皇族に宮号はあるが苗字は無い。
古来苗字は天皇が国民に与えたものであり、天皇とはそのような御存在なのである。
天皇は敬称ではないので天皇皇后には陛下をその他皇族には殿下を付けることが法律で定められている。
従って歴代天皇を総じて呼ぶのであれば天皇でも良いのだろうが、今上天皇ないし、今上陛下でもよいが、天皇陛下はお一人しかおられないのでやはり『天皇陛下』と呼んだり、表記することが正しいのだろう。
天皇や明仁天皇などと意図的に陛下を使わない者はあまりにも侮蔑的で名誉を毀損しているとさえ感じる。
天皇陛下に基本的人権を与えようとする近年の動きには戦後教育の皇室への尊崇に触れずに来た弊害と言えるだろうが、これこそが反日日本人の起源であり自虐なのであろう。
もう一度自分の苗字が授かり物であることを肝に銘じ考えて欲しい。