年が明けて初めて、旧軌道跡を通り街まで歩いた。往復2時間約10kmの道のり。
遊歩道の西側の藪林は、浅く勾配も緩い。藪を透した先は光が溢れている。道の反対側には四階建てのマンションが在る。
今日は成人の日で、学生たちの自転車は通らず、道で遊ぶ子どもたちの姿も見かけない。歩く人はごく僅か、それも私を含め年配者ばかりだった。
地方の都市は、何処を歩いても超高齢化社会を実感させられる。この先まだ高齢化率は上がるというが、歯止めをかける政策は無いのだろうか?まさか無策とは思えないが、新聞もテレビも切実感をもって警鐘を鳴らさない。
前記事では10mほどのトンネルだったが、今回のはそれより長い約100m。昼間でも照明灯が点いている。いかにも間道に入るスリルがあるが、恐怖感を呼ばないのは赤煉瓦の効果だろう。
トンネルの先で道は浜松城の北辺に沿う。駅までもうひと息だ。
写真だと閉塞感が強調されています。
私は高所と閉所の両方が苦手、妻は閉所と尖端の恐怖症です。
CTスキャナーに1度もかかったことがないのは、閉所に加えて放射線恐怖が重なるめ。全く生きづらい世の中です。