平等院を出てJR宇治駅の方へ行くと縣神社があった。600年を経た椋の神木が見上げるばかりで静かな歴史を感じる神社であった。
いつのころからか6月になるとこの椋の木に「森の賢者」ふくろうがやってくるそうな。
縣神社の奇祭としてこの梵天を街中を神輿のように走り回り、そのあいだは街は灯りを消して暗闇に包まれる。縁結び安産の神とし信仰がある。
白い鳥居をくぐって街道に出ると、お向かいのお茶屋さんの店先に菖蒲の咲いているのを見つけた。
久しぶりの遠出で長い籠りの生活にもちょっぴり光が見えたような楽しい一日だった。