今朝は冷え込んで初氷の朝となりました。
今朝は氷点下になった山里は晩秋を飛び越え初冬の趣きです。
今もピーカンの空が広がって散り残った紅葉が透き通った光に輝いています。
今朝は氷点下になった山里は晩秋を飛び越え初冬の趣きです。
先週出雲大社に行った時はまだ夏の陽気だったのにね。
出雲大社といえば大黒様ですよね。
先日大黒様の歌の話をしましたが、
,因幡の白ウサギってどんな話だったのかまでは覚えておりませんでした。
そこで、早速調べてみましたよ。
ネットは凄いね!
直ぐに出てきました。
ウサギはサメを騙して皮をむかれた、そこは知っていたけれどその理由までは覚えていませんでした。
改めて読んでみて驚いたのは大黒様イコール大国主命には兄弟神がいたのです。
隣国に居る美しい女神に会いに行く途中に白ウサギに出会った時の話なのです。
大国主命は兄弟の中でも一番下の弟でした。
大きなふくろを肩にかけていたのは
みんなの荷物を持ってあげていたのです。
大国がウサギに会った時、ウサギは泣いていました。
大国が理由を聞くとウサギはこう答えました。
私は海の向こうの島に住むウサギです、
こちら側に渡りたくてサメを騙してやって来ましたが、あと少しという時に嬉しくて策略を自ら喋ってしまったのです。
怒ったサメに皮を剥がれアカ裸で泣いているとそこへ貴方の兄様達が現れました。
兄様たちは、海へ行って体を洗い日に乾せば治ると、そう言ってウサギに教えたのです。
ウサギが言われた通りにすると塩水が体にしみてもっと痛くなりました。
前よりも痛くなったウサギが大泣きしているその時に大国と出会ったのでした。
大国は可哀想に思い、真水で体を洗い蒲の穂綿に包まる事を教え、ウサギが言われたようにするとたちまち元の白ウサギ、チャンチャン。
と、まあそう言ったお話ですがこの後大国は例の美しい女神に選ばれて結婚します。
女神は優しい大国を選んだ事はヤッパリ優しい人が良い、という教えなんですね。
神話だから。
それとともに学ぶのは神様の中にも意地悪なのが居るって事。
大国の兄たちがウサギにした事はイジメじゃないですか。
酷い話しです。
大国の優しさを語る前に
兄たちの酷さを何とかしろよ、ってレベルです。
日本の神話にはイジメの神様まで居ったとは驚きです。
この兄様達はこの後どんな生涯を辿ったのか、古事記には書かれてあるのでしょうか?
出雲大社にお参りしたお陰で思い掛けず神話の世界に触れ懐かしく思っていますが、少し下の世代になると神話何て聞いた事もないって感じなのかしら?
大黒様のうたを知っているか、知らないかで世代のギャップを感じる今日この頃なのであります☆
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