しばらく前からときどき疼いていた奥歯が、週末になって猛烈に痛み出した。運悪く、かかりつけの歯科医院はその週の土曜日が休診日。丸2日間ひたすら歯痛に堪えなければならなかった。歯科医の顔を救世主のように思い泛かべ、ひたすら週が明けるのを待った。
そのようなときに限って外せない用事が出来、事情を知らない初対面の来客と応接することになる。痛みを毫も顔に表すことなく話し合うのは並大抵のことではない。たった15分の対話が、1時間にも感じられた。
歯痛というものは、痛みの発生源が脳に近いせいか、その働きを著しく損なう。意欲と集中力が失せて何事も手につかない。本を読んだりTVを見る気にもなれない。辛うじて食事だけは摂っていたが、食べ物の味が分からず、晩酌する気にもならなかった。
やはり医師の言いつけを守り、4ヶ月に1回の検診は励行しなければいけないと痛感した次第。
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