料)。荒天時は5日に順延。当日限定で月夜に浮かぶ社殿をデザインした「石清水灯燎華本蒔絵(まきえ)朱印帳」(3千円)を授与する。

 清峯殿では3~6日午前9時から午後4時まで「神仏霊場会発足10周年記念特別展」も開催する。500円。問い合わせは石清水八幡宮075(981)3001。

【 2018年05月02日 16時30分 】


新緑の境内で芸術満喫 京都・柳谷観音楊谷寺で催し

2018-05-06 09:30:54 | イベント

 西山の山あいにある柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷)で、大型連休のイベント「新緑ウイーク」が開かれている。30日には練り香づくり体験会もあり、参拝者が若葉の風景とアートを楽しんだ。

 特別公開中の上書院は、かつては天皇家や公家など限られた客だけを通していた場所で、訪れた人たちは静寂の中で庭園の新緑を心ゆくまで眺めていた。

  クリーム状の香水「練り香」づくり体験には参拝に訪れた女性客らが参加した。かんきつ類や花、柳谷観音をイメージした香りのアロマオイルを、熱したツバキ 油やみつろうに溶かし込んだ上で固めて作り上げた。参加者は、できた練り香を早速、手首などに塗り込んで「肌がしっとりする」「香りで心が落ち着く感じが する」と喜んでいた。

 新緑ウイークは6日まで。期間中は上書院を特別公開し、寺宝の公開や「青葉の押し花朱印」を限定で授与しているほか、琴の演奏体験(3日)や押し花朱印づくり(5日)なども開催される。

【 2018年05月01日 08時50分 】