アサギマダラがフジバカマの花の上を翔び交う情景が観たくて、掛川市粟ケ岳の麓、倉真へ行った。
アサギマダラに会うのは10年ぶりぐらいだろうか。前回は、鳥羽市神島の最高所にある旧灯台手前の尾根の両側、当時は何の花か定かでない花(たぶんヒヨドリバナ)に群がっていた。その時は、サシバ観察が目的で、蝶は予想もしていなかった。
海を背景に乱舞するアサギマダラの光景は、人を夢幻の境地に誘うものがあった。光景の中心に白い灯台があるのが印象的だった。
数ヶ月前に妻が友人からもらったフジバカマ3鉢は順調に育っているが、今月に入って花に精気がなく、アサギマダラは呼べそうにない。来年、株数を増やして備えたい。
マーキングされた個体もいた。
このマーキングの普及によって、2000km以上もの蝶の渡りが確認できたとか。それでもこの蝶の渡りには謎が多く、未解明な事項が多いらしい。
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