ピストンピンが抜けなくて「お手上げ」かなー?っと思ってたら、須磨模型店長さんがメールでピンの抜き方をわざわざ教えてくれました。「いつもブログ拝見してますよ~~」ってね。
やっぱり特殊工具がいるようです。
しかしその特殊工具の作り方まで書いてくれました。
目からうろこの工具です、模型店にある材料で作れます。
がぁ・・・・ここで書くわけにはまいりません。
もし困っている人がいるなら、ぜひとも須磨模型にお買い物に行って聞いてくださいませ。
そのSST(スペシャルサービスツール)を使いましても、不慣れな私は約1時間格闘しました。
最後はやや力業で抜きましたので、変形しています。(再使用はしないので問題ありません)
ピストンがエンジンから外れました~~~!
しかしながら今度はクランクシャフトからコンロッドが抜けません。
「はまっているだけ」のはずなんですが、抜けないのです。(抜け止め逆ネジビスはもちろん取ってあります)
コジルにしてもコジル取っ掛かりがありません。
店長にTELで聞いてみましたら、「普通は入っているだけなので抜けてくるんだけど、使い込んでるエンジンだと摩耗で段でも付いたかな?、温めてみた?」とのこと。
ドライヤーで3分ほど温めます。
3分程度でもやけどしそうなほど熱くなりますよ。
で、ソローっと引っ張ってみたら2mmほど浮いた!そこにマイナスドライバーで傷つかないようにコジルとちょっとづつ抜ける。
もう一度あっちっちにして、完全に抜けました!!
ということで、完全にばらけましたのでGT33のOHは峠を越しました。
個人的には、機械ものの修理はうまく外れるとあとは楽、と思っていますのでおそらく何とかなるというか、組みあがることでしょう。
部品は来週には揃いそうだし、無くさないように錆びささないようにタッパーに入れて保管しておきます。
自分は単気筒2サイクルでこんなに手こずってる、自動車エンジンを修理する人はすごいと思うね。
そうそう、みんなはこれが知りたいと思います。
自分でやるのと、メーカー修理とどっちがいいの??という質問には…
素直にメーカー修理が安心でいいと思います。責任をもって仕事してくれますし。
自分でSSTを駆使し、知恵を働かせ、時間を使い直すのは、難易度から言ってもあまりお得でないように思いました。
それでもいじりたい、くにちゃんでした。
チャンチャン♪