目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

永の訣れとなりました。

2023-11-16 | ねこ
日が沈み、辺りは薄暗くなって来ました。

ラクシュミは帰ってきません。

永の訣れの時が来ました。

ここ二、三日何度も今がその時かと思う瞬間があり覚悟は出来ていたつもりです。

実は昨晩も一緒に布団に寝ながら、もしかして冷たくなってしまうかも、などとも考えました。

冷たくなった生き物が自分の横に居ることを想像して複雑な気持ちでしたわ。

十数年前の事ですが当時飼っていたカーリーという黒猫が亡くなるとき私達は彼女の死を看取りました。

ガンのため腫瘍があちこちに転移して最後歩くのも大変な状態でした。

最後の最後にカーリーがヨロヨロと外に出ようとした時、私達は彼女を止めることが出来ました。

私達の呼びかけに戻ってきたカーリーはキッチンの床に横たわりそこで息絶えたのです。

カーリーは最後の息を吸ったあと小さく体を震わせそして逝きました。

カーリーの息が止まった瞬間、眼の前にあるのはただの亡骸でもうそこにカーリーは居ませんでした。

それはとても不思議な経験としてハッキリと記憶に残っています。

魂の抜けた亡骸はカーリーであってカーリーでは無い、という感覚は体験して初めて判ること。

今回ラクシュミとの別れもなにかそういった経験をさせて貰うような気持ちがありました。

こういう形で永のお訣れが来ようとは驚きです。

ラクシュミの病気は余りに突然でそれだけに悲しみも倍増です。

今夜は家事もする気にならないのでラクチャンの冥福を祈り歌を歌うことにいたしましょう☆



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ラクチャンは決めた

2023-11-16 | ねこ
私の愛猫、ラクシュミの姿が見えません。昨日、一昨日と何度か姿が見えなくなって心配しましたがそのたびに何処かでうずくまって居るのを見つけ家の中に連れ戻して来ました。

昨日ドクターに見てもらった結果は最悪のもので、もう無理かもということでした。

それでも点滴をした後は頭をもたげ少し元気が戻ってきたようにも見えたので、
昨日の晩は久しぶりに一緒の布団で横になりました。

ラクチャンは布団に入る時いつもニャン、と一声出すので右腕で軽く布団を上げてやると頭から入って来て中で方向転換。

横に下ろした私の腕に両手を並べそこに頭を置いて寝るのがお決まりでした。

こんな事他の猫がやったのを見たことがない、と思われる変わった事を色々やって見せてくれました。

好奇心がいっぱいで興味を持ったらやらずにはいられない、でも面白くなかったら二度とやらないのでした。

昨日の晩は途中で布団を出て隣においた猫ベッドに寝ていたようです。

朝になったトイレにおきた家人がラクチャンの姿が見えないので探すと外の猫用の水場の前でうずくまって居るのを見つけてくれました。

猫ベッドには大量のオシッコがしてありました。

点滴をしたので体が反応したのでしょう。

ラクチャンの病気は急性腎炎です。
私達が旅から帰った時にはもうオシッコが殆ど出なくなっていたのです。

実は旅の前、
ラクチャンのオシッコの回数が多いのと水をよく飲む事などでドクターに相談していました。

血液検査もして腎臓が、悪いことも分かつて居たのです。

旅に出るその日まで普通に元気だったのでまさかその四、五日てここまで悪化するとは思っても居ませんでした。

ラクチャンは今朝私の膝の上で暫くの時間を過したあと自分から猫ドアをくぐってヨロヨロと外の水場まで行きました。

水を飲みたいのに飲めないのです。

私達が少し離れた場所で作業をして戻るとそこにもうラクチャンの姿は在りませんでした。

水場にうずくまる姿を見たのが最後です。

もうそろそろ日が暮れようというのにラクチャンは帰って来ません。

私にバイバイも言わせずに行ってしまったラクチャン。

今、家人が家の周りを探しています。

多分無理でしょう。

彼女は覚悟を決めたのです。

やると決めたら何が何でもやるのがラクチャン。

明日は午後から冷たい雨が降る予報です。

どうか神様雨が降る前にはラクチャンを
天国に召し上げて下さいますように、


さっきから思い出が走馬灯のように蘇り
涙があとをたちません☆




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