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漫画家本宮ひろ志の「国が燃える」の1シーン日本軍の機銃掃射を南京市民に行なっている一コマが確認できる。
これが悪意の捏造であり、その他にも下記の様な
問題点があったようである。
1.資料写真では膝から足首へとゲートルが巻かれていたのを、作中では足首から膝へとゲートルを巻いた様に修正して描写した。
2.女性の衣服を脱がし記念撮影を行ったとされる写真で、実際の写真にはない日本軍の制帽・肩章を追加している。さらに背景にある第三者の腕も削除している。
3.ナレーションに田所耕三の、現在は虚偽であるとされている証言を使用している。ちなみに『国が燃える』の中では、田所耕三の証言をさらに改竄しているとの指摘もある。
集英社は10月8日、「不適切と指摘された個所は検討を重ね、適切な処置と読者への経過説明をする」とコメントした。10月13日には「描写の参考にした写真は『ねつ造された』との指摘もある。そういう資料を使ったのは不適切だった」として、『国が燃える』の休載を発表した。
議論が絶えない南京事件に関することなので、日本軍を貶めるプロパガンダ漫画家であることは間違いない。
実際当時の海軍法務局は、「南京空爆に際して行なった予告は、専ら第三国人及び無辜[の市民]に被害の及ばざらん事を期した行為」と述べ、前日に空爆予告のビラを投下している。
機銃掃射などあり得ない。
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南京、漢口、重慶と逃げるように首都移転していくが、日本軍の爆撃としては重慶が最も激しかったということになっている。その理由としては国民党軍が内陸へ退却したこと、天然の要害の地であったこと、国民党軍が市街地に米国製対空砲火を持ち込んだことがあるようだが、被害者数は2500人からわずか数年で5万人迄増加している。
代表的な重慶爆撃の被害写真に下がある。
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このキャプションとして、空襲によって起こったパニックで4千人の市民が圧死し犠牲。
ご覧のように市民の犠牲者数は多ければ多い程、残虐性も上がる。重慶に国民党が逃げ込んだならまず市民の避難が先であり、あきらかに対空砲火を市街地へ置くことは市民をトーチカ代わりにする事に等しい。
重慶爆撃も「敵の最高統帥、最高政治機関の捕捉撃滅に勤めよ」とあり、アメリカ、イギリスなど第三国の施設への被害は避けるようにと厳命されていた。
しかしながら、上記の重慶爆撃激化の理由から
1940年の重慶爆撃の後半は絨毯爆撃やむ無しとなる。
真の戦争の恐ろしい所は理由はどうであれ当事国の捏造であろう。