正月2日から京都国立博物館で『山陰の古刹 鰐淵寺名宝』が公開されています。
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会場は平成知新館の特別展示室(1Fー2)です。
平成知新館が新築オープンされた昨年秋は、開館特別展示が行われ、
また国宝鳥獣戯画展とも重なったこともあり、大勢の方で賑わいました。
私は昨年、2回知新館を訪れ、仏像、絵巻、書、陶磁、染色、絵画、巻物などを
じっくり観賞しました。
特別展示がない今の期間は、比較的のんびりと観賞できます。
まだ妻は知新館に来たことがないので、訪れた次第です。
博物館の駐車場も空いていて、すぐに駐車できました。
平成知新館
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妻は初めてなので、全展示室をまわります。
一番気に入ったのは染色室とのことでした。
最後に特別展示室の『鰐淵寺の名宝』に入りました。
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山陰を代表する鰐淵寺は、六世紀末、推古天皇の時代に開僧されています。
平安時代には聖地として知られていたといいます。
山岳修行の場だった鰐淵寺は、比叡山との関係が深まると天台寺院となります。
距離的に出雲大社にも近く、出雲大社で行われる仏事にも鰐淵寺に僧侶が務めるなど、
出雲大社と密接な関係も保っています。
本年は、三十三年に一度の本尊のご開帳が行われます。
今回の展示会は、出雲の地域の古代から中世にいたる信仰、
文化を知る上で貴重な宝物が展示されています。
千手観音坐像(平安~鎌倉時代)
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牛頭天王坐像(平安時代11~12世紀)
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女神坐像
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銅造不動明王像
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地下の映像室では、大徳寺大仙院の襖絵が上映されていました。
素晴らしい映像です。
1階休憩室より館外撮影
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特別展示が開催される明治古都館
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