大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

障がい者雇用

2013年10月26日 | 日記

 先日、知的障がい者を主力として雇用している株式会社きると取締役の入部氏をゲストスピーカーにお招きし、障がい者雇用制度や障がい者雇用の現状について講義していただきました。

 株式会社きるとは、兵庫県の伊丹市や大阪府の豊中市などの協力を得ながら2011年に設立された株式会社で、おもに資源化物の分別作業をおこなっている。現在、従業員は53人で、その多くは知的障がい者である。

 資源化物の分別では、とくに資源化ゴミの中から異物を取り除くことが重要な仕事であり、異物が残る比率を一定水準以下に抑えないと契約破棄や数千万円単位の費用負担が求められるという。障がい者を雇用している会社でも、この水準は変わらない。しかし、きるとはこの水準をクリアし、現在、さらにその水準をあげることを会社、従業員一体で追及している最中だという。ちなみに、これまで離職した方はゼロだということで、それがもっともよく働く方々の会社に対する見方をあらわしているように思われる。大変勉強になるお話でした。お忙しい中、講義に来ていただきました入部氏に深く御礼申し上げます。