目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

障子貼り

2021-10-29 | 日記

今年も障子の貼り替えを始めました。

毎年この時期です。

これより遅いと寒くなって障子を洗うのが辛い仕事になるからね。

 

今年はいつまでも暖かいので水を触るのがちっとも嫌ではありません。

有り難いよね。

 

障子を洗う場所が午後二時をすぎると日陰になるのでいつもその時間までに洗い終える様にしているのです。

なのに今年は日陰でもそんなに寒くないので余裕です。

障子を洗うという行為が好きですね。

 

 

一年に一度、障子戸をたわしで擦って水洗いするって気持ちが良いのよ。

壁は取り外して洗えないけど障子は洗えるし、紙を張り替えれば真新しくなるのです。

貼り替えたばかりの障子は本当に綺麗で見ると心もピンとする気がします。

左側は少し皺が寄ってますが、

紙が新しいので家の中に新しい風が吹く様な新鮮さを感じますよね。

面倒だけど好きな仕事かな。

いつまで立っても上達はしないのよ、一年に一度の仕事だから。

 

障子を洗う時にはいつも子供の頃の子を思い出します。

裏庭に井戸がありました。

 

そのポンプ式の井戸には水の受け口は、丁度障子一枚分が寝かせられる形状になっていて

今頃の時期になると障子をその井戸で洗っていたのです。

十歳くらいまでの記憶でしょうか。

 

今でも障子を洗いながら毎年その記憶を甦らせていますが、

障子を横に倒して水に浮かせながら洗えたら気持ちがいいだろうな。

そんな場所が欲しいです。

 

障子を貼る時に一番難しいのは紙の幅です。

障子の枠の長さが二十八センチ弱で、紙の幅は二十八・二センチです。障子のサンギリギリに貼らなければならないのです。

なかなか難しいんですね、これが。

 

でもね、プロに頼むと障子一枚二千八百円もするのだそうです。

うちは二十八枚もあるから一体いくらになってしまうのか、

ざっと見積もっても八万円くらいかかります。

障子を変えるだけで家賃より高いお金が出ていくなんて、

信じられないし、払いたくない。

ですよね。

気温が高くて日が高いうちはノリがすぐに乾いてしまうので紙を貼るのは夕方にします。

糊は一番安い袋入りを水で伸ばして使うけど

伸ばし具合が肝心です。

ワンタッチ糊見たいのもあるけれど私は自分で加減を見るこのスタイルが好きなのよ☆

 

 

 

 

 

 

 

 


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