腰周りの筋肉のうち、疲労すると痛みを発する筋肉群のトップスリーは、大腰筋・腸骨筋・腰方形筋であるらしい。中でも、大腰筋は上半身と下半身を連結し、脚の筋肉の起動と体幹を支える長大なインナーマッスルなので、酷使されがちで疲労も溜まりやすいようだ。
深層にある筋肉なので、素人には手が届き難くく、疲労による痛みを取り除くのは容易ではない。大腰筋が張ったり縮めば、体幹の中心部に痛みの因を抱えることになる。これはマズイ。
老人は努めて大腰筋を疲労させないことが大切かと思う。
大腰筋が衰えると、体幹の靱性が低くなり、全身の筋肉に衰えが波及してしまう。いったん大腰筋が衰えると、元の器質・機能を取り戻すことは容易ではないだろう。短期で大腰筋を強化する決め手が無いからである。
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