竹田恒泰氏に対する質問にツイートで以下のようにお答えになっていました。
『現人神(あらひとがみ)というのは、神のような性格を持った「人」という意味です。天孫ではニニギ以降が神から人になったと考えられています。人のような神ではない。戦前の憲法学の通説では、天皇はあくまでも「人」とされていました。』
要するに現人神とは「神が人となって現れた」、または「神のように尊い人」、「神のように大切な人」と言えばわかりやすいのでしょう。
戦前天皇は神だったとマスコミの「人間宣言」はそう虚偽表示することであたかも戦前、戦中まで人々が神であると認識していたかのように印象操作するネーミングなのです。
この効果は日本国憲法の「象徴天皇」或いは宮沢俊義の8月革命説や「メクラ判を押すロボット」と相俟ってあたかも主権が天皇から国民に移ったように見せかけ国家元首の地位を曖昧にさせたのです。
小林よしのりの天皇論の一節に「戦前、天皇を神様だと本気で思っている人に出会ったことがない」とあるように皆無だったのかも知れません。
つまり、現人神は現人神であり、國體が護持されたのならば天皇陛下は変わらずに『神のように大切な人』であるのです。