大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

米中首脳、G20会談で合意

2019年06月19日 | 日記

— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) June 18, 2019

 2019年6月18日(火)、トランプ大統領はツイッターで習主席と電話会談をおこない、G20大阪サミットで首脳会談をおこなうことで合意したと発表した。

 またツイッターでは、会談に先立ち(中断されていた)実務協議を開始するとされている。

 2019年5月10日にアメリカが中国からの輸入2000億ドル分(22兆円分:1ドル=110円)の関税を10%から25%に引き上げてから両国の貿易協議は中断したままになっている。

 それ以前には、劉鶴(リュー・ホー)氏が率いる交渉団とライトハイザー氏とミュニーシン氏が率いる交渉団がワシントンと北京を交互に訪問し交渉をおこなっていた。

 次回の交渉は北京で開催することが決まっているが、現在までのところ開催はなされていない。

 ライトハイザー氏とミュニーシン氏がG20までに北京を訪れることになるのかどうか、またそこでどのような交渉がなされるのかが注目される。

 

2019/6/20追記

 WSJによれば、ライトハイザー氏は2019年6月19日、上院においてG20大阪サミットで中国の要人と会談する可能性を示唆した。