もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

新マイクロスコープ・・・その4

2020-06-05 22:47:53 | 

シャッタースピードの選択不能なマイクロスコープでは、曼脚がボケてますが・・・0.3mm程のフジツボです。

先週、ポツンと干潟で捕まえた小ボラを入れていたバケツの水の中におりました。

バケツに付着していた訳でも無く、ごみ・藻・植物プランクトンの死骸・・?何だかモヤモヤとした中でこれ1つだけが横向きで動いておりました。

何とか上向きに止められて観察出来て、フジツボと判明しました。

で・・・またしても???がいっぱいです。

 

フジツボの種類が分からないので、ただの憶測ですが・・・

①ノープリウスから、このフジツボ型になる時には、付着するのが普通ではないでしょうか?

 (なぜ、ごみの中を漂っていたのでしょうか?)

 (付着していない姿に違和感がなく、フジツボ型になってからもある程度の期間は浮遊してから正式に固着するタイプとか・・?)

 

②この海水、8日前に海面からバケツで汲んだだけなのに、その中にキプリスがいた?

 あるいはノープリウスがこのバケツの中でキプリス⇒フジツボ型に変態した?

 

③ほんの500ccほどの海水にでもいないとは言えないモノの、寄生性カイアシのように小ボラに付いていたのでは?

 あるいは、食べられたものの、吐き出されたり、消化されずに復活したとか?

それにしても・・こんなにも小さなフジツボは初めてでした。これも、継続課題ですね・・

 

シフォノストム目カリグス科と思われるものの、干物ではない死体もありました。

干物では尾が縮んでいましたが、この写真なら、カイアシらしく見えます。

 

尾の拡大に・・

 

頭側です・・・

 

以上、8日放置していたバケツの海水の中からでした。

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

 

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葛西水族園の紹介・・・

2020-06-04 20:57:17 | おすすめ?

鳥羽水族館紹介の評価が良かったようなので・・・調子に乗って、「コストパフォーマンス世界一」と言われる「葛西水族園」についても、独断と偏見だけの紹介をさせて頂きます。

一押しは写真の「なんとか・・ノトセン ?」等の南極・北極コーナーです。

以前?は、血液にヘモグロビンが無い透明な血液のコオリウオ科がいたみたいで・・・行く度に(数回だけですが・・)、水槽にかじりついて見ているのですが、毎回、どれが透明な血の魚かわからず・・・写真だけ撮って帰ってきてます。(事前の再確認が足りないだけとも言います・・)

展示されているのは皆、ノトテニア科なんですよね・・

この地味な魚のどこが一押し? と言われそうですが・・・

普通にしか見えない魚の生態についても、図鑑に載っていない情報がHPで更改されている為、「なるほど・・・」「是非、生きている本物を見てみたい」という気持ちにさせられ、悶々とした日々を重ねた上で見に行くからです。

イモムシの教科書( 2019年4月26日 安田守氏 文一総合出版←すごくお勧めです!)に書かれている「・・様々な情報が重なって見えてくると、地味にしか見えないガが、特別な・・お姫様に・・見えてくる。」の気持ちと通ずるもののような気がします。

 

例えば、5.22の「"家"を背負ってくらすヤドカリの話」の記事を読むと、先日のぽつんと干潟で、陸を歩いていたホンヤドカリ(記事とは種類が違いますが・・)にも同様な事情があったのか?と、また干潟に行ってみたくなります。

お嫁さんを運ぶホンヤドカリ」(2003年5月9日)では、それまで感じていたオスの身勝手なイメージ(メスを引きずり回す)が、メスに振り回されても頑張っているんだなぁ・・と応援したい気持ちになったのを覚えております。(*是非、リンク先の記事をご覧下さい)

 

南極・北極コーナーに戻ります。

始めてみた時は、「えっ、〇ーラカンス?」なんて思ってしまった・・・

ライギョダマシの標本もあります。

大変なんだ・・・系の紹介もナカナカです。

 

いきなりマニア系のネタから始めてしまったので、サクッと概況も・・・

国内有数の規模でありながら入場料は大人700円。TDLの江戸川対岸に位置し、数々の学術的な発表から、逃げたフンボルトペンギンが東京湾で暮らした後、職員に素手で捕獲されて戻るという話題まで、とにかく想像を絶する水族館です。

(東京までの旅費を入れたら、コストパフォーマンスがとても低くなってしまうことと、何かのついでにサクッと見られるような軽い施設ではないという問題もありますが・・・)

クロマグロ・・(私が載せる必要もありませんが・・)

 

ミナミハコフグ・・(この手は、ハリセンボン同様に外せません。)

 

ウミガラス・・だったよな?? ( 空を飛ぶ鳥の水中が、ペンギンのように見られるのです!!)

 

最後に大規模リニューアル情報を・・・

(個人的には、古くて狭いから260億かかるけど2026年に向けてやっちゃおう的な計画に感じますが・・・)

 

冷静に考えると、水族館は非常に難しい施設であり、「おおっっっ」とか「すげぇー」なんて歓声が上がるような方向を目指すならバーチャルでいいだろう・・になりかねず、社会の矛盾の縮図のような気がしますが・・・

生き物を見られる施設は本物がいることに意味があると思います。先の南極生物等を東京で飼育展示するような非日常を支える人たちの声が生かされた改築になることと、「ちょっと行ってみない?」と気軽に言えるような施設になる事を願うばかりです。

 

更に、無責任な余談ですが・・・

同敷地内に作ったオリンピックのカヌー競技施設の急流に魚を入れたり、大学や研究機関等を誘致して研究や会議室スペースを作ってもらったら? とも思います。(東京海洋大学を移転させて、品川の土地を運用すれば・・等々(笑))

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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新マイクロスコープ・・・その3

2020-06-03 20:29:41 | 

 シフォノストム目カリグス科と思われるものの・・干物での裏側です。大きさは2mm程。

形はカイアシよりもチョウ類に似た丸型ですが、甲羅?が複数に分かれており、チョウ類の吸盤が見当たりません。

 

続いて、吸血性無脊椎動物・・・先端の赤いのは・・・昨夜の私の血でしょうか?

 

顔・・叩き殺していますので、形状に損傷があるかもしれません・・

全体画像は自粛しておきます。

 

本日投函されていた、あの2枚入りの布製マスクです。

評判のようにダニがうじゃうじゃなら楽しいなぁ・・・と期待したのですが、キレイでした(笑)

 

名古屋港水族館のHPに、水族館生まれのアカウミガメの産卵や、

エンペラーペンギンの産卵が紹介されていました。( ←なんと・・動画もあります!!! )

エンペラーペンギンの雛が今年こそは孵化してほしいなぁ・・・と願っております!!

 

ちなみに今回産卵したアカウミガメ(97-11)のおかあさんNo.6は、4,000個以上の産卵実績を持つ、公益財団法人日本動物愛護協会から「日本動物大賞・功労動物賞」を受賞した凄いアカウミガメです。( 2016年8月の朝日小学生新聞の記事です)

(どうでもいい話ですが・・・私、名古屋港水族館のウミガメなら、タイマイのオスのNo.20とNo.17をのぞけば、他の個体は識別できました(笑)・・・もう忘れてるかもしれませんが、壁に貼ってあった識別ポイントと見比べながら、20分くらい見ていれば何とかなると思います。)

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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またしても・・・違ってました。。

2020-06-02 21:37:14 | 

昨日の最初の写真ですが・・

大塚攻先生の「カイアシ類・水平進化という戦略」NHKブックス

を見ていたら・・・カイアシの一種 ( シフォノストム目カリグス科 )・・魚類寄生虫グループで470種ほど記載・・・の仲間だと感じました。

・・こちらも参考情報です・・

鳥羽水族館 飼育日記「ウオジラミ」

水産実験所 「カイアシ類とは?」

 

間違うことはさておき・・・正しい知識を得られるのは嬉しく、できればもう少し、

「実はこんな特徴があって・・」

「こんな魚にはこんな奴らが・・」

なんてあたりまで、諦めずにぼちぼちと調べていきたいと思います。

 

で・・・本日は、マニア系生物の写真を続けるのは自粛して(笑)、今年の桜の写真を少し紹介させていただきます。

定番ですが・・メジロ桜

 

メジロ仲良し・・

 

ソメイヨシノ

リンゴのように・・緑の葉っぱがあるタイプ

 

以上です。本日もご覧いただきありがとうございました。

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新マイクロスコープ・・・その2

2020-06-01 21:56:59 | 

今回はマニア系です・・

マイクロスコープで、先日捕ったボラの稚魚に付いていた・・寄生種と思われます。(大きさは1mm程)

家で調べられる文献からの推測では、鰓尾綱(チョウ)といわれる海中の節足動物の一種ではないか?  カイアシの一種シフォノストム目カリグス科のようです。

図書館の再開が発表されましたが・・・「30分で退出しろ、机は使えない」とのことなので、詳しく調べるのは先送りです。

 

ボラの稚魚の顔(正面やや上から)のアップです。

上からマイクロスコープの光を当てたら、メラニン色素?と思われる点々が青色に輝きました。(まさかこんなところにも構造色? )

LEDに原因がある(白く見えるけど青系が強い等色が付いている)気がしますが・・・

 

下からの光だけです。

 

上から少しだけ光を当ててます。 一応、鼻の孔・・前鼻孔と後鼻孔がわかります。

 

顔を下から・・あれっ・・白い腹が青くなった・・。。スイマセン、やはり・・LEDの光色に原因があるようです。

 

尾びれ・・・何だか化石のようで、お気に入り系の写真です(笑) 

ちなみに図鑑にあるボラの尾びれは、先が尖っているんですよね・・・

 

使用2回目にて、内臓LED光には青い色が生じることと、画像サイズはこれが最大という悲しい現実の他、付属のスタンドが思いの外使いやすいことは収穫でした。

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

コメント (2)
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