こんなにNET情報が発達してもほとんど情報がない、RC飛行機のフラップの設定。
好調先生に聞きました。
セスナ型高翼機の場合、基本的にはフラップダウン時には頭上げ傾向なのでエレベーターをわずかにダウンとなるようにミキシングするんだそうです。
ただし、機体に寄りけりで頭下げを起こす機体があったり、何も起こらない機体があったりするので、最終的にはやってみないとわからないってことらしい。
ちなみに好調先生のこのセスナは、フラップダウンだけでエレベーターミキシング無しだそうです。
この機体は glassAir sportsman と言います。
フラップは送信機の3段スイッチでノーマル、フラップ小角度、フラップ大角度と切り替えるようにしてあります。
フラップ小の時エレベーター後縁で1mm程度のダウン、フラップ大の時でエレベーター後縁で2~3mmのダウンとしました。
偶然のたまもので、このくらいのミキシングでちょうど良かったです。
もしかするとミキシング無しでも良かったかもしれません。
急激にフラップが効くとまずいと思い、ディレーをかけて2~3秒かけて動作するようにしています。
ずいぶん前に飛ばしていたテトラの疾風90の場合は、フラップを出すと頭下げになりました。
当時は送信機ミキシングをよく理解しておらず、フラップを出すと同時に指ミキシングでアップに釣っていました。
今思うと何と高等な操作をしていたのでしょう( ^^) _U~~
なので、フラップは展示の時に作動させるだけで、実際の着陸時にはほぼ使って無かったです。
初代のアーバンはエアブレーキを出すとはっきりと頭下げでした。
(翼の落書きは墜落しないおまじないを子供が書いてくれました)
その後に作ったアーバンXCとKa-8はエアブレーキを出してもエレベーターミキシングは必要ありません、そのまま若干頭を下げますが加速することもなく降りてきます。
(初代のアーバンは重心位置が前目だった可能性がありますね、まだまだ初心者でしたので)
あまり良い例ではないかもしれませんが、RC機のフラップを使った時の動作の様子でした。
では離陸の時はどうなんだ?
という疑問が自分でも出てきます。
結論はRC飛行機の場合、フラップ無しで必ず離陸できるので、フラップを使うことの方が失敗リスクが確実に高くなってしまいます。
ですから普通は離陸時には使いません。