今秋は未だホトトギスを観ていなかったので、浜松フラワーパークへ行った。
目的を果たしたので、バラやシュウメイギクを観ながら散策した。
この公園に山野草園はないが、植栽域でない斜面を縫う小径には、野草が多く自生している。フラワーパークに来て野草を観察するのも、園内に自然が残っていればこその楽しみ、決して酔狂を衒っているわけではない。
三連休の翌日の園内は人も疎らだった。
当てずっぽうにスロープカーと呼ばれる斜面モノレールに乗り、谷地の底に降り立った。
園路を辿り、ホトトギスが自生していそうな斜面に当たりをつけ、樹林の中のジグザグの小径を登る。
例によって探索は家内の役割り、老生ははなから探すのを諦めて後についてゆく。この齢になると、2歳の年齢差は大きい?
斜面を登り切った途端「有った!」と家内の声。ホトトギス数株を見つけていた。大した勘である。
目的を果たしたので、バラやシュウメイギクを観ながら散策した。
時節柄菊花展を開催していた。
菊づくりには少々心得ある老生、観ずにはいられない。実に様々な仕立て方があることと丹精の緻密さに感心するばかり。
1株でこれだけの花を咲かせるのは、並大抵のことでない。
それにつけても、これだけ菊の花が密な室内に居て香りが感知できないのは、どうしたことだろう?コロナ後遺症に罹っているのだろうか?
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