目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

今日はニューヨークの日だってよ。

2021-09-08 | 旅行

こんにちは😃

 

なんと今日はニューヨークの日なんだって。

 

どうして今日?

 

と思ったらその昔この地が植民地で無くなった日とか、、、、、

 

ニューヨークと言えば三十数年前のことだけど一年くらいマンハッタンで暮らしていましたの。

 

ニューヨークと言えば最近では眞子さまと小室さんが新婚生活を送るかもしれない場所ですよね。

 

眞子さまがマンハッタンを普通に歩いている姿は想像し難いですね。

 

マンハッタンでの思い出は多々ありますが、

今一つ思い出したのは

私ね、バスに乗っていてスリに遭ったんです。

 

といっても私は被害者ではありません。

被害者になりかけた、かもしれませんの。

 

ことの成り行きはこんな風でした。

 

その日私はハーレムに住む友人を訪ね、午後遅く帰宅するためにダウンタウン行きのバスに乗っていました。

暮れなずむ初秋の街を走るバスには多くの人が乗り合わせておりました。

私が乗り込んだ時に空席は無く、バスの奥の方で立っていると、

何となく後方近くに人の気配を感じふと眼差しを肩越しに後ろに向けると、

掛けていたショルダーバッグのファスナーの上に人の手が見えたのです。

ビックリして咄嗟にバッグを前に引き寄せました。

私のこの行動で作戦に失敗したスリはすぐに次の獲物を見つけたのか

手を引っ込めると同時に私の横を知り抜けて昇降出口の近くへ移動したのです。

おかげで私はシカトこの目でスリの正体を目撃することになりました。

あの人はスリだ、そう思うと軽犯罪とは言え犯罪者と乗り合わせていると言うだけで

少し興奮しましたが、

気になって、みるとも無く彼の行動を見ていると

なんと彼には仲間がいたのです。

その仲間に素早い目配りを送った瞬間を見てすぐに気がつきました。

合図を受け取った仲間は何気ない動きをして

獲物となった人とスリの二人を覆い隠すような格好に立ち位置を変えたのです。

こちらは二人の存在に気付いているのでその行動の意味がはっきりと見て取れました。

布陣を決めた二人組はすぐに仕事に取り掛かりました。

手にはコートを掛けています。

スリは掛けたコートの下からソーっと、

斜め前に立つ婦人のコートのポケットに手を伸ばし何かを掴んだようでした。

バスが次のバス停で停車するとその二人組は何食わぬ顔で別々に降りて行きましたが、

一部始終を見とても怖かったのを覚えています。

 

その時私はバスの中で一言も発することができませんでした。

本当に怖くてもしかしてまだ仲間がいるかもしれない、などと

バカなことも考えました。

バスが五番街まできて止まり、私もその婦人もバスを降りました。

私は思わず前を歩く婦人に声をかけずにいられませんでした。

すみません、私は今のバスに乗っていました。

そしてスリがあなたのコートのポケットに手を入れました。

何か取られているかもしれません。

調べてみてください。

怖くてバスの中で言えませんでした。

ごめんなさい。

 

そう彼女に言うと、

直ぐに確認して私にお礼を言ってくれたのです。

 

それがあの時の出来事の全てです。

 

犯罪を目の当たりにした事など日本では一切ありませんでした。

 

それがニューヨークでは身近に物騒な話を幾度も聞くのです。

 

私自身に危険な事はありませんでしたが、

日本で暮らすのとは違う緊張感があって

それがまた楽しかったのはやっぱり若かったからでしょうかね。

 

今はニューヨークへ行くより山にいた方がいいかな☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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我が心の故郷 インド

2021-04-30 | 旅行

私の心の故郷とも言えるインドがコロナで大変なことになっています。

心が痛みます。

何と言っても

インドは私に自信を持たせてくれた国。

日本では何一つ自信のなかった私に、

一人旅と多くの出会いを通して自分に自信を持つ手助けをしてくれたインドの国とその人々。

その国が今大変なことになっています。

コロナの大感染とそれによる多くの死者。

本当に胸が痛みます。

聞くところによると

インドで感染が拡大した要因の一つに

クンバメーラというお祭りが開催された事が挙げられています。

このヒンドゥー教のお祭りにはおよそ三百五十万人の人が集まったと報道されていますが、

恐らくその一・五倍くらいの人出だったのではないでしょうか。

コロナ以前は一億人とも言われています。

凄い。

日本にいたらそんな人の数、一生見ることはあり得ませんよね。

日本の人口ほぼ全部ですよ。

それがこのコロナ禍でいつも通り開催されたようです。

この祭りはヒンドゥー教の伝統と教えを守る修行者の祭りです。

修行者はサドゥと呼ばれ、この者達が全国から集まります。

見物客もね。

サドゥのことを少し話しますとね、

この人達はどこにでも自由に行ける権利を持っているんです。

一銭もお金を払う事なく、乗りたい列車に乗りたい時にタダで乗って良いと、

それを国が定めているのです。

凄くない?

それも当然、

このサドゥ達はまあ世捨て人のような者ですから、わが身を包むもの、最小限のものだけを

もちろんお金など持たないことになっています。

 

そしてまた、欲しいもの、必要な物があれば

持っているものにそれを分けてもらうことも出来ます。

大抵の場合サドゥの要求は断れないという世間常識もあるらしく

一度一緒にいたインド人が慌てて持ち物を隠しはじめこう言うのです。

サドゥが来るぞ隠せ隠せ、あいつらなんでも欲しがるから、などとね

乞食と言えば乞食かもしれません。

でも日本では乞食という概念もインドでは

喜捨という考え方に変わります。

 

持っているものは喜んでそれを持たざる者に分け与える、それが喜捨です。

それが人間の積むべき徳とする考え方と言えましょうか。

そしてまた、サドゥは

持つものにとって

分け与えるという徳を積む機会を与えてくれるありがたい存在、と言うことになります。

それが喜捨、喜んで与えると言う有難い意識じゃないでしょうか。

 

何であれ

国が後ろ盾となって守ってくれる修行者って凄いですよね。

宗教と政治を完全に分離しようと試みる我が国では考えられない事でしょう。

このクンバメーラという祭りはサドゥの師匠クラスの人達をはじめ全国から行者や見物客がやってきます。

 

六年に一度のこの祭りが四月の始めに開催されたんですね。

日本では信じられない人出です。

蜜も蜜、グチャグチャの人だかりです

それでも人は集まらずにおられません。

とはいえ

何百万の人が集まって病原が拡大しないわけがありません。

 

開催地は香の煙と匂いが立ち込めて至る所に神への境地を求めて修行する行者達が

あるものはただ立ち尽くし、ある物は伸ばし続けた髪の毛を体に巻き付け、

まあとにかく、想像を絶する猛者達が自ら選んだ修行の道を人々に見せつけるのだからその熱狂は物凄いものです。

残念ながら私は実際にその祭りに行くことは叶いませんでしたが、

インド滞在中、サドゥの姿はどこでもみましたし、その場の空気感は想像できる気がします

 

動画などでは何度も見た事がありますが、

四十年前から度々インドを訪れてその国の空気や匂いを知っている私には映像を見るだけで

その場の空気を想像できます。

たぶん

神との遭遇を体験できるかもしれないこの祭りに向かう人々は

コロナを恐れていないと思われます

むしろコロナにかかってもイイ、とさえ考えていた人が多かったのではないでしょうか。

とにかく、インドの国とその人々を知らない方には

決して想像できないその人生観や宗教観、生活習慣から人間としての美徳、

何もかも私たちが考えるそれと大きく違います。

こういう人達にソーシャルディスタンスって無理じゃないかと思われるのですよ。

なんといっても人口が十三億を超えていますしね。

 

インドへ初めて行った時に感じたことはその人の多さと国の広大さでした。

どこへ行っても人がいる。

街中も駅もバス停も人だらけ。

これには本当に驚きましたわ。

そんな国ですからね、今回の爆発的感染も避けられなかったことかもしれません。

それにしても悲しいニュースです。

 

そんな私の暮らす信州でもたくさんの感染者が出ておりまして、

特に諏訪地方が大変多いようです。

諏訪地方といえば諏訪神社。

御柱祭が七年に一度行われております。

昔から伝わる伝統的なお祭りですが、開催が危ぶまれているというニュースを見ました。

日本ではインドのような宗教観を持っている人はもう何処にもいないでしょうね

御柱祭もずっと守ってきた伝統を絶やしてはならぬ、という気持ちで続けて居る部分が

多いのじゃないでしょうか。

でもこのコロナ禍ではたぶん中止になるでしょう。

 

心の故郷と呼ぶのは

インドという国で私は人間としての資質を多く学んだと考えているからで、

日本にいては決して学ぶことのできない多くの経験をさせてもらいました。

本当に楽しくて刺激がいっぱいの旅でしたね。

 

人間として成長させてくれたのはむしろインドであったと言っても過言ない程です。

その心の故郷で多くの命が失われていく様を見ると

身内が亡くなったような悲しみを感じるのです。

 

コロナがこの先どう収束するのか、

誰にも分からないけれど、未来が明るいものであることをひたすら祈ります。

 

 

またいつか彼の国の土を踏みたい、そしてインドの人が時に見せるように

大地に手をついて多くの使者達に祈りを捧げたい☆

 

クンバメーラの動画を見つけたので次の回で配信します。

ビックリしますよ。インドを知らない人は。

よかったら見てみてね、☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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木曽駒ヶ岳周辺

2020-10-15 | 旅行

先日駒ヶ岳ロープウェイにて千畳敷カールへ、その後遊歩道を歩いて登り

頂上が見えるところまで行ってきました。

駒ヶ岳ロープウェイは標高およそ千六百メートルから二千六百メートルまで

九百五十メートルもの高低差を七分半で一気に移動します。

麓のバス乗り場からロープウェイ駅まで三十分ほどかけてバスで行きました。

駅を出ると目の前に広がる千畳敷カールと聳り立つ岩山。

 

神社もありました。

歩道脇の紅葉が綺麗です。

こんな岩場を登っていくと途中で雲の雲向こうに微かに見える富士山の頭。

 

宝剣岳にかかる月。

ここは尾根に上がる最後の階段でここを登り切ると

でも此処はまだ木曽駒ヶ岳の山頂じゃ無いのです。

 

今回はここまで。

木曽駒の山頂はも少し先ですが、家人の足もここまでが精一杯の様でした。

ゆっくりゆっくり、休みながらも良く登ったと思います。

天晴れ☆

 

 

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駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールへ

2020-10-13 | 旅行

こんにちは😃

今日は夏日になってます。部屋に射し込む日脚も長くなっている分、

今日はそれが暑すぎるのです。

昨日のお天気も最高でした。

昨日は駒ヶ岳ロープウェイに乗って

標高二千六百メートルの山の上まで行って来ました。

紅葉が綺麗でした。

近在に在住しては

居るものもこのロープウェイに乗った事が有りません。

一昨日、もうすぎ関西へ帰るGちゃんと最後にどこか行きたいね、と話しているうちに

ロープウェイに乗って二千六百メートルまで上ってみようか

と言う話になったのです。

夕方現地の天気予報など下調べをして

夜になって決行する旨の電話をかけました。

上から見た千畳敷カールです。

翌朝は七時に家を出て高速にて駒ヶ根市へ、それからロープウェイ乗り場に向かうと

既にたくさんの人がバスを待っていました。

月曜日だから空いているかと思ったのに

当て外れでしたわ。

さすが人気の観光地ですね。

バス待ちの人の中にはgo to トラベルを利用して来ている人が多かったようです。

シニアが多かったのはそのせいでしょう。

もうちょっと早く行けば静かだったかもしれませんが、

そしたら昨日の素晴らしい景色にはお目にかかれなかったでしょう。

下界はまだまだですが山の高いところは真っ盛りでした。

天気予報を見ると

山は昨日が最後の夏の日だったようです。

今日の天気は曇り、その後気温が急激に低くなっていく予報でした。

昨日は気温的にも最高の一日だった気がします。

予報で見ると案外気温が低いので、ダウンのジャケットやセーターなど

暖房着をリュックに詰めて行きました。

でも日中は全く必要なし、急坂を上り切ると下から吹き上げる風が冷たくて

ジャンパーを羽織りました。

夕方、下山少し前になると冷えて来て結局持っていったものを全部身につけましたね。

日がかげると急激に気温が下がります。

山を甘くみては行けません、とあちこちに注意が書いてありますがその通りでしょう。

二千六百メートルのロープウェイの駅からさらに木曽駒ヶ岳の頂上まで

およそ三百メートルの差が有りますが

そのうちの三分のニは角度六十度くらいの急斜面を登っていかなければなりません。

二百メートル以上あるガラガラの岩の登り道は

整備されて遊歩道のようになっていますが

道は石ころがゴロゴロで歩きにくい道です。

途中かなり息が切れる場面もありながらなんとか登ったけど、

家人が上り切った事が驚きでした。

ゆっくり、ゆっくり休み休みの登り道、

途中でくじけるんじゃないかと思ったけどよく頑張りました。

歩く事が大好きな人だからとても嬉しかったようですよ。

良かった良かった⭐️  

 

 

 

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柿其渓谷

2020-10-03 | 旅行

昨日は信州木曽の柿其れ渓谷へ遊びに行って来ました。

素晴らしい秋晴れのお天気で渓谷の澄んだ水と

その美しい水の色に癒されて来ました。

いつも遊びに行くこの辺りの川も

結構綺麗ですが柿其れ渓谷は木曽川に注ぎ出る支流のかなり上流なので

川底にほとんど泥砂が混じっていません。

ほとんど大きな岩と石で覆われているせいで水の色に濁りがないのです。

駐車場から一番近い滝まで四百メートル。

川のそばの遊歩道を歩いて行きました。

帰りはラドンの鉱泉風呂と岩魚の燻製定食を楽しみました。

情緒を理解しない人は

定食の中身とお風呂の値段に満足できなかったようです。

日本人三人は

山の中の鉱泉宿で出されるものなんてこんなもんでしょう、という

妙な納得感で不満はありませんでした。

けれどもよく考えてみると

ナスといんげんの煮物が少し入った小鉢、紫蘇の実づけがひとつまみ、

おそらく市販品のうずら豆の甘煮が六粒、小蕪の漬物小皿、

キャベツだけのコールスローサラダ、

そしてイワナの燻製がメインです。

あとはご飯とキノコの味噌汁がついて千三百円です。

皿数は多いけどどれも量は少なめでした。

味噌汁さえお椀の半分くらいです。

 

よく考えれば高いような気もします。

小皿類も含めて全て作り置きできるもので構成されているのです。

山の中ならこんなもんだろうと言う、

お客の忖度を期待しているわけではなかろうが、

私たち日本人は自分の払うお金に見合った代価を得ているか

あまり考えていませんでした。

昨日の食事が高かったのか安かったのか、

判断は難しいところですが、

リピートはないかな☆

 

こちらをクリックしてみてください。

http://www.shinshu-tabi.com/kakizore.html

 

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